旅日記 京都大原2 

こんばんは。
いかがお過ごしでいらっしゃいますか?
夕方の涼しい風に、ほっと我に返る毎日です。

大原3人旅の続きです。
雨は激しくて、さすがのかしまし元娘3名も黙って歩きました。
三千院は広いです。
お宿は、三千院の門前ですのに、びっしょりと濡れて到着いたしました。

古い建物のお宿です。
立派な広い玄関はしいんとして、人気がないのに、スリッパだけがずらりと並べられていました。
音楽もかかっていないし、お宿の方と私たちがいるのに、それでもしんとしていました。
しんとしているって、単に音がしないということではなくて、雰囲気なんですね。

旅館中がとても静かでした。
旅館選び、失敗しちゃったなあ。
うう、せっかくの母と叔母との旅行なのに…。
せめてお料理に期待することにしましょうと、気持ちを励まします。

お料理は、大原女の支度をした女性が一人で運んでみえました。
お食事も、静かな雰囲気で始まりました。
さすがの私も、旅館の静かさに圧されてしまって、
うわあとか、ステキとか言ってはしゃぐことができません。

次々運ばれてくるお料理は、どれもとても美味しいものでした。
京懐石といいながら、どこか鄙びた雰囲気があるのですが、それでもとても上品で、丁寧に作られていました。

鮎、炊き合わせ、湯葉、はも、
驚くほど美味しい茶碗蒸し。
ちょっと意外な盛りつけ。

いただきながら、私たちは次第に幸せにな気持ちになっていきました。
大原女の彼女に、地元の柴漬けのお話などをうかがったり。
最後のご飯の美味しさときたら。

私たちは、お腹も気持ちもすっかり満足いたしました。
はしゃいだりする感じでなく、落ち着いた良い気持ちでした。
全体に全く愛想の無いお宿ですのに、本当に丁寧にもてなしていただいた感じがいたしました。

翌朝、精算の担当の方が、思わずのイケメン♪
タクシーを待つ間、広い玄関で写真を撮っていただいたり。
おかみさんが、朝食の万願寺シシトウのお漬け物は自分が漬けたのだと話して下さいました。

そういえば、このお宿の方々、このイケメンの方も、大原女の方も、どこか浮き上がった感じがいたします。
ささやかな違和感があるのです。
この沈んだ古い建物のせいでしょうか。

ああそういえば、大原では、少し浮き上がって見えるほど真面目そうな方々によって、
何もかもが、丁寧に、静かに行われていました。

あのお豆腐料理のお店の母娘もそうでした。
寂光院の説明をして下さった方も、
三千院でお茶を運んで下さった方も。

母が、大原の土地柄というものだろうと申しました。
なるほどでした。
大原は佳いところです。

京都市街に向かうタクシーの中で、母が、三千院を出た後の雨は、いろいろを洗い流してくれる雨だったねと言っていました。
その時は、ぶつぶつ文句を言っていましたのにね。
母が、旅を喜んでくれている様子なのが分かって嬉しくなりました。

2日目は、京都お買いものツアーです。
雨も上がって、それほど暑くもなくて、上々です。
三条通のレトロビルの中のボタンのお店「idola本店」、
叔母の趣味は洋裁です。
とても腕が良いのです。
このたびの旅行の支度も、バッグも、全部お手製。
ちょっと北欧風のモダンなデザインでした。

立派な建物の「宮脇賣扇庵」で気取った感じの根付け。
それから「崇山堂はし本」はとても楽しくて、
夏の絵はがきやら何やらをたくさん。
次に京都の手芸店と言えばここ「ノムラテーラー」。
我を忘れて布地選び。

大急ぎで京都駅。
大あわてでお土産のお買いもの。
帰りの新幹線で、柿の葉寿司にまたまた大満足。
一泊二日は短いね、って話しながら、広島駅で別れました。
次は二泊でも大丈夫かもしれません。

ママ、おばさま、ありがとう。
私は、旅行中、ずーっと幸せでした。

ところで、おとなびパスは3日間有効。
明日もグリーン車乗り放題できるって思いましたけれど、翌日はやっぱり家でゆっくりいたしました。

先日、父が、データで送った写真を、現像して郵送してくれました。
私が、娘のような表情で写っていました。


参道は海より壇ノ浦春景     ここ




[2017/07/18 22:53] 旅日記 | トラックバック(-) | CM(0)

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