さくらんぼ 

こんにちは
あんまり風が気持ちいいので、家の中にじっとしているのがもったいなくて、庭のウッドデッキに出て本を読むことにしました。
日よけに、大きな農作業用の麦わら帽子をかぶって、首にタオルを巻いて、農作業さながらです。
筆耕ならぬ読耕?
昭和の初めの子どもたちの綴方を読んでいきます。
キトリがそばに来て、また眠り始めました。

そしたら、庭の外から「さくらんぼ、とりにおいで」って。
うれしい。
二、三日前から、さくらんぼの赤い色が、二階の机から見えていたのです。
上から見ては、食べたいなあって、鳥かごにいる小鳥気分でしたから。

大きな木が二本、ちょっと離れて小さいのが一本ありますから、いくらでもあるように思えます。
つやつやして、やさしい赤色のさくらんぼ。
少しだけ甘くて、すこしだけ酸っぱい。
食べてはプイって種をはきながら、赤い実を持参の紙袋に入れていきます。

「姪っ子が今度結婚するんよ。もう両親ともおらんけ、心配でね。」
「え、まだお若いですよね。」その子のことなら、ちょっとだけ知ってる。
「もう、25よ。妹が死んでから、3年してお父さんも亡くなったけえねえ。」
濃い緑になった桜の葉と、さくらんぼの赤い実。

枝を低く伸ばした大きな桜の木の下でふたり。
いつも薄い花柄のエプロンとズボン。
母と同じくらいの年齢かな。
「こういうの、ずいたれって言うの、知っとる?わたしゃ、この辺の生まれでないけ知らんかったけど、ご飯とご飯の間にものを喰うってね。」

紙袋はいつのまにか、さくらんぼでいっぱいです。

ランドセルの子どもたちが、集まってきました。
「おばちゃん、とって食べてもいい?」

木から実を採って、その場で食べた思い出は、きっといつまでも残ります。





[2007/05/14 18:15] 日記 | TB(0) | CM(6)

相互リンクできましたね!

●リンク設定ありがとうございました。光栄に思います。今日、瞳お母様からご丁重なお手紙を戴きました。持参した写真や系図のことも記してありました。私の母の思い出話など懐かしくそれから甘酒のことも・・・お母様には幼い頃から随分とお世話になりましたよ。
ありがとうございました。よろしくお伝えください。頓首。

shimigalleryさん、こんばんは。
うまくリンクできたのが、お手柄で、ほめられた子供のような気分です。
母には、コメントを見るように伝えます。ありがとうございました。
[2007/05/14 22:58] ここ [ 編集 ]

こんばんわ。
 キトリって、どうしてキトリって名前なんですか?
もしかして何かの物語の登場人物ですか?

・・・うちも以前、犬を飼ってました。一昨年17才で死にました。
亡くなる前は死臭がするのか、すぐ蛆虫が集ってしまい、夜それを捕るのが仕事でした。
気持ち悪いより、なんとかしてやりたくて必死でした。意外だったのが長男は平気で率先して捕ってくれました。次男は見ただけで卒倒しそうでした。同じ親から産まれたのにこんなところでも全く違うんですね(笑)
・・・ペロって名前でした。
今になってはどうしてその名前になったのか覚えていません(笑)茶色い雑種でした。



[2007/05/15 20:00] あやこ3 [ 編集 ]

紙袋いっぱいのさくらんぼ、いいですねぇ。
果物はあまり食べないのですが、さくらんぼ、好きなんです。

このブログのテンプレートにも、さくらんぼをくわえた
小鳥が飛んでいて、なんだかぴったりだと思いました!
[2007/05/15 21:04] ほんだますよ [ 編集 ]

あやこ3さん、こんばんは
キトリは、娘がつけた名前です。バレエの「ドンキホーテ」のヒロインの名前です。
ペロちゃん長生きだったんですね。あやこ3さんのおうちなら、きっと楽しい一生だったでしょう。ところでご主人はいかがでしたか?
[2007/05/15 21:14] ここ [ 編集 ]

ほんだますよさん、こんばんは
小鳥って、赤い実が大好きですよね。
昨日採ったのは、今朝なくなって、今日は娘が学校から帰ってから採りに行ったのに、また器一杯になったのですが、もうなくなりそうです。
お届けしたいぐらいです。
[2007/05/15 21:17] ここ [ 編集 ]

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