里神楽 

こんばんは。
彼岸花が咲き始めました。

昨夜は、集落の神楽でした。
お神楽は、二年に一度、家のすぐ近くの、目立たない小さな神社であります。
いつもでしたら、少しだけお祭りのご馳走を作るのですが、
今年はお仕事で広島に帰ってきたのが夜の8時前。

流れてくる笛の音を聞きながら、お夕食を済ませ、
ポテトチップスとビールを持って、ゆっくり出かけました。
神楽は、まだまだこれからというところです。

演目はちょうど「悪狐伝」。
ところが、白狐がひょっとこと戦う途中、観客から差し入れの?ジュースがこぼれてしまいました。
さあ大変。
ひょっとこが舞台を拭きながら、

わしゃあ家では亭主関白じゃけ、こんな姿は見せられん。
とか、
あんたあ、わしゃ忙しいけえ、ちょっとなんかやっといてくれんかいの。

って言われて、決めのポーズをしたりする白狐。
結局、間が持たなくてしょんぼりしてみせたり。

大笑いの演目になってしまいました。

次の演目は「滝夜叉姫」。
滝夜叉姫は、平将門の娘です。
家来の二人が都からの追手に打たれた後は、滝夜叉姫自身が戦います。
髪振り乱して戦ううち、いつしか顔は夜叉となり、鬼となります。

ああ、残念なり無念なり

これはどの演目でも、主役の重要な台詞です。

残念、無念。
人の一生は、多かれ少なかれ、そういうものなのかもしれません。

だからこそ、
いつしか妖術を身につけ、
夜の闇の中、煌々と照らされた神楽の舞台で、一人戦って果てる滝夜叉姫に、人は深く思いを寄せるのだと思います。


素戔嗚尊の口上甘し夜半の秋
里神楽嗚呼残念也無念也              ここ




[2014/09/14 20:15] 日記 | トラックバック(-) | CM(2)

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