先生を育てる 1 : 先生になるには 

こんにちは。
とってもご無沙汰申し上げております。
お元気でいらっしゃいましたでしょうか。

小春日和。
ちょっと温かい一日でした。

郵便が届いていないかななどと思って、外へ出てみると、玄関に、柿とおみかん。
イノシシの悪さがひどすぎるというのが、この頃この辺りのもっぱらの話題です。

今月に入ってから、地元の新聞の文化欄に、小さなエッセイを載せていただきました。
私の仕事の周辺について、ということでしたので、
「先生を育てる」という題で書きました。

全部で8回。
掲載は、先週終わりました。

保存をかねて、ここに。
まずは、一回目から。




 
 学校の先生は、いつ、どうやって先生になるのだろうか。

 まずは大学で教員免許を取り、首尾良く採用試験に合格すれば、次の春にはどこかの学校の教壇に立つ。
そうなれば先生である。
しかし、それではまだ一人前の先生とはいえない気がする。

教育学部以外の学部の学生も、中学・高校の教員免許を取ることができる。
これは専門分野の学びを活かそうという制度。
私は大学で、そのためのコースである教職課程の運営や教育に関する授業を行っている。
いわば先生を育てる仕事だ。

先生になる人は、大学でどんなことを学ぶべきなのだろう。

 近年、大学の教職課程での勉強が、教育現場で必要となる教師としての力量形成にうまくつながっていないらしいということで、教職課程に関する規定は、マイナーチェンジとも言うべき小さな改訂を繰り返している。
良い教師を育てる方法については、現在お国も模索中なのである。
当然私も模索中である。

 「学校の先生になりたい」という学生は多くて、相変わらず狭き門だ。
そのせいか、今の教職志望の学生は、学校ボランティアに出かけるなど、本当に熱心である。
よくよく考えてみれば、私は“でもしか教員”(今の学生さんはこんな言葉は当然ご存じない)だった。
何の覚悟も無く突入した学校世界。
あれから20余年、今では自分のことを、良くも悪くも“学校の先生”だと思っている。
                                      
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                     2013.11.8掲載分



[2013/11/26 17:28] 教育 | トラックバック(-) | CM(2)

こんにちは。

少しばかり気にしておりました。
が、お元気そうで安堵いたしました。

新聞にエセーをお書きになっていたとか。
きっとあれやこれやお忙しかったのでしょうね。

私も恥ずかしながらデザインの専門学校で、
臨時の講師を勤めていた時期がありました。
臨時ですからそれこそ無責任なものです。

ただ、私は同時に社会人でしたから、
実際の社会で仕事をするということは、
どういうことなのかに力点を置いて話していたようです。

講師を止めてから聞いた話によると、
相当に生徒たちの夢を摘んでしまったようで、
最悪な講師だったと今でも慙愧の思いです。

ただ、それから何年か後、
あるセミナーで声をかけてきた若者から、
「あの時のXX先生ですよね。僕は華やかな仕事に憧れて、
卒業したら誰でもいい場所に行けると甘い考えでいました。
でもXXさんの話を聞いて並みの努力ではいけないんだと、
他人より頑張ったつもりです。
おかげでこうして業界の一員として、
XXさんに逢うことが出来てほんとうに良かったです」
といった言葉を貰った時は、戸惑いましたね。
私は専門学校側からいわせると落第講師だったのですが、
たった一人でも私の話を真剣に捉えてくれたということに、
ほっとしたのですが、では他の生徒はどうだったんだろう。
そういう思いがよぎったのでした。

ここさんの場合は、教職を育てる教師。
腰かけ的な臨時講師とはその理念も全く違うでしょう。
そして真剣さも・・・

そんなことを思いながら、読ませていただきました。


遅くなりましたが、前回の御句。
いかにもここさんらしいですね^^

空澄むや河口に近き恩師の家

若き日のことオリーブの実を皿に

吾を褒むる母よりの文小鳥来る

特に二句目が、いい香りですね^^。
[2013/11/26 19:29] NANTEI [ 編集 ]

NANTEIさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
しばらく更新していませんでしたのに、ありがとうございます。
久しぶりにお目にかかって嬉しい時みたいに、本当に小躍りしてしまいそうです。
句もおほめいただいて、元気が出ました。
どうなのかなあと思っていましたので。
11月は、土日が全然お休みできなくて(平日ちゃっかり休んでおりますが)、何だかぐったりのニシムクサムライでございます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
[2013/11/27 14:55] ここ [ 編集 ]

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