さくらんぼ 

おはようございます。
今朝、曇り空の中空に、ちょうど日食の金環が見えました。
娘と一緒にちょっと見ました。

先週、急に時間が出来ましたので、一泊だけの里帰りをいたしました。
夜七時を過ぎて到着。
母の作ったかつおのたたき、特別に手に入れた日本酒とか、先日二人でいらした町内会の温泉会の話とか。
おしゃべりは尽きません。

朝になって、家の中をゆっくり歩いてみました。
母は、お弁当を作ると言って忙しくしています。
パタパタと廊下を走る音。
お弁当に使う葉蘭を採りに出たみたいです。

床の間には、山あじさいと縞あし。
玄関には芍薬と、父の新しい絵。
お庭の白い柚子の花。

戻って見ると、食卓に、さくらんぼが乗っています。

去年は、いただけなかったさくらんぼです。
さていただきましょうと思ったその日に、カラスにみんな取られてしまって、大騒ぎでした。
今年はパパが厳重に網をかけておいたから大丈夫。

実はさっき、その網を見て、大笑い。
あんまり厳重で、中の木が見えないほどでしたから。


ね、今渡しましょうか、パパ。

それは、母が漬けた今年のお味噌を送ってくださる便に同封の予定だった手紙でした。

二人、顔を見合わせるようににこにこしながら、私が手紙を読むのを見ています。
たまたま今日は、私のお誕生日だったのでした。

それから、三人で、今採ってきたさくらんぼをいただきました。
もうそろそろ、さくらんぼの時期も終わりです。

やさしいやさしいさくらんぼのお味。

間に合って、食べさせられて、よかったよかった。

父と母の嬉しさが、私の中で、甘酸っぱいさくらんぼの味に溶けて一緒になっていきます。






 お誕生日おめでとうございます。

 貴女は待ちに待った初めての子供でしたし、
 腹帯の日は、パパの家の両親と、ママ家の両親にヒラバラのアパートに来ていただいてお祝いをしました。

 あれから随分たちましたのに、色々となつかしく想い出されています。
 
 ここさんも未だまだこれから楽しいこと、嬉しいこと、又大変な事もございましょう。
 貴女のやさしさと強さでこれからも健康で幸せに過ごされます様、祈っております。

  五月十七日書                     
                           父母

                                   」





[2012/05/21 09:43] 家族 | トラックバック(-) | CM(4)

こんにちは。お話を拝見しながら、ここ様にとってさくらんぼは家族を思い出させるくだものなのかな?って楽しくなりました。庭の情景、収穫の笑い声、お皿に盛られ家族で囲む温かい記憶。穏やかな心象風景。

私は育った家の庭に天の川という桜があり北海道では珍しくちょっと自慢でした。残念なことにその桜からはさくらんぼは採れなかったのですが・・・。
[2012/05/25 12:44] 杣人・somabito [ 編集 ]

Re: タイトルなし

sombitoさん、こんばんは。

「天の川」という名前の桜があること、存じませんでした。
枝垂れ桜なのでしょうか、とても素敵な感じがします。
冬の長い北海道の「春」は、さぞ楽しいものであることと想像いたします。

さくらんぼ、本当に美味しいですよね。
実は、実家の庭にさくらんぼが仲間入りしたのは最近のことです。
私が幼い頃にはありませんでした。
学校帰りに、よそのお宅のぐみを(黙って)採ってはいただいていたのを思い出しました。


[2012/05/27 23:08] ここ [ 編集 ]

素敵なお誕生日をお迎えになられたのですね
大変遅くなりましたがおめでとうございます

さくらちゃんに対するここさんがいつも素敵だな~と感じますが、
お母様、いえ御両親もほんとに素敵!
お手紙を添えてお祝いして下さるなんて、ちょっとうるうるしてしまいました

益々のご活躍と御健康をお祈りしています
[2012/05/31 23:47] Hulaさん [ 編集 ]

Hulaさん、こんばんは。


離れて住んで長いせいでしょうか。または、まだまだ親離れが出来ていないのでしょうか。両親が恋しいことも多く、このたびの手紙、何よりうれしく思っています。
メールは時々もらいますが、やっぱり手紙は格別なものですね。

Hulaさんのご家族やご友人の方々との温かい輪、私も少しでもまねがしたいなあと思って、いつも拝見しております。コメントありがとうございました。
[2012/06/01 21:10] ここ [ 編集 ]

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する