速達と諸葛菜 

おはようございます。
夜明けも早くなって、もう空には青い色が見えています。

一昨日、郵便局に行きました。
夕方の6時半ころのことです。
そこは、夜8時まで開いている郵便局です。

出来るだけ早く送りたいと思ったものを手に持っていました。
速達になるそうですので、500円のレターパックにすることにしました。

「お預かりしますが、明日の便になります。最終のトラックは6時半ですから。」

時計を見ると、6時34分でした。

「広島に、いつ届きますか」

明日には届けたいと思っていましたけれど、どうやら明後日になるのだそうです。
悲しいけれど、どうしようもありません。
小さな声で「お願いします」と言って、夕暮れの道に出ました。

レターパックには、インターネットによる「追跡サービス」があるのをご存じですか。
その夜、何とはなしに「追跡」をクリックしました。
当然のことですが、夕刻お願いした郵便局の名前の横に「18:38 引き受け」とだけ出ているのを、少し恨めしく見たりいたしました。

翌朝、またぼんやりと「追跡」を見ました。
すると、広島の郵便局に、「5:52 到着」とあります。
夜の間に運ばれたことに間違いありません。
一体どうして。

私のレターパックを手にして顔を見あわせていらした局員さんたちを思い出しました。
どなたかが、どういうことかわかりませんけれど、何とかして下さったのだと思いました。

今日、いつも行くスーパーの、農家の方が品物を出されるコーナーの隅っこに、
諸葛菜とドイツスズランの花束が出ていました。
150円。
庭先に咲いた花を採って、ここに並べて下さったのでしょう。
広島の自宅の周りの景色が思い浮かびました。

優しい諸葛菜の紫色。
お客さんのような気持ちでこの町にいる私に、その色が、静かに染みこんでくるように思いました。




[2012/04/12 08:53] 日記 | トラックバック(-) | CM(4)

良かった

もう少し早めに送るようにしましょうね。

いつもギリギリですからね。

郵便局頼みは困ります。
[2012/04/13 07:03] 塾長 [ 編集 ]

塾長さん、こんにちは。
郵便局って、大好きなんです。
人間本意なところが特に。
民営化でだいぶ変わりましたけれど、それでも郵便局のファンです。
[2012/04/13 15:37] ここ [ 編集 ]

こんにちは。

実は・・・
定年後、郵便局でアルバイトをしていました^^。

最終便の取り扱いは、ほんとうに寸秒を争うほど大騒ぎでしたよ。
あと一分で最後の発送車が来るとなると、局内はたいへんなのです。
数人いる受けつけ責任者という人に「頼みますなんとか」と手を合わせるのですが、こういう時はタイミングというか呼吸が合うというか、ちょっとした拍子に受けてくれることもあり、まったく無視されることも。
もっと機械的に処理すればいいのでは、と外部から思われるかも知れませんが、お客さんの必死な思いが局員に伝わり、それが受けつけ責任者に伝わり、もしかすると最後の発送車を2、3分待たせるというシーンにもなるのです。いいも悪いもずいぶんとアナログ的ですが・・・^^。きっと、ここさんは預かってくれた局員さんの心を打ったのでしょう^^。
郵便局の肩ばかり持つつもりはありませんが、元臨時局員としての内輪話でした(笑。

それにしても、いつものことですが、心あたたまるお話しでした。
[2012/04/14 19:47] NANTEI [ 編集 ]

郵便局

NANTEIさん、こんばんは。

やっぱりそうだったのですか、郵便局の中って。
郵便局ファンとしては、教えていただいて、ちょっと得した気分です。
人の気持ちの伝わり方が、仕事運びに影響するって、楽しいですね。
少しくらい住所や宛名が違っていても、何とかして届けてくださるというお仕事ぶりに、幼い頃から何度も出会ってきたような気がしています。早く届けるよりも、ちゃんと届けることを大事にしてくださっていたのでしょうか。
機械やマニュアルやシステムが追求する方向でなく、人の目と手ができることをやっていくという感じがしていました。
そういうところに、昔からある日本の仕事の考え方が、郵便局の中に今も残っているなあと、分からないながらも思うのです。
コメントありがとうございました。
[2012/04/14 21:35] ここ [ 編集 ]

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