旅日記 長崎4 

こんばんは。
うたた寝に、すっかり寝込んでしまって、今目を覚ましました。

長崎の旅もいよいよ最後です。

長崎で、私たち三人を迎えて下さったマチコさんご一家。
ご一緒に卓袱料理のごちそうのお夕食を囲みました。

ご主人さまの若い頃の大冒険談。
沢木耕太郎『深夜特急』さながらの、ヨーロッパの旅です。
イギリスからフランス、ブドウ摘みの仕事や語学学校、スイスで大事にして下さった村長さんのお宅のこと。

ロマンスグレーの素敵なご主人さまは、マチコさんへの還暦のお祝いに、評判のお掃除機ルンバを買われたのだそう。
これでお祝いは3つ目ですって。

ご用意下さった素敵なホテルは、隈研吾さんの設計。
お菓子や飲みものを持ち込んで、マチコさん入れて4人、おしゃべりが止まりません。
修学旅行の夜みたいです。

石川さゆりは「天城越え」を歌ってこそ、人の心を打つことができるのだから、被災地でも、他の歌ではなくて、やっぱり「天城越え」を歌うべきだと思う。
と、突然まき衛門さん。
繊細で、壊れそうで、誠実で、たぶんとても強いまき衛門さん。

私の「天城越え」って何でしょう。

翌日は、出島に参りました。
復元された建物の中の、和洋折衷の暮らし。
遠く異国から来た人々の、文化も、笑い声も泣き声も、全てがこの狭い場所に閉じこめられて。
外に出ると、かすかに潮の匂いがいたしました。

生々しい江戸時代と異国の幻影。

長崎の旅は、はかないような、確かなような、とても濃厚な旅でございました。




出島てふ楼閣跡や春の塵

日時計や石に刻める春の昼

春寒のオランダ坂は海に入る       ここ






[2012/03/23 00:12] 日記 | トラックバック(-) | CM(0)

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