旅日記 長崎1 

こんばんは。
日が永くなりました。

先月のことですが、ちょっと旅行に行ってまいりました。
ブログ仲間のねたのさん、まき衛門さんとの愉快な三人組の旅です。
春先の旅行もこれで3回目、恒例行事になってきました。

目的地は長崎。
今回の旅はねたのさんのお声かけ。
長崎在住のご友人と合流の計画です。

グズグズ者の私も、おかげさまで旅の空。
ねたのさんの周りは、いつも人と笑いでいっぱい。
私も、ねたのさんの周りになんとなく集う一人なのです。

博多駅に集合。
おしゃべりしている間に、もう長崎到着です。

さすがは長崎、観光都市。
駅で荷物を預けますと、宿泊予定のホテルまで運んでおいて下さるという、ありがたいサービスがあるとのこと。
早速お願いすることに。
おかげさまで、身も心も軽く、長崎観光に出発ー。

と、さすがはねたのさん。
荷物と一緒にお財布を預けてしまって、さあ大変。
大あわてで引き返します。
あわやトラックに積み込まれるところでした。
世の中に、自称あわて者の方はたくさんいらっしゃいますが、ねたのさんこそ、正真正銘のホンモノです。
何でも、ホンモノがいいなと思います。

観光、まずは、眼鏡橋。
何度も写真で見たことがあるのに、こうして実物を見ると、やはりなかなかの偉容です。
石って不思議ですね。
ただ見ているだけなのに、その、もともとの重さが、気持ちの奥まで伝わってきます。

橋。
ただ向こうに渡れるというだけでなくて、意匠を懲らして丁寧に作ること。
ふむふむ。
などと、ちょっとだけ哲学的気分。

おや?
橋のたもとに人が集まっています。
土手の石組みの中に、ハート型の石が一つ混じっているのだそうです。
台湾から来たという爽やかな恋人たちのために、シャッターを押して差し上げました。

そのあとは、私の希望で、興福寺と崇福寺に参りました。
昨年、九州国立博物館で、黄檗宗についての特別展がありました。
インゲン豆が有名ですけれど、食生活の他にも合理的な文化を伝えたという黄檗宗。
博物館の展示を見ながら、派手な色彩のあれこれ、剃髪もなくて、少しもストイックに見えないのに、同時にとても高い精神性を持った禅宗であることが、やっぱり不思議な気がして、興味を感じていたのです。

興福寺は、赤と金を基調とした、中国風の様式のお寺でした。
拝殿の柱も屋根も大きくて、堂々としています。
大きな額の書の文字が、ゆうゆうとしていて、見ていると、何だか気持ちがのびのびしてきます。

正面の建物で、三人しおらしく手を合わせます。
隣の建物を見ようとすると、その間の石で作られた溝が、少しだけ広いなあと思いました。
たいした幅ではないのですけれど、一足で越える時、心の中でえいっと言いました。
ここで学んだ学僧たちも、この溝をえいと越えていたのでしょうか。
それとも勉強に夢中になっていて、そんなことは考えず、日々何度もここを通っていたのでしょうか。

後ろの建物には、海運の守護神さま。
千里眼と順風耳という、赤鬼、青鬼がいました。
なぜかその赤鬼青鬼を、微に入り細に入り覗き込んで、耳が長いだの、色が違うだの、その様子について検討する三人。
お寺の後ろは、急な坂に沿って、たくさんのお墓が見えておりました。

境内にあるのは、いづれも中国風の珍しい建築様式の建物で、今はすこし古びて、静かでした。

結局のところ、金ぴかで合理的でも、精神的・学問的高みを目指せる黄檗宗の秘密は、全く分からず。

旅は続きます。




[2012/03/10 12:51] 旅日記 | トラックバック(-) | CM(0)

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する