旅日記:長崎 隠れキリシタンの里(1) 

おはようございます。
気持ちのいい秋の朝です。

長崎、行ってまいりました。
旅の一行は、女子大生6人と私です。
ゼミ合宿ではありますが、まずは観光。
長崎在住のKさんのご案内で外海町というところへ参りました。

外海町は、隠れキリシタンの里です。
長崎市から車で30分くらいのあたりでしょうか。
山が、海岸線ギリギリまで迫っています。
海が見えるたびに、きゃあきゃあと歓声。

まずは遠藤周作記念館。
展示室には、一つのテーマを追い続けた遠藤周作の仕事が順に示されていました。
「沈黙」
これは教科書にも出ていましたよ。
殉教の農民、棄教したフェレイラとロドリゴ神父の息詰まる場面。
そうそう、この沈黙とは、神の沈黙のことでした。
「深い河」なんて、最初の数ページで号泣できちゃう。
一冊かかって泣かせてくれるお涙頂戴小説なんて、鼻で笑いたくなるような始まりでしたね。

ノートにスタンプを押して、この小さな文学館を出ます。
キラキラの海の向こうには、東シナ海の水平線。

車を走らせながら、「長崎出身の作家は多いんですよ。」とKさん。
ロマンスグレーの彼は、古本屋さんなのです。素敵でしょう。
「井上光晴とか、知ってますか。」
学生さん、沈黙。
知ったかぶりの私「なるほど、これほど海が目の前に広がっていたのでは、アジア放浪もうなずけますね。」
Kさん沈黙。
あ、あれは金子光晴だったかな、失敗。
まいっか。(訂正せず)

車は海沿いの坂道を走っていきます。


旅は続く… (長いので二つに分けました。)



[2011/09/10 11:06] 旅日記 | トラックバック(-) | CM(0)

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