博物館:時間の旅 

こんにちは。
今朝、蝉の声で目が覚めました。
降るような蝉の声。空はすでに青でした。

先週の水曜日、博物館に行きました。
学生さんの博物館実習中に行う実習訪問です。

訪ねたのは、北九州市立自然史歴史博物館。「いのちのたび博物館」と呼ばれる施設です。

中央の吹き抜けの大きなホールに、大きな大きな恐竜の骨格標本。
マンモスや、象、他の動物も、みんな草を食むような姿勢をして集まっています。
もちろん、みんな今では骨の姿ですけど。

館内は、小さな子どもでいっぱい。
賑やかです。
夏休みですね。

特別展の生きもの展示は「世界の両生類は虫類大集合」。
カメ、ヘビ、カエル、イモリ、ヤモリ(どれが両生類でどれが爬虫類なのか?)などなどが、本当に大集合。

興味津々で見て歩くと、南米辺りのは、絵の具のチューブから出てきたみたいな原色の赤とか青色。
これはちょっとすごいです。
これに比べると、おなじみの日本の奴らは、ヤマカガシもイモリも、断然かわいいです。
作り物の山里では、揺れるススキの中に、キジやタヌキ、小鳥たち。
環境展示っていうのでしょうか。

歴史展示も等身大です。
弥生時代の住居の中の家族。大がかりな主食ドングリ保存のしくみ。
藤原広嗣の乱侵攻図。官軍は私のふるさと長府から出発しています。
平家滅亡の日の陣形。
本当は、平家軍は、海峡の早瀬を避けて、彦島の沖にいたのだそうです。
大内氏の日明貿易。

歴史って、こんなに面白かったかしらん。

展示の最後は、昭和30年代の社宅。
小さいながらも一戸建てです。
あ、玄関に脱がれた子どもの運動靴、私のとおんなじ!

最後に、筑豊炭田の作業を書いたパノラマ絵を見ました。
子どもの頃、盆踊り唄に聞いた「あ、とやまさきやま」って、「後山」「先山」のことだったんですね。
低い坑道の中を、背をかがめて掘り進む男が「先山」。
手押しのトロッコに石炭を乗せて運ぶ、上半身裸の女が「後山」。

展示の中の人たちはみんな、一生懸命でいいかげんで、哀しくて強くて弱い。
私も展示の人に続いています。

博物館とは、壮大な時間旅行のためのカプセル。
出口に立ち、我に返って時計を見ると、1時間ほどしかたっていませんでした。

外はまだまだ日の盛り。人もまばら。




駅の名は「スペースワールド」風死せる

冷房室「昭和の暮らし」てふ展示

夏の果アンモナイトの売られをり         ここ




[2011/08/04 13:06] 日記 | トラックバック(-) | CM(4)

ここさんおはようございます!

笑いました(歌も含めて・・・)。

現実 と 虚構(バッタモン)
整然 と 雑然
恐竜 と 人間
化石 と 実際の生き物
平家 と 源氏
まじめ(本気) と 不真面目(いいかげん)

いろんなモノが混じり合って、
統一感があるような、ないような
「とりあえず全部詰め込みました!」という
ある意味人間ぽい(日本?)、リアルな施設ですね・・・。

ちょっと見てみたい・・・。

スペースワールド と ここさんの対峙も、想像すると笑えます・・・・。

ここさんは、長府なんですねー。

以前に、長府が舞台の「マイマイ新子と千年の魔法」という映画を見たときに、
(とてもいい映画でした・・・)
ここさんのいなかって、こんなところなのかなーと勝手に妄想していました・・・。(笑)
[2011/08/05 06:25] akihito [ 編集 ]

こんにちは。

俳句らしい俳句・・・
といっても、なにが?
と問われるかもしれませんね。
実は私も長年俳句を作っているくせに、
いまだによくわかりません。
ただ心を空にすることができると、
どこかから言霊が入ってくるような気がします。

その心を空にする。
が至難の技ということ、やっとわかってきました。

その意味で上の3句は虚心にちかいのでは、
と思ったりしています。
すみません、意味不明の話で・・・(^_^;)。

ちなみに私、博物館フェチです(^^ゞ。

[2011/08/05 10:01] NANTEI [ 編集 ]

言われてみれば…

笑えちゃいました?
なるほどあそこは、雑多、ごっちゃごちゃの空間だったんですね。ようやく気がつきました。そういわれてみると、生きものも、歴史もって、欲張ってますネ。

ここの博物館の目玉は、体験型の展示というものなのだと思うのですが、「体験って何だろう」というぼんやりした問いが残っていました。考えてみると、ここで言う体験型とは、例えばディズニーランドみたいに、遊び方を規定してくるということでもあるのだと思いました。

長府、今ではかなり様変わりしましたが、いいところです。
[2011/08/05 22:21] ここ [ 編集 ]

NANTEIさん、こんばんは。

NANTEIさん、博物館お好きなんですね。東京の方にはたくさん博物館があって、いろんな楽しみ方の出来ることと思いを馳せます。博物館の楽しみは、きっと本当にいろいろなのでしょうね。

俳句について、ありがとうございます。こうして画面に見てみると、勉強不足で進歩がないところが、いかにも私らしいと思います。
NANTEIさんは随分勉強もなさっての作句でいらっしゃるのだろうと拝察。自分では何もせず、ちゃっかりおすそ分けに預かるべくウロウロしております。
[2011/08/05 22:30] ここ [ 編集 ]

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する