袖擦り合うも 

こんにちは。
雨ですね。

先日、不思議なことがありました。
いつか会えたらなあと思っていた方に、お約束もしていないのに、偶然お目にかかれたのです。

先週、梅雨の晴れ間の木曜日のことです。
急に午後の会議が無くなったので、思い立って、髪を切りに行くことにしました。

福岡には、当然知ったお店もないので、以前から拝見していたブログでご紹介のあったお店に行くことにしました。
そのブログは、随分以前から拝見しておりました。
春先に、「福岡に行くことになりました」とコメントをしたように思います。

お店の入口に立つと、ふっと木の匂いがいたしました。

木の床、漆喰の壁、やわらかいガラスのしきり。
こういう建物を造る方だったんだなあと、そのブログの主の方にお目にかかっているような気がしながら、店内におりました。
そこへ、その方がお店に見えたのでした。
それは珍しいことで、本当に偶然のことだったそうです。

はじめまして…。

短い間でしたが、少しだけご挨拶をいたしました。
懐かしいような、不思議な感じでした。

袖すり合うも多生の縁

人の世には、ご縁というものが本当にあるのだと、ちょっと鳥肌。

何げなく連続しているそれぞれの日々。
例えば私が福岡でお仕事をしていることや、私の出会うたくさんの方々。
それらがみんな、誰にも見えないところでつながりあって、きっと見えない何かに導かれているんだって、確信してしまうような瞬間でした。

そうそう、髪を切っていただく間、お店の方が勧めてくださった雑誌が、とても面白くて驚き。
驚くほど面白い雑誌って、あると思いますか?

雑誌の名前は、「hitoiki」(ひと息)

それは、全国理容生活衛生共同組合が出している雑誌でした。
床屋さんに配布される雑誌なのだそうです。

扉のエッセイは、夏目漱石のカイゼル髯の話。
映画監督の河瀬直美さんのインタビューは、河瀬さんに床屋の思い出を尋ねるところから。

床屋さんという地平から、こんなに素敵な雑誌が出来るんだなあ。

担当してくださった美容師さんが、ご実家の床屋さんに届けられるこの雑誌の面白さにひかれて、ご自分のお店に置いておられるのだそうでした。

この建物も、美容師さんも、スタッフの方も、そして見せていただいた雑誌も。
どれもみんな、優しくて、洗練されてて、手を抜かないプロのお仕事。

急に美容院に行こうと思いついた私。
果たして何かに導かれてあったかと思う、木曜日の午後の出来事でした。



[2011/06/12 11:11] 日記 | トラックバック(-) | CM(8)

ありがとうございました。

お会いできてうれしかったです。
あのあと、ひとつ聞き忘れたことがあったなーって
思っていたことがあるんですよ。
キューブリック書店には行かれたのかな?って。
北九州からはちょっと遠いので
なかなか行けませんけど。

またどこかで見かけたときには
ぜひお声をかけてくださいね。
よろしくお願いします。

[2011/06/12 20:35] ここち日記 koba [ 編集 ]

kobaさん、こんばんは。
こちらこそ、お目にかかれて何よりでした。
ありがとうございました。
ブックス・キューブリック、時間が出来て一番に行きました。kobaさんに教えていただいたなって思い出しながら参りました。実はあれ以来、福岡に来るなんて思ってもいない時から、キューブリックのホームページを時々拝見していたのです。買うつもりでなかった本をいつの間にか3冊も買ってしまいました。
今度は、あちらでお目にかかれるかもしれませんね。
[2011/06/12 22:10] ここ [ 編集 ]

不思議なことがあるのですね
でも、見えないところで繋がっている・・・って思うことよくあります
偶然ではなくそうなるようにできていたんだなーって。
ここさんにお似合いの美容室で、素敵な出会いがあって良かったですね。
ここさんのアンテナってすごいですね
ほんのわずかの期間でずいぶん色々素敵なところを開拓されて(*^_^*)

福岡の暮らしが益々充実してきましたか
[2011/06/15 01:26] Hulaさん [ 編集 ]

Hulaさん、こんにちは。

毎日の生活がまあまあうまくいっているのって、長い時間の積み重ねなんだなって、新生活を初めて見て、しみじみ実感しています。
小さなお買い物から、時間の使い方まで、積み重ねがない部分では、一つ一つが試行錯誤。この美容院も、まずはたどり着けてよかったという感想が初めにありました。充実はまだまだ先みたいです。とほほ。
[2011/06/15 15:06] ここ [ 編集 ]

こんばんは。

袖すり合うも・・・
少しずつ忘れ去られてゆくような言葉ですね。
でも言葉は忘れられようとしても、「多生の縁」は消えないでしょう。今、未曾有の災害を機にこの「多生の縁」がこれまでになく、生まれているようです。

しかし、包丁の話といい、今度の美容院の話といい、ここさんは、何か持っている方ですね(笑)。

私のところの里山では、梅雨入りとともに桑の実が熟れはじめました。これをバケツ一杯になるほど摘んで、ジャムにするのです。毎年の我が家のしきたりです。今年もまためぐってきました。

日のぬくみある桑の実の甘さかな(鳴子)


[2011/06/15 21:51] NANTEI [ 編集 ]

きょうも(いつも・・・)ここには、
素敵な風がしずかに流れていますね。

FUKUOKAもNAGASAKIも、僕にとって親しみのある街
ここさんの風景の近くを同じ風を感じながら
歩いているような錯覚(想像の中で同値かな?)を
おぼえます・・・

ブログをとおしても、見えないものは伝わりますね♪
さわやかに、くっきりと・・・
[2011/06/16 05:41] コスモスの夢 [ 編集 ]

桑の実

NANTEIさん、おはようございます。

ああ、もう桑の実の季節なんですね。私は桑の実のことを思い出すと、胸の隅っこがきゅんとなります。
そのジャムをつくって召し上がるなんて、なんて贅沢な時間でしょう。うらやましくて、気が遠くなりそうです。何を隠そう私は、桑の実とジャムには、並々ならぬ思いがあるのです。
ご紹介の句、とても優しい句ですね。NANTEIさんみたい。
ありがとうございます。
[2011/06/16 06:53] ここ [ 編集 ]

コスモスの夢さん、おはようございます。

HUKUOKA NAGASAKI。そうですか。なんとなく、北海道の方かな、なんて想像しておりました。
私にとっては、ここが、この先かけがえのない場所になっていくのだと、改めて思いました。
コメントありがとうございました。
今朝は雨です。静かです。
[2011/06/16 07:03] ここ [ 編集 ]

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