卒業間近 

こんにちは。
梅が咲きました。
白梅も紅梅も。
朝は三分咲き、午後はもう五分咲きです。

今日は、非常勤先で仲良くなった先生に会いに行きました。
まずは近所のケーキ屋さんに寄って、おみやげを購入。
と思ったら。

先生っ、、。
え?

目の前の、かわいいケーキ屋さんの制服を着た女の子。
見覚えがあります。
思わず、

えー、かわいいじゃん。

研修中の名札をつけて、ほんとにとってもかわいいのです。

(うーん、誰だっけ?)
いい子だったなっていう印象だけはあるけれど、どこの学校で会ったのだったか、いつごろ一緒だったのか、とっさには思い出しません。
思い出せないまま、お花のついた小籠に入ったクッキーをもらってお店を出ます。

先生、さよならー。
あなたもがんばってねー。

手を振りながら扉を後にした瞬間、思い出しました!

去年行っていた高校の三年生だ。
卒業式前のアルバイトかあ。

あの子、そうそう。
提出物がちゃんと出せなくて、のらくらと、聞いてると笑いたくなるような言い訳なんかしてばっかりだったな、そういえば。
ははは。

思いだしたら、楽しくなりました。
てきばきしてて、明るくて、きっとお店の役に立つと思います。

そのあとの私は、非常勤先で仲良くなった先生と、たっぷり2時間もお話。
先生とは、お仕事上では、この春でもうお別れです。
「ぜひ仕事を離れてゆっくりお話を」って、初めて時間を作ってお目にかかったのに、私たちが話したことと言えば、結局仕事のことばっかり。

その大学で私が出会った学生たち。
人としてのちょっとした奥行きのようなものやら気持ちやらはあるのに、我慢や方法が未熟なのが特徴です。
いわゆる「惜しい」子どもたちが集まっています。
そういう学生を、どうしたら上手く育てていけるのか、などなど。
途中加わった先生も一緒に3人、教育談義に熱くなりました。

別れ際には、こんどこそ、プライベートで遊びましょうとお約束して、3人ともすっかり元気になっていました。

その帰り道、いいご機嫌で立ち寄ったスーパーのレジ。
また!

先生、覚えてますか?

今度は、エプロンをした背の高い男の子です。

覚えてますとも!
(さっき会った女の子のクラスの子です。)

いよいよ卒業だねー。(今度はすぐに言えました。)
あ、卒業できるの?

はい、なんとか。
大学も決まりました。(嬉しそうです)

怖~い先生と私とでは180度態度が違う、ナマケモノの彼。
授業も全然聞いてないふりして。
でも、娘のことを話した時、妹の場合を一生懸命私に説明してくれたよね。

よかったねー。

話ながらもちゃんとレジを打っています。
ほんとにもう、みんなに心配かけて。

勉強、がんばってね。

買ったものを手提げ袋にぎっしり詰め込んで、スーパーの外に出ました。
駐車場にも、春の陽射しがいっぱいです。
ガラス越しに、レジを打つ彼が見えています。

二人とも、ちょっとの間しか行ってない先生なのに、覚えてて、話しかけてくれて。
ありがと。
みんな、もうすぐ卒業なんだね。

卒業おめでとう。

がんばってね。

ずっとずっと応援してるね。





[2011/02/24 15:52] 教育 | トラックバック(-) | CM(2)

宝物

ここ様、とっても素敵なお話にちょっとうるっとしてしまいます。
私の祖父は教師でしたが、私は祖父の教えた生徒さんにお世話になりました。
生徒って先生が想像する以上に記憶に留め感謝と親愛の思いを抱いているものですね。
[2011/02/24 21:08] 杣人 [ 編集 ]

宝もの

杣人さん、こんばんは。

お祖父様、きっと素晴らしい先生でいらしたのでしょう。私は、おそらくですが、お祖父様の時代の教育について研究しています。

私にとっては、彼らはやっぱり私の宝ものだと思います。生徒が私のことを忘れてしまっても。
人生うまくいっているときは、先生のことなんて、思い出さないものですよね。そう考えると、思い出してもらう方がいいのやらどうやら。
でも、どんなに時間がたっていても、私はずっと彼等の先生なので、困ったときの力になれたらなんてつい思ってしまいます。彼等がどんなに大人になっても、きっといつまでも、私の子どもたちです。

[2011/02/24 23:38] ここ [ 編集 ]

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