窓の雪 

こんにちは。
ストーブの上のお鍋から、湯気がたちのぼっています。

今日は、ちょっと冷えます。
一コマ目の授業中に、雪が降ってきました。

教室は、高い教壇と小さな教卓がある、ちょっと昔風の部屋です。
広いガラス窓に、ブラインドがかかっています。
気がつくと、窓の外を、雪がスローモーションみたいに、ゆっくり光ながら舞い落ちていました。

雪になりましたね。

ブラインドを透かして見る雪は、まるで、物語の中に降る雪のようでした。
みんなしばらく黙って教室の外を眺めておりました。

ねえ、私たちの脳ってね、見たものや聞いたもの何でも、全部覚えているんですって。
私たちがすっかり忘れてしまったものも、みんな覚えていてくれてるらしいですよ。
ほら、何かの拍子に、忘れていたこと、パッと思い出すことってあるでしょ。

またいつか、ずーっと先になって、こんな風に降る雪を見ることがあったら、この教室のこと、急に思い出すかも知れませんね。
学生時代、こんな雪を窓から見たことがあったなあって。

私もきっと思い出すと思います。
後期一コマだけ授業に来たこの大学に、こんなきれいな雪が降っていた日のこと。
みんなのこと。




[2011/01/07 15:37] 教育 | トラックバック(-) | CM(0)

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