旅日記 港町高松 

こんにちは。

小春日和のいいお天気です。
昨日の風で、あちらこちらに落ち葉がたくさんです。

先週、高松に行ってまいりました。
高松も、小春日和で、いい気持ちでした。

ここのところ四国づいています。
先月は、鳴門に参りました。
その折には、せっかく瀬戸大橋からの海の眺めが楽しみで乗ったマリンライナーの車中で、不覚にも熟睡。
気がつけば坂出でございました。

こんどこそです。
夕暮れの瀬戸内海。
文字通り海の上を進む列車。
大小の島々。
本当に絶景でした。
そして暮れ始めた坂出のコンビナート。
森に住む小鳥のようにあちこちに、小さく灯がともって、とても幻想的でした。

そんなこんなで高松到着。
高松駅は、ホームからホームへの移動が、陸橋ではなくて、水平移動です。
なんだか外国の駅みたい、と秘かに感動。
考えてみれば、宇高連絡船到着の港。
ここが四国の始まり駅なんですね。

駅を出ると、すぐそばに海の気配。
列車でお隣に座っていた方が「高松は港に向かって開いてますから」っておっしゃっていたことを実感します。
駅だけど、やっぱり港。
すっかり暮れた夜の中に、素朴な琴電の駅舎が見えました。

ホテルに行くのはやや憂鬱でした。
出発前に、予約の変更で少し齟齬があったのですが、お電話の対応も感じが悪くて、どんなところか不安だったからです。
そしてホテルに到着。

でも心配することははありませんでした。
お安いお部屋ですけれど、実質的で、十分満足できる内容でした。

お夕食はフロントの方に勧められたお店へ。
そのお店は、入ってみるてから気がつくと、いわゆる居酒屋という雰囲気です。
お友達とわいわい居酒屋なら大好きだけれど、一人だし、疲れてもいましたし、もう少し落ち着いたお店でお食事したかったなあと少々困惑。
その上?居酒屋の割に?お値段がお高め。

あ~あ、ハズレたなあ。
まあ、旅に不運はつきもの。
いつものとおり、まあいいやです。

あれ?
このかれいの唐揚げの立派で美しいこと、おいしいこと。
絶品です。
これならお値段も納得。
他の小鉢やお野菜も。
失礼ですけど、こういうお店で出されるお料理とは思えませんよ。
私と来たら、すぐに上機嫌になりました。

翌日のお昼は、当然おうどんです。
おすすめという「山かけ月見うどん」をお盆にのせて、トッピングは本棚の本のように目の前の棚にぎっしり並んでいます。
本棚には、他のおかずやご飯もあります。
おネギや天かすなどは自分でかけます。
いろんな好みに応えられる、よいシステムです。

つるつると、おうどんをいただきながら、壁に貼られたうどんの種類を数えますと、なんと31種類。
一つずつ大中小とありますから、それを勘定に入れると91種類です。
これなら、あらゆる希望に応えられそうです。

帰りは、繁華街を通って港まで歩きました。
途中、お茶やさんの店先に、亀甲模様の六角形の和三盆。
じっと見ていたら、中に招かれて、お茶と一緒にお味見させてくださいました。

小さな六角形が、ほんわりやわらかくて、とってもおいしい。
さすがは讃岐の和三盆です。
是非おみやげにいたしましょう。

無意識に、両口や是清さんの「二人静」のような容器を想像しておりましたら、
出されたのは、なんと、大きめのお茶筒ほどの缶入りです。
多すぎるので、少し迷います。

「蔵六」
亀の頭部と両手両足それに尻尾の六根を、身内に蔵する姿を見立てています。
六根清浄、善における悟りの境地を表現しているとも言われています。

添えられたこんな言葉も気に入って、やっぱり買うことにいたしました。

実は、そのとき一緒に、金と銀のお砂糖菓子もお味見させていただきました。
見かけによらずやわらかくて食べやすく、お茶のお干菓子としては、なによりおめでたい金と銀。
ついでに購入することに。

これも下さいませとお願いすると、なんと、駄菓子の飴のように一個ずつくるんだ大袋入り。
お安くて、たくさんあります。

御茶屋さんの店先で、赤い毛氈の台に腰かけて、しみじみ。

ああ、高松って、港町なんだな。

港町のことなら知ってます。

格好は言わない。
見かけだけ小ぎれいにするのなんてかっこ悪い。

そう言えば、ホテルも、お食事のお店も、何もかも。

大都会の高松市。
一見どこかの大きな街と似ています。
でも、やっぱりここは、海風の吹く港町なのでございました。





[2010/11/24 15:38] 日記 | トラックバック(-) | CM(4)

こんにちは。

高松はとても好きな街です。
私は仕事で3回訪れただけですが、
いい思い出ばかりでした。
どこへ行っても場当たり的に居酒屋へ入るのですが、
高松で都合5軒入ったお店は、
いずれも毎晩来たいほどの、居心地が良いところでした。もちろん饂飩は昼夜いただきました。
四国は高松以外、知りません。
ゆくゆくお遍路するつもりですが・・・。
[2010/11/25 11:49] 南亭雑記 NANTEI [ 編集 ]

Re: こんにちは。

NANTEIさん、こんばんは。

さすがNANTEIさん。いらした居酒屋さんのこと、ちゃんとご記憶とは。
場当たり的に居酒屋、いかにも旅らしくて、いい感じですね。

ところで、お遍路さんは、どういうご興味からでしょう。
四国って、海の向こうの魅惑の大地ですよね。
[2010/11/25 18:56] ここ [ 編集 ]

こんばんは
一度お伺いしたのですがコメント残さずに失礼致しました

四国ってひょっとすると私にはご縁があるのかもしれません。
父方の親戚が高知に住んでおりましたので、小学生のころに父と尋ねたことがあります。
宇高連絡船に乗り換える時に、みんな一斉に走り出す、その光景をよく覚えております。
そして、それがとっても怖かったのを記憶しています

そのあと大学の時に一人旅でちょこっと立ち寄ったのが徳島でした。

そして、姉の旦那様の出身が愛媛

息子のお嫁ちゃんは香川出身!
お嫁ちゃんがお産の為に帰郷している時には二度ほどお訪ねしました。
お嫁ちゃんは坂出の病院でお産したんですよ。
瀬戸大橋からの景色をここさんと同じように列車の中で眺めたのですね。

前回はしまなみから愛媛を抜けて香川に入りましたので
そんな風に考えると全ての県に行ったことになりますね。

[2010/11/29 21:55] Hulaさん [ 編集 ]

Hulaさん、こんばんは。

四国踏破ですね。
関東にいらっしゃるのに、これほどなのは、きっと並々ならぬご縁がおありなのでしょう。
またお時間のあるときに、ゆっくりお歩きになると、とってもいいことがあるかもしれない予感ですね。

私にとっては、四国は、橋でつながっていても、やっぱり海を隔てた大地という感じがして、わくわくいたします。列車で渡ったときの迫力のせいかもしれません。
しかし先月は鳴門、今月は高松と強行軍でしたので、なかなか風邪が治らなくて難儀しています。
しばらく養生しようと思っております。
Hulaさんも、どうぞお気をつけ下さいませね。

[2010/11/29 22:39] ここ [ 編集 ]

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