最後のおけいこ 

こんにちは
初夏のような日が続いています。

昨日は、最後のお花のおけいこでした。
最後だけど、特別なことはしないで、普段と同じようにおけいこをすることになりました。

おけいこの場所も、いつもと同じ、ご主人の事務所の一室でした。
いつものように、一緒に習っているお二人と、ちょっとおしゃべりをしながら、花を活けました。

Tさんの、物語に出て来そうなほど美しい白髪。
ゆっくりお話になるのに、どこか毅然としていて。
時々お手作りのお総菜を持ってきてくださいました。

Sさんは、私より少し年上です。
きっと大きな農家のお嫁さんだと思います。
お話がいつも明るくて楽しくて。
昨日はみんなに一本ずつ、大きなタケノコを持ってきてくださいました。
新聞紙にくるんだタケノコに、ぬかと、持って帰るときのためのレジ袋が添えられていました。

わあ~、嬉しい。一番大きいのがいい。

私がお花のおけいこに通ったのは、たったの一年半。
お二人に甘えっぱなしの一年半でした。

論文が大変になってからは特に、とっても励ましたいただきました。

昨冬、腰痛で苦しかった日、
Tさんがそっと私の後ろに来られて、腰にじっと手をあてて下さいました。
こうしてもらったら、良くなったことがあるからって。
張り詰めていたものが溶けていくような気がしたのを覚えています。

あの日は、Sさんに車で家まで送っていただきました。
私が痛いだろうって、道路の凹凸を気にしながら、そろそろと運転して下さいました。

私はと言えば、何を差し上げるでもなく、何をして差し上げるでもなく、一年半を過ごしました。

最後に、せめて、何か贈り物がしたいと思いました。
花鋏入れを作ろうと思いつきました。
形や布地もいろいろ考えたのですが、結局実際には、ティッシュ・ケースになりました。
ああ、いかにも私らしい計画縮小です。

大好きだったこと、嬉しかったこと、感謝でいっぱいなこと。
お渡しするとき、いろいろ伝えようと思っていたけど、上手く言えるはずもなくて、
これもやっぱり計画縮小でした。

昨日は、最後だから特別にと言って、皆さんでケーキをいただきました。
今までだって、おけいこの後には、いつもお茶の時間がありましたから、
本当はやっぱりいつもと同じでした。

少しだけ涙が出ました。
やさしいSさんが、また会いましょうねと言ってくれて、私たちはお別れしました。

090422_1359~0001





[2009/04/23 17:35] 日記 | トラックバック(-) | CM(2)

イニシャル入りそしてそれぞれに違った刺繍、きっとその人のことを考えながら一つ一つ針をさしたのでしょうね。暖かいここさんの心!!
連休がはじまりますね。
5月の連休になると庭のさくらんぼが熟れます。
いまは青い実をたくさんつけています。
そろそろ檸檬の花も咲きます。うれしいことは鉢植えのデコポンに初めて花が咲きそうなことです。
柑橘類は花の匂いが好きです。実は期待していないです(フフ・・強がり)

ろしなんてさん、こんばんは。
コメント下さって、ありがとうございます。とても嬉しいです。
柑橘類の花の匂いって、考えてみたら、まだ知らないと思います。どれも白い花ですよね。今度花を見つけたら、ぜひ近くによってみようと思いました。
お庭のサクランボ、楽しみですね。鳥たちが狙っていませんか。心配。(私も内心、ご近所のサクランボがいただけないかなって、鳥たちと同じレベルです。)
[2009/04/24 22:20] ここ [ 編集 ]

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する