少しずつ違う 

こんばんは
朝、雨が降りました。

雨のせいかな。
朝、新聞が来ていませんでした。
お休み?
そんなはずないなあと思いながら、ただそれだけで、いつもと違う日の始まりの予感です。

午後、今朝の雨のことはすっかり忘れてしまうようないいお天気になりました。

知人にご紹介をいただいていたギャラリーをようやく訪問しました。
並木通りという名前の、妙に明るい街のはずれです。

そこは、階段を登った先の2階、ぐるりとガラス張りの小さなスペース。
初めてお目にかかったご主人は、西洋人的で目鼻の大きい、印象的な風貌の方でした。

版画、デッサン、リトグラフ。
両性具有、手あるいは翼、長い首。

彼が私のために、ゴリゴリと音をさせて壁を裏返すと、今まで見ていたデッサンの裏側に、別のデッサンが現れました。

仏像を連想するんです。仏像だと思いますね。

古いのもありますよ。
1993年。

古い?
今何年だろう。

ぐるり取り巻いているガラスが、怖いほど透明で、
木の床を歩く自分の足音を聞いているのに、宙に浮かんでいるような気がします。

絵の中で、両性具有の人間かどうか分からないものが、宙に浮かんでいます。

ご主人にご挨拶して、外へ出ました。
ドアのガラスが透明すぎて、まだ意識が硝子の向こうとつながっています。

階段の途中に、現代美術館の妖怪美術展のご案内が貼られていました。
妖怪美術展、もう終わったのにな。

あれ、5月10日まで?
この展覧会、確か4月5日までのはず。
おかしいなあ。
先週娘と二人で、同じチラシを見ながら、終わっちゃったねって言い合ったばかり。

いつのまにか会期が延びています。

宙に浮かんだギャラリー。

何だか少し違う。





[2009/04/22 00:46] 日記 | トラックバック(-) | CM(0)

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