薪をくべる 

こんにちは
今日は曇り。

昨日は、娘のバレエの先生のお宅で、半日以上を過ごしました。
先生のお宅は、山の中にあります。
畜産試験場だったところを買い取って、バレエスタジオや登り窯、作業小屋など、アーティストキャンプのような感じのしつらえになっています。

建物の改造は手作り。
粗末な床板も、ところどころに絵が描いてある壁も、たぶん台所の流しも、手作り。
テーブルはあちこち置かれてて、椅子は寄せ集め。
ちょっと映画のセットみたいです。

いつもは市内のスタジオですが、今日は特別にお宅で練習があったので、
朝、車で娘を連れて行って、待って、夕方連れて帰るというのが私の仕事でした。
つまり、朝から夕方まで、待っていました。

お宅には暖炉があって、私は、暖炉に近くて、背中に陽のあたる、居心地のいいところに陣取って、持っていった娘の体操服袋の刺繍をしました。
寒い日でしたけど、すきま風なんてへっちゃら、暖炉はとても暖かいということがわかりました。

薪をくべて暖をとるというのは初体験でした。
薪は思った以上にすごい早さで燃えて、いつも気をつけていないと、すぐに火が小さくなって、寒くなってくるのでした。
薪を互い違いにしたりして、我ながら、結構上手に火を焚いていたと思います。

ついこの間まで、時間に追われていたせいか、
何時間もただ「待つ」ことに大きな抵抗があって、
往復して、少しでも家で仕事をしようかと、迷いながら出かけました。

でも、お宅に入ったとたん、
ここにいよう
と思ったのでした。

長い時間でしたが、時々暖炉の火を気にかけたりしながら、刺繍をして、ちょっと娘をのぞきに行ったり、ほかのお母さんとおしゃべりしたりで、案外退屈しないで過ごせました。

テリアとゴールデンの犬2匹は放し飼い。
ニワトリは小屋に。
猫はむき出しの梁を歩いてました。

私の毎日の生活も、結局、何かを薪として火にくべながら、
おしゃべりしたり、手仕事をしたりして過ごしているのでしょう。

帰りながら、長い距離を往復してまで、私がしようとしていた家での仕事は、
掃除や洗濯そのものではなく、家にいるという仕事だったのだと思いました。

車の後ろで、娘はすっかり眠りこんでいました。





[2009/03/02 13:43] 日記 | トラックバック(-) | CM(6)

薪の暖炉には憧れますね。
炎というものは、不思議に心を落ち着かせてくれます。
焚き火も自由には出来ない時代になりましたから、いつかは我が家にも暖炉を設置したいと、改めて思いました。

西森憲司さん、こんばんは
本当にそうですね。
モノが燃えるということ、頭で分かっているのと、実際に目にするのとは全然意味が違うような気がしました。
私も、暖炉のある家の、大胆さとやさしさが同居しているような感じに憧れます。
暖炉のある家、実現するといいですね。
[2009/03/02 22:51] ここ [ 編集 ]

ここさんこんにちは。
薪ストーブってほんとに暖かいですよね。
これって、口で説明してもなかなか伝わらなくて・・・
ですから、冬に事務所にいらっしゃるお客さんは、実際のストーブの暖かさを知ってしまって
「うちも薪ストーブ着けてみようかなー」という話になる場合が多いです。

「薪ストーブは労力を燃やすもの」というように、
薪割りして作った薪も、すぐに燃えてしまいますので
火が消えない程度に、ちびちび燃やしつつ、
家族や仲間とゆっくりとすごすのは、とても幸せな時間だと思います。


[2009/03/03 13:56] akihito [ 編集 ]

akihitoさん、こんばんは
実は、暖炉の暖かさを感じながら、akihitoさんが作られている家での暮らしって、こういうのかなって思ったりしていました。この一つ前の記事「なたね梅雨」の家にも薪ストーブがありました。
今日はそちらも雪でしょうか。火って本当に温かいですね。
労力を燃やすってそのとおりですね。先日の暖炉は大きかったので、薪も長さ1メートルはある大きなものをヨイショという感じでくべていましたが、すぐに燃えてしまうのが驚きでした。
先のコメントの西森憲司さんに、もし薪ストーブをお入れになるなら、akihitoさんご設計の家をご覧になるといいのにな、推薦したいなって勝手に思ったりして一人ほくほくと楽しんでおりました。
[2009/03/03 20:57] ここ [ 編集 ]

ここさんこんばんはです~~~。

薪をくべて暖をとるのって、すごく暖かで楽しいでしょ!のんびりとできるときは一日中薪ストーブの番をしながらごそごそと何かしているの巻でございます。最初は母が希望して購入したストーブでしたが、最近は親戚やお客様もみんなが争って薪をくべたがります。そして上手な人は「薪ストーブ管理技士一級」という資格を植えもん屋より授与されるのでした。

鉄道オタクやダム萌えなどにつづくものとして、「暖炉萌え」もあっていいのではないかと思う今日この頃。愛好会をつくって季刊「燃やす」という会誌も発行しましょう。そして「この材質の薪の燃え方がすごい」などという特集も組みましょう。
うふふふふ。幸せだわ~。

[2009/03/05 23:10] まき衛門 [ 編集 ]

まき衛門さん、こんばんは~。
この頃ますますお忙しそうですね。
暖炉、ホントに暖かくてビックリでした。
お宅では、薪割りはどなたが?
そういえば、私の知っている西荻の家の礼子さんは、薪ストーブで雑誌を燃やしたりしてました。季刊「燃やす」の「薪以外のものを燃やす」という危ないコラム欄に採用してくださいね。
もし私の家に薪ストーブがあったら、私はいつも「おばあさんは柴狩りに」ということになりそうです。
[2009/03/06 00:06] ここ [ 編集 ]

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