葡萄 

こんにちは
芙蓉の葉の明るい緑と柔らかい陽ざしがリビングから見えています。

昨日の夕方、遠い親戚から、葡萄が一箱送られてきました。
その人は、娘が赤ちゃんの時に、とてもかわいがってくださった方の娘さんです。
いろいろなご縁を思います。

葡萄は毎年届きます。
いろいろな、珍しい品種の葡萄の詰め合わせ。

緑色、赤茶色。
丸い実、細長い実。
一房、または半房。

箱の中は、明るい秋の彩りです。

今年は、その中にワープロの手紙が一枚入っていました。

「 世界の葡萄の品種は軽々一万種を超えているといわれる中、今も次々と新品種が育成され、独特の個性を主張し人々の心を引きつける葡萄という果樹と出会って半世紀、よりすばらしい葡萄を求めて試作した品種は160種以上。

 一般にはあまりお目にかかれない珍しい形や色、見ていて楽しい、食べて美味しい、心が和む、そんな葡萄であるよう心に願って栽培しておりますが、何分にも葡萄も生き物、環境に振り回され、陽射しが強ければ火傷をし、病気になったり、虫に食われたり、栄養過多や栄養不足でうまく実が実らなかったり…
葡萄にも栽培者には云えない立場があり、なかなか思うようにそだってくれません。
 それでも皆様方が少しでも喜んでくだされば、又来年こそよい品物をと元気が出て参ります。
 
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
 ありがとうございました。   」

最後には、連絡先 として、ご住所とお名前とが入っていました。

ん?
「葡萄にも栽培者には云えない立場があり」?

うん、確かに葡萄は栽培者に物が云えない。
なるほど、葡萄はそういう「立場」にいるんだ。

こんな遠くまで、よく来てくれたね。

食卓の鈍い木の色の上に、ほんのり赤い葡萄の実。

ありがとうございます。
丹精の葡萄、いただきます。




[2008/09/10 10:48] 日記 | トラックバック(-) | CM(0)

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