お花のお稽古 

こんばんは
雨がちで、ほんのりあたたかい、そんな一日でした。

今日はお花のお稽古でした。
習い始めたのは10月からです。

もう5年以上前から誘っていただいていたのですが、いつか時間ができたらって思っていました。
10月といえば、殺人的スケジュールの真っ最中。
考えるより先に勝手に口が話してしまうという私の特徴が、こんなところで顔を出して、急に始めることになったのでした。

お花のお稽古って、どんなのかご存じですか?
今日はその様子をお伝えしてみます。

行くと、先生が、何種類かの花や葉っぱ、花器を用意してくださっています。

<今日の花材>は、 グラジオラス(紫)
             ガーベラ(黄色)
             スイートピー(ピンク)
             着色柳(白)
             冠雪杉         です。

「お好きなようになさってくださいね」

しかし未熟者ゆえ、まだ好きも嫌いもありません。
何を目指せばいいのかも全く不明です。
全体に感じよくなればいいのかなあと思いながら、そのお花や葉っぱを剣山に立てるのです。

前々回はひどいものでした。
花材はへんてこりんな葉っぱと花とやけに和風の枝という組み合わせ。
私はそれを見た瞬間、
「林の中の孤独な熱帯系植物の群れ」というコンセプトを思いつき、
さっそく林と熱帯の孤独の表現に向かいました。

花材はいつも結構長い丈のものばかりで、それを切って活けることになります。
当然ですが、切ってしまうと元に戻りませんので、用心深くなります。
はずですが、私は自分で感心するほどすぱすぱと切ってしまいます。
何だか行動に繊細さがありません。
臆病で、理想主義者のはずの自己像が揺らぎます。

私は、おかしいなあと思いながら、ヘンな向きに刺さってしまった枝を、力の限り引き抜いたりいたします。
先生がなにげなく「お花は本当に性格が出るものなんですよね。」などとおっしゃいます。
あの日は、いくらやっても、無造作にぐさぐさ花や枝をさしただけに見えるのが初心者の私にもわかりました。

今日は我ながらかなりうまくできました。
コンセプトに頼らないことにしたのがよかったのだと思います。

大体うまく活けられたかなと思ったところで、
「できました」
と言って活けたお花を先生に見ていただくわけです。

すると先生が
「ここは、もう少しこちらに向けられてはいかがでしょう」
などとおっしゃりながら、ちょこちょこっと手直しをしてくださいます。
すると、格段にかっこよく見えるようになります。

それをノートにざっとスケッチして、お稽古終了です。

スケッチしている間に、いつも必ず先生がお茶を入れて持ってきてくださいます。
先生と一緒にお話ししながらお菓子とお茶をいただきます。
声がよく響く明るい先生です。

「どんなご研究をなさってるの?」とか、
「私の娘もね、お紅茶が大好きなんですよ。」とか。

とっても楽しいひとときです。



[2007/12/13 00:16] 日記 | TB(0) | CM(2)

ユニーク

「林の中の孤独な熱帯系植物の群れ」って思いつくことがとてもユニーク^^。
そうです、初めはコンセプトより基本形~~なーんて、お花の先生はおっしゃる、かもですね。絵でも書でもちょこちょこっと直しただけで見違えるようになるのにはオドロキ。

またまた面白い日記をありがとうございました。
[2007/12/15 22:20] ろしなんて [ 編集 ]

ろしなんてさん、こんにちは
いよいよ年末のせわしなさが押し寄せてきました。
日頃いろいろ怠りがちの私、今年こそお掃除に燃え上がるぞーって思っていましたが、一昨日全ての論文出し終わってみると、そんなこともういいいやって気持ちになりました。
あれ、これってもしかして、試験前になると机の片付けをしていた子どもの頃の拡大版!
まあ、その程度だったのでした。
お花のお稽古、つい最近までは、かなりの女性がやっていたんだとおもうと、文化的に豊かだったんだなあと思います。教育を受けるって、何かができるようになったり覚えたりすることじゃなくて、その世界にはいるってことですものね。ちなみに私はまだ基本形も何も無い状態です。
いつも励ましてくださってありがとうございます。

[2007/12/16 12:38] ここ [ 編集 ]

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