海辺 

こんにちは
曇りの日が続いています。

友人と海を見に行きました。
こんもりした森の先が、小さな砂浜になっているところです。
痩せた子猫が2,3匹、茂みから出たり入ったりしていました。

嬉しくなって、ドラマの恋人たちがするように、裸足になって波に足を濡らしました。
昔こんな日があったような気がしましたが、今までそういうことはありませんでした。
海の水は、冷たくも温かくもない、海の温度でした。

それから、コンクリの上に座って、足を乾かしながら海を見ました。
時折、海岸線を伝って自転車がやってきて、また戻ってゆきました。

幼い子を連れた家族が来ました。
父親が子どもの足を海に漬けようとして、母親はそれを見ていました。少し頼りなく見えました。
これも昔そんな日があったような気がしました。

犬を連れた初老の夫婦が来て、帰って行きました。
足はとっくに乾いていましたが、私たちはまだそこに座っていました。
初めからいた日に焼けたおじいさんは、まだずっと自転車のそばに座っていました。

コンクリの上に座った私たちの前に、波はたえず寄せていました。
よく見ていると、少し大きい波の時と、ただ静かに寄せるだけの時がありました。
時折通る船のせいだったかもしれません。

長い時間がたったような気がしました。
その間、私たちは、恋人たちで、子どものいる家族で、そしてもう子どものいなくなった夫婦で、そして一人のおじいさんでした。
瀬戸内の島が、遠くや近くに見えていました。

足もとに、波に寄せられた貝殻。
拾おうとしてみると、みな砕けていました。





[2007/09/01 17:31] 日記 | TB(0) | CM(0)

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