停電 

こんばんは
夕方、急に風が吹き始めたかと思うと、今度は大粒の雨、次にすさまじい雷になりました。

この辺りは、雷の通り道。
バリバリという恐ろしい音には慣れっこです。
ところが今日は、なんと、突如停電になりました。
しばらく待っていましたが、10分たっても回復しません。
家の中はもう薄暗くなっていましたが、時計はまだ5時過ぎたばかりでした。

私たちは、それぞれ、まだ明るい窓辺に向かって、それぞれの本を読み始めました。

次第に暗くなって、本が読みにくくなってきました。
真っ暗になる前にと思って、ろうそくや懐中電灯を準備しました。
暗くなり始めるとあっという間でした。

夫が避難袋を出してきました。
だんだんお腹もすいてきました。
我が家は電化住宅で、停電すると、お湯も沸かせないのです。
少しだけ心配になってきました。

幸いジャーの中にご飯があったし、ポットにお湯もたっぷりありました。
ろうそくを囲んで、ごはんとお海苔、キムチ、カップヌードルという夕食になりました。
食卓に置いたラジオだけが、やたら賑やかで、キャンプみたいでした。

外を見ると、このあたりは真っ暗でしたが、遠くの、たぶん川から向こうには、煌々と明かりがついています。
もう、風雨は弱まって、雷も遠くなっていました。

夫が、避難袋の中の乾パンで、ビールを飲みはじめました。
他の避難用食料は、みな期限が切れていました。

お風呂は、今日に限って夕方入れておいたので入れそうでした。
とりあえず、困ることは何もありませんでした。
それなのに、暗いせいか、黙りがちになってきました。
娘に、何か物語りでもするといいなって思ったけど、少しも思いつきません。
もう寝るしかないねって話していると、パッと明るくなりました。

わあっ点いた。
一斉に賑やかになって、テレビをつけたり、避難用具を片付け始めたり。
テレビでは、大河ドラマの風林火山が始まっています。
突然、いつもの、日曜日の夜になりました。

不思議なことが一つあります。
停電の前に何をしていたのか、どうしても思い出せないのです。

まるで、前とそっくりの別の世界に来てしまった人みたいに。



[2007/08/20 01:01] 日記 | TB(0) | CM(0)

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