通りすがり 

こんばんは
少し涼しい一日でした。

キトリのお散歩。
いつもの高校の裏門のところで遊んでいました。
すると斜面の上のキトリに向かって、遠くから良く響く女性のきれいな声。
「きみ、遊んでるの。いいね。」
人間が大好きなキトリ。
ダッシュでその人のところへ向かいます。
門から出てきた、背の高いその人は、車のそばでキトリを迎えました。
キトリったら、前からなついている人みたいに、お座りしてごきげんです。

お化粧もしていないけど、さっぱりとして何だか素敵なその人は、
本当に愛情込めてキトリをなでてくれます。
「そう、それがいいの。そうしたいの。」って話しかけながら。

「キャベツとか白菜好きでしょう。」
「きれいにしてもらってるね。」
大事なワンちゃんを亡くされたのだそうです。
私と話している間もずっとキトリをなでています。
行き場のない、亡くなったワンちゃんへの気持ちが、キトリにいっぱい向かって、とっても嬉しそうなキトリ。
あくびをしたり、寝そべったりして、リラックスです。

そろそろお別れ。
「じゃあね、キトリちゃん。」
「よかったね、キトリ。いっぱい優しくしてもらって。」
キトリがちょっと振り返りました。

誰を愛するかにかかわりなく、深い愛情が先にあることってあるのかもしれません。
足の速い人が、どこに向かって走っても速いように。

「また会えるといいね、キトリ」
キトリは、もう忘れてしまったという様子で、私と一緒に、とことこ坂を下っていきます。







[2007/06/02 22:03] 日記 | TB(0) | CM(0)

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