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楠若葉 

こんばんは。
夜になって雨になりました。
今夜は満月のはずでしたのに。

今日は授業のあと、現代美術館に行きました。
お天気もよくて、美術館のある公園には、かわいい遠足の列がたくさん。
楠若葉が本当にきれいです。

今回の特別展は、南アフリカの作家のアニメーション作品でした。
アニメと言っても、いわゆる漫画ではありません。
絵が動くのです。
音も有り。

平日の現代美術館は、人もまばら。
大画面の前に、独り、イヤホンをつけて座ります。
それにしても、内容が相当まっ暗。
色もまっ黒。
木炭で書かれた黒だけの作品ばかりです。
う~ん。

過剰な自分をもてあまし気味だった最近の私。
やりきれない黒い画面を見ながら、気がつきました。
ああ、この人、ただ絵を描くだけではもの足りなくて、動かしたり、立体にしたくなったに違いない。
ふむふむ。
きっとこの人も何か過剰を抱えていたんだ。

勝手に一人納得。
すっきりです。

こういう暗~い展示会に行くと分かります。
私って、自分で思ってるより立ち直り早いかも。

展示を見た後は、もちろんミュージアムショップです。
さっきとはうって変わって色がいっぱい。
500円くらいの面白いものがいろいろ入っているのを見つけました。
動物型クリップ、カップヌードルの3分間を待つ人間、ちっちゃい双葉の押しピン…。
甥っ子たちのおみやげ、今度はここで買うことにしよ。

それからカフェでちょっと遅いお昼。
ガラスの外には、楠若葉。
遠くに白くて四角い高層ビルが見えています。

所在なくて、手帳を取り出しました。
特に用事はないけど、最近のいろいろをメモ。

昨日の感動の講演のこと。
娘がピアノの練習頑張ったこと。
今日帰ったらやろうと思ってること。

書きながら、頭の隅で、ここってデートにピッタリの場所だなあ、なんてうっとり。

それから次に、岩波文庫。
渡辺一夫『狂気について』

だめだー。
幸せすぎて読めない。

クス若葉。
くすくす。

まんが図書館に寄って帰ろっと。


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[2010/04/28 22:52] 日記 | トラックバック(-) | CM(2)

たけのこ御飯の夜 

こんにちは。
庭の隅っこの、カリフォルニアポピーと呼んでいるオレンジの花が一斉に咲きました。
このお花は、摘むとすぐに散ります。

玄関前で、母から分けてもらった姫しゃがの花が咲きました。
株分けしてもらってから、ずいぶんたちます。
きっと実家のお庭でも咲いていると思います。

さっきたけのこを茹でました。
これは、昨夜日が暮れてから、ご近所の方にいただいきました。
日が暮れてから、訪ねてくる人があるって、何となくいいものですね。
物語の中の出来事みたいで。

それから、夜更けに、玄関灯を消そうと思って見ると、外に新聞に包んだ高菜が置いてありました。
昨日は半月でした。

少し前に郵便で送られてきたご案内。
開けてみると、火曜日に、名前を知っている作家の方の講演会があるみたい。
行こうかな。

この頃、私の思ったり言ったりしたりすることって、何だか何もかも過剰な気がします。
好き嫌いも激しいし。
今までそんなことなかったのに、調子狂うなあ。
ちょっとだけ自分をもてあまし気味。

夕飯は、たけのこ御飯。

また夜が来ました。


[2010/04/24 21:25] 日記 | トラックバック(-) | CM(2)

SF近未来的生活 

こんにちは
世の中は今や葉桜八重桜、ですね。


21世紀に突入し、農村地帯における我が家の暮らしも、いよいよ近未来的になってきました。


お手洗いの電気がつけっぱなし。ママでしょ。

え?
ああそれ、今度新しく、暗くなったら自動的に灯りが点くような装置をつけたから。
装置を解除しといてね。


髪が跳ねて、円盤みたいになって直らないよお。
そのまま浮上しないように気をつけてね。

私が注意したにもかかわらず、みるみる娘がUFO的に去って行く。
重さ2キロ近い中学校カバンもナンノソノ。

哀しげに「行ってきまーす」と叫びながら…。

 ―END―


[2010/04/23 15:17] 日記 | トラックバック(-) | CM(0)

お花畑 

こんばんは。
春の、静かな夜です。

夕方、夫と一緒にキトリのお散歩に行きました。
この頃、夫が散歩に一緒に行くようになりました。
運動不足解消の意識があるようです。

お散歩コースはいろいろあります。
下の道を右に行くと、高校の裏山に行きます。
左に行くと、園芸学校の実習園の道があります。

もう、そろそろ日が暮れかけていました。

お花畑を通ろうか。

いろんな花壇や和風の小庭のある実習園。
どうやら、そこは、夫の中では「お花畑」のようです。
「おはなばたけ」という単語が、無骨な夫に似合わなくて、内心クスッと笑います。

うん。

実習園は春の花でいっぱい。

この人は、どんな世界に住んでいるのかなあと思いながら、
夫の「お花畑」を、今日は一緒に歩きます。

いつも、これといって何の話をするでもないお散歩。

桜しべが絶え間なく降っています。



[2010/04/21 20:53] 日記 | トラックバック(-) | CM(3)

里帰り 

こんばんは
今日もいいお天気でした。少し冷えます。

昨日、急に思いたって、ちょっとだけ里帰りをしてきました。
夫と娘が朝いつもどおりに家を出てから、どうしてもの家事をさっさとすませて、新幹線に乗りました。
11時過ぎに着きました。

朝、電話をしておいたので、母がたけのこ御飯を準備していてくれました。
それから食後には、父がコーヒーを淹れてくれました。
私は日頃コーヒーはいただかないのですが、父のだけは特別です。

母が「あれあれ」って、窓を指さすので見ると、いつもは見ない鳥がいます。
「アカゲラかな」って私。
父が学研の図鑑「鳥」を本棚からとって渡してくれました。

あ、この図鑑、わかりやすくていいね。うちにも欲しいな。

母と一緒に図鑑をのぞき込みます。

これこれ、シジュウカラ。この間パパと見た鳥、これですよね、パパ。
白と黒がしゃっきりして、かっこいい鳥だったよ。

実家を出たのは午後2時半。
駅まで車で送ってもらいました。
3時間半を親元で過ごしてきました。



春されば陶のカップのやはらかく父の淹れたるカプチーノ濃く  ここ




[2010/04/18 00:04] 日記 | トラックバック(-) | CM(2)

旅日記 臼杵城下2 

こんにちは
雨の日曜日です。

旅日記の続きです。
大分の旅も、もう半月も前の話になりました。

私たちは、日暮れも近くなってから、臼杵城跡に登りました。
戦国時代のキリシタン大名、大友宗麟のお城です。

城跡は、町のはずれにあって、すごく大きなビル、ほどの大きさでした。
階段は急斜面。
城壁の大半は、石垣ではなく、岩。
階段の途中のソメイヨシノが、もう花をつけておりました。
大きい木枠のちょうちんが並んでいて、それには墨で「パーマ」とか「修理石工」とかの宣伝文句。
かなりレトロでしょう。
桜祭りの準備なのだそうです。

上に上がると、そこは思った以上に広くて平らでした。
公園、神社、奥にはグランド。
ジャングルジムとか、大きなクスノキ、銀杏の木、能舞台。
いろんな時代のいろんなものを乗せて、お城は町を見下ろしていました。

上からの眺めはそれはそれはみごとでした。

町を囲むようにある山なみ。
武家屋敷、寺町、商店街、漁師町。
向こうに子どもの頃から知っている「フンドウキン」のお醤油工場。
足下には、学校や教会の建物。
反対側には海と港。
赤くて安っぽい鳥居と、港町商店街という看板。

まるで絵本の中の街の絵のように、いろんなものが全部詰まって、本当の町が見えていました。

幼いころ、いつかお姫様になるかもしれないって、真面目に夢みていた私。
下々の暮らしを、こうして城山から見下ろす時くらい、ぜひともお姫様気分で、と秘かに気合いを入れてみました。

ところが哀しいかな、お姫様のはずの私が眼下の町に探しているのは、小さなわが家で暮らす庶民の私。
お城の山に登っても、少しもお国や町の行く末を案じたりしないのでした。
私の眼に見えているのは、長い長い時間繰り返されてきた、普通の人の暮らし。
もう、身分制度なんてすっかりなくなってしまったけれど、ちいさな毎日の出来事は、遠くそんなものがあった頃から、さして変わっていないのだろうと思いました。


少し日が暮れてきました。
私たちは、お城の山を下りて、車の所へと歩きました。
すっかりお腹をすかせた私たち3人、途中、名物「臼杵せんべい」のお店で、おみやげにおせんべいを買いました。

まき衛門さんが、「子どもの頃は、このおせんべいの缶の石仏の写真、首が下に落ちている写真だったんですよ」なんていうお話。
それってやっぱりちょっと気味が悪いかも。

お腹がすいた私たちの、歩きながらの話題は、ねたのさん家の桜えびの掻き揚げのお話。
おせんべいをかじりながら歩きます。

まもなく飲み屋街に入りました。
まだお店が開くには少し間があるようすでしたが、お店の数も多くて、灯が入ればかなり賑やかそうでした。
ふぐの肝が名物なのだそうです。
ふぐの肝って、食べたら死んでしまうのではなかったかしらん。

そうそうこのあたり、どこかに似てると思ったら、「千と千尋」の、お父さんとお母さんが夢中になってごちそうを食べてしまったあの不思議な町。
そういえばさっきから、何となく時間がねじれてる。

大丈夫。
信用金庫の前に駐めてあったまき衛門さんの車には、千尋の家の車みたいに葉っぱが積もったりしていませんでした。

その夜の楽しいお食事の後、まき衛門さんと、送って下さった弟さんと別れました。
翌朝は、何だかバタバタとねたのさんと別れました。
初対面とも、昔からよく知っているともつかない、懐かしいお二人でした。

何だかね、時間とか場所とかそんなこと、あんまり気にしなくていいことなのかもしれません。
こんな風に思うのは、臼杵の町のせいでしょうかね。

帰りの電車の窓から、菜の花が見えました。
私は、少しうとうとしながら、ずっと昔行った、祖母のお里のことを思い出していました。


廃線の草の堤のトンネルの向こうは一本道と菜の花  ここ




 
< 大分の旅より >


菜の花や石の仏に石の衣

ここもまた落人の里諸葛菜

案内せむ従者の声ありまむし草

旅なれば借るもの多し山桜

椿活けて人の少なき城下町     



[2010/04/12 01:38] 旅日記 | トラックバック(-) | CM(2)

筍御飯 

おはようございます。
桜の木に、朝からたくさんのヒヨドリが行き交っています。

一昨日の、母からのメールです。


 今日の風で又桜の花が沢山散りましょう。
 でも春は次々と色々なものが芽吹いてうれしくもあります。
 我が家のお庭も、あかい木蓮が咲き、紅葉が上から段々に芽吹いています。
 小鳥もいろいろなのが来てくれてます。

 お茶は12日と19日にします。
 お雛様はパパがもう片付けられましたよ。
 
 次のお茶の時は、柔らかい筍を戴いたので、筍御飯にしょうと思っています。
 お暇をみつけてどうぞお出かけ下さいませ。

 旬のもの炊いてわこ待ち花の雲      」


筍御飯をいただきに、うちに帰ろうと思います。


[2010/04/09 08:24] 日記 | トラックバック(-) | CM(6)

練習曲 

桜の花が、リビングの、大きな窓いっぱいに見えています。
桜の向こうの桜も向こうまでみんな満開です。
さっき、入学式を終えた1年生が、写真を撮りに来ていました。
赤いランドセルをしょって、スーツ姿のご両親と、花をバックに、カシャッ。

娘がバッハのインベンションの練習を始めました。
ピアノの練習曲って、どれもどれも、甘酸っぱいものですね。
特にバッハ。
娘の弾くバッハの向こうに、ちょっと情けない子どもの私が覗いています。

大学生になった頃でしたか、
ある日、坂本龍一さんがラジオの対談か何かで、子どもの頃のお話をなさっているのを聞きました。
坂本さんの叔父さまが、まだ子どもだった龍一さんに、

バッハをやるのか。バッハは今までとは全然違うものだぞ。
今までみたいにメロディーと伴奏じゃないんだ。両方ともメロディーなんだ。

と話して聞かせられて、
子どもの坂本さんは、すごいなあと思った、というようなお話でした。

いいなあ、そんな叔父さんがいて、と学生の私は思いました。
私もバッハが「今までと全然違う」って知ってたらなあ。
もしもそうだったら、あんなに苦しまなくてもよかったのに。

子どもの私は、バッハをやってる間中、何を弾いているんだか、わけが分からなかったのでした。
それなのに、発表会の曲が、インベンションの13番と15番に。
本当に気がすすみませんでした。

そして玉砕。
発表会の舞台の上で、いっぱい間違えたのでした。

少しのことにも、先達はあらまほしきことなり。
私にも、そんな素敵な叔父さんがいたら、もしかして今ごろ坂本龍一。

いえいえ。
先達はいつも私たちの周りにいるものですよね。
先生が、何度も何度も「片手ずつ練習してください。」とおっしゃっていたのが、今でも記憶にあります。
透きとおるように色の白い、美しい先生でした。

私は、子どものくせに、頭が硬かったのだと思います。
どんなに言われても、「今まで」から離れられない、石頭だったのです。
その上横着なところがある私は、ちゃんと弾けるようになるまで練習しなかったのでした。

結局、バッハは、わけがわからないまま卒業しました。


花に浮かされて、ちょっとピアノを開けてみました。

インベンションの1番。
春秋社版の真っ白い本も昔のままです。

私の拙い指が奏でるその練習曲は、思いもよらないほど、せつなく、美しい曲でした。




[2010/04/06 13:46] 日記 | トラックバック(-) | CM(5)

テツ 

こんばんは
いよいよ花が満開になりました。

昨日ふと思ったのですが、私の夫は、そのいい加減さとか、いろいろ、
なんとなく漫画『じゃりんこチエ』の、チエの父親テツに似ているのではないか。

そういえば、テツの奥さんのヨシ江さんは、きれいでしっかりしてて何でも出来そう。
どうしてテツと結婚したのだろう。
まあ、結婚とはそういうものかもしれない。

で、今日、夫に
「ヨシ江さんはどうしてテツと結婚したの?」と聞いたのですが、知らないと言いました。

私「パパはテツに似てるから、私はこれからヨシ江さんのセンで生きていこうと思う。」

夫「タイプ的に言ったら、そっちがテツだろう。」

え?

[2010/04/03 20:59] 家族 | トラックバック(-) | CM(4)

枝 

こんにちは。
また雨になりました。

私の家の前には、大きな大きな桜の木があります。
もう少しで満開です。
リビングの窓からも、二階からも花が見えています。

昨日はよいお天気でした。
近所の方が、下の方の枝を払ったからと言って、目の前の大きな桜のうちの一と枝を持ってきて下さいました。
木全体にとっては小さな枝でも、手にすれば、かなり大きな一と枝でした。

その桜の枝としばし格闘。
何とか全部活けました。

まず玄関に一種活け風。豪華です。
2階のお雛さまのところには、大きいひと枝を、とっておきの備前の壺に。
その他家中あちこちに。

活け終わってふと見ると、文字通り花に囲まれて、
この家も私も、桜の花が咲く世界の中に、ちょっと入れさせてもらっているような、そんな感じがしてきます。


外に見えている大きな桜の木と、家の中の花。

たぶん、我が家に活けられた花たちは、元の桜の木と同じ時期に、同じように咲いて、散っていきます。

梅の時もそうでしたし、去年の桜の時もそうでしたから。

そのことを、なぜかとてもせつなく思います。



[2010/04/01 14:14] 日記 | トラックバック(-) | CM(0)
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