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山下さんのこと 

こんにちは。
やさしい雨が降っています。
のんびりした日曜日です。

こんな雨の日は、農作業はお休みなのでしょうか。
それとも、また炭焼き小屋へ上がられたかもしれません。

山下さんは、夫の里の、遠い親戚にあたります。
夫の実家のある山里のあたりでは、今でも、お盆やお正月、お祭りなどの折々に、家々を訪ね合います。
私も、義母の名代で、あちらこちらに参ります。
訪ねた先の家々では、ごちそうをいただきながら、いろんなお話を聞くのです。
山下さんのお宅も、そうした家の一軒でした。

初めてうかがったのが、いつのことだったか、今では分からなくなりました。
娘がうんと小さい頃ですから、もうずいぶん前になります。

夫と一緒にうかがった、山下さんのお宅の、広々とした表の間。
お盆のごちそうをいただきながら、ふとうかがった、零戦搭乗員の頃のお話に、私はすっかり引き込まれたのでした。

山下さんは戦時中、零戦の搭乗員として空母「瑞鶴」に乗り込み、また零戦搭乗員育成の教官のお仕事、終戦前には横須賀実験部で、実験パイロットをしていたそうです。

端正なたたずまいで、少し遠慮がちに話されるそのお話は、淡々として、少しユーモアもあって。
戦争に行った男の人たちの、空母や戦場での生活としてのお話でした。

比島から四国に帰って来たときは、シャツ一枚で。
本土に着いたら、そりゃ寒くて。

山下さんのお話を聞いていると、ずっと続く海の上を、ゆうゆうと飛んでいるような、どこかそんな感じがいたしました。
正義とか、英雄とか、戦争の悲惨とかいう物語ではなくて、海の上の飛行機の上から見ている景色を話して聞かせるような、そういうお話なのでした。

私は以来、毎年お正月とお盆と、欠かさず山下さんのお話を聴きに、一人でお宅に伺うようになりました。

時には幼い娘を連れて。
大雪の中を出かけたり。
義母に呆れられたりしながら。

飛行機や戦争に元々全く興味がなかったはずですのに、
それはいつのまにか、帰省のたびの、私の一番の楽しみになっていました。


山下さんは、決してご自分を立派な者としては話されません。
それでも、山下さんの飛行技術の水準が飛び抜けて優れていたのだということは、すぐに気がつきました。

毎回のことですが、ご自分が話しておられることと、聞き手の私のことを、冷静に把握しながら話しておられるのを感じて、私は内心深く感嘆いたします。
いつも、私が聴きたがっているようなことを探りながら、楽しめるように話されて、
話の流れが逸れたり、つじつまが合わなくなったりということもありません。

そのありかたの中に、研ぎ澄まされたような山下さんの戦時の日々が、彷彿とするのでした。


山下さんは、戦後はお里に戻り、結婚して、この大きな農家とご家族を支えてこられました。
日頃は戦争の話をほとんどなさることはないそうです。

今年のお正月は大雪で、とうとう出かけられないかと思いましたら、なんとお嫁さんがジープで私を迎えに来て下さいました。

雪の中を進む車の中で、山下さんの噂をいたします。

おじいさんも、私らにも少しも偉そうにもされんで。議員に立つでもなくて。


山下さんは、いつも、少しだけ微笑んでおられるように見えます。
私は、人の強さということをふと考えたりいたします。

戦時の空と、空母と、着陸時の基地の眺め、海軍の栄養ドリンク。
もう、この世のどこにもなくなってしまった、そういう世界の話を聴きに、私は雪の中を進んでいきます。

海の上を飛んでいるとき、水平線は、高いところにあるものなのだそうです。



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[2010/01/31 14:10] 山下さん | トラックバック(-) | CM(5)

白いごはん 

こんにちは
いいお天気です。

さっきお昼ごはんをいただきました。
メニューは、

白いごはん
白菜のおつけもの
お海苔

白菜のおつけものは、ご近所の竹本さんからいただきました。
お海苔は、母からお正月にもらいました。

今回のは一番海苔で、巻き寿司にするにはちょっとやわらかいから。

このごろ気がついたのですけれど、実家のあたりは、海苔が採れるところなのでした。


昨日の夕飯の時のこと。
夫が驚いたみたいに言いました。

さくらちゃんのお茶碗、小さいんじゃないか。ウチでいちばんよく食べるのに。
ほんとだ。
パパのより大きい巨大茶碗、買ってこいよ。

さくらちゃんは小さいから、小さいお茶碗。
白地に、赤い線がはいった上等です。

さくらちゃんが、大きくなってる。
気づかなかったなあ。
気がついてあげるの、きっと母親の仕事だ。

ふふふ。
でもね、さくらちゃんはやっぱりちっちゃい。

一番海苔って、いい響き。
おいしい。

さくらちゃんの新しいお茶碗、買ってこよう。



気がついたら、ブログが3周年でした。

石の上にも三年的日々。

ありがとうございます。
感謝を込めて、幸せの風を送ります。



[2010/01/26 14:20] 日記 | トラックバック(-) | CM(6)

高校非常勤点景 

こんにちは
お天気雨です。

今日は高校の非常勤の日でした。
夏目漱石『こころ』

わかりにくいところを解説したり、小さな問いを出しては本文を読んでいくという丁寧な授業をする気になれなくて、ただ、ずっと本文を読むだけの授業。
「こころ」の授業に入ってから、もう4時間目くらい。
自分で読んだり、付属CDの朗読を聴かせたり。
そんなことしながら、どういう風に授業しようか考えてる。
前回の授業は、模試の過去問をやってくれと言われて、模試の解説。

授業の前に、手っ取り早く点を取る方法を教えてやってね、って言われました。
授業で、そう言われたよと生徒に言う。
それで仕方ないから、あさっての模試には間に合わないけど、その次の模試くらいに間に合う話をしようかって言った。
非常勤の先生は、言われたとおりやらないとね。

漢字テストを毎週やるのはいいとして、6割以下の者はペナルティー。範囲のページ全部を3回書く。
他にも細かく課題を出して、提出しない生徒を厳しく追跡する。逃れられる者はいませんよ。
それでもって、いのこりとかペナルティー。
学年で動いているので、調子を合わせるしかありません。
これだとたぶん、漢字もやらされてる感いっぱいだろうなあ。
問題集も、要約も、ほぼ全員答え丸写し。
中には真面目にやったらしい生徒がいるのにちょっと驚かされたり。

4月の頃、私の解説をひたすら待っていた生徒たち。
しょっちゅう「答え教えて」と言っていました。
ノートして、それを試験の答案に書くのです。

このごろになってようやく諦めたみたい。
この間の雪の日。
授業の始めに「雪の中、よく来たねー」って言ったら、「先生ぜったい雪の話すると思ってたー」と言って、女の子たちが喜んでいました。
この雪の日に、雪の話をしない先生っているのかなあ。

廊下ですれ違うと、「せんせー」とただ呼んでくれる。
答え教えない先生なのに。

「こころ」は、急に思いついて、グループ研究にすることにしました。
好きな者どおし4,5人のグループで、
「Kはなぜ自殺したのか」とか、「自殺の夜に襖を開けていたのはなぜか」とか、考えるわけです。

以前勤めてた学校で、「私とKが通った道」というのをテーマにして、研究してくれた男の子がいたよ、という話をしました。
当時の地図を探したり、無いところは自分の絵で補ったりしてね。

字も絵も汚かったけど、最高によかったなあ。

この学年は、やたら教材をつっこむので、のんびり一つの教材に時間をかけられない。
このグループ研究もたぶん4時間しかかけられない。

うん、架空の話を研究して何になるのだろうね。
でも、面白いよ。

この学年の国語を取り仕切っている先生は、答えを教える先生。
授業ノートのまま試験にだす。
自分が教えたところは、少しはずして試験に出すのが、現代文の教員の暗黙のルールなんだけど。

で、当然、彼女のクラスだけが平均点がよい。
彼女自身、自分が優秀なせいだと思っているらしいから、つける薬がない。
その平均点のおかげで、管理職のおぼえもめでたい。
管理職は、国語出身の人だけれど、これもまた政治にしか興味がない上に、たぶん頭が悪い。
彼女と学年を組んでいる先生は、ストレスですっかり弱っている。
彼女は、弱っているその先生を、ダメなヤツだと思っているのが誰の目にも分かる。

生徒も点がいいと、自分ができるようになったと思うらしくて不憫。
あの先生の方がいいとか、平気で言うからなあ。

彼女が作った試験問題を見たら、問題として成り立ってない問題がいくつかあったので、直してもらった。
問題として成立させてくれれば、そのまま出してもまあいいよ。

久しぶりに読んだ『こころ』は、「私」の気持ちやら状況の説明がやたら長くて、なかなかクライマックスまで行かない気がしました。
私も、結果が全ての人間になってきてるのかも。

いっしょにグループ研究っぽいもの、やってみようね。
架空の話の研究だけど、
たぶん、面白いよ。



[2010/01/25 15:52] 教育 | トラックバック(-) | CM(2)

おでかけの前 

こんばんは
今日は、よく晴れて、空気の冷たい日でした。

娘と一緒に街に出かけました。
出かける前の娘の支度は、いつも一騒動です。

青いスカート履いて行こっと。うーん、あれ、胴が長く見えるからなあ。ねえ、白いベストと、このジャケット、どっちがいいと思う?

白がいいみたい。

鏡の前でしばし確認作業。

えー!!!(突然の絶叫)

ど、どうしたの?

だってー、これにするんなら、黒いタイツ洗濯するんじゃなかったー(半泣き)。

しばし沈黙。

キタ―――― !!(突然、歓喜の声)。
あったー。洗濯してなかったー。やったー。黒いタイツあったー。

どうやら、脱いだ服ここに置かないでといつも言ってる鏡台の椅子の上にタイツを発見した模様。
それって、汚いのキタなんじゃ。

去年の暮れ、お友達と一日中歩き回って、やっと一つだけ買ってきたハートのイヤリングをつけて、

ようやく出来上がり。




[2010/01/23 23:24] 日記 | トラックバック(-) | CM(0)

ファイト!(会えなくても) 

こんばんは。
日が暮れてから、急に冷えてきたようです。
冬の夜、いかがお過ごしでいらっしゃいますでしょうか。

今日、大学院のゼミで一緒だった若い友人から、久しぶりにメールがありました。
この間ふと、どうしてるかなあなんて、思い出したところでした。

彼女は修士の学生さん。
メールは、書きかけの修論読んでみて、という内容でした。

文面から、明るい彼女のエネルギーが伝わってきます。
その慌てぶりとか、そういう風には見せてないけど、実はとっても遠慮がちなところとかも、いろいろ。
私までいっぺんに元気になりました。

ん?なんだか追い込まれてると思ったら…

そういえば月末が修論の締め切り!

みんな、元気で修論がんばっていますか。

私と一緒に勉強していた修士の学生さんたちは、みんな揃って驚くほど優秀で、その上人柄も申し分なし。
本当に清々しい若者たちでした。

あともうちょっとだね。

がんばれー。

人って、本当に不思議。
何にも言わなくても会うだけで、
会えなくてもメールだけで、こんなにもいろいろ伝わってくる。

ただ、思い出すだけで、胸がいっぱいになる。





[2010/01/22 20:46] 日記 | トラックバック(-) | CM(1)

お初釜 

こんばんは
夕方から、雨になりました。

今週の月曜日は、実家でささやかなお初釜でした。
父がお庭をし、母がお花を活けて、お稽古の方を迎えます。

お料理は、すべて母がいたします。
私は、手伝いにも参りませんでした。

夕方、全て終わって、お客さまがお帰りになったあと、母が電話をくれました。
今年も無事に終わったそうです。

子どもの頃は、私もいつの日か母のようになれると思っていたけれど、難しいかもしれません。

せめてもと、お献立を書いて送ってもらいました。



22年1/18(月) お初釜

<献立>

向付 鯛の昆布〆 (丸めて中にサーモンの薄切り)
   すずきの甘酢洗い 付け合わせ ちしゃ

御飯

お汁 白味噌仕立 人参 かぶ ほうれん草 からし少々

煮物椀 丸のままの生しいたけに詰め物をして揚げて煮る
      詰めもの ヨソのミンチ とうふ少々 卵黄 
            山芋すり下ろしたもの少々
      これを混ぜたものをしいたけの中に詰め、中に枝豆、えびを入れる
      椀の中には汁を少しはる

焼き物 ぶりのしょうが味噌漬けを焼いたもの
      付け合わせ かぶの千枚漬け

たゝき牛蒡 すりごまをまぶす

強肴  季節の野菜の炊き合わせ
    (里芋 たけのこ つくし こんにゃく 絹さや たこの甘辛煮)

八寸  海の物 にしんの昆布巻き
    山の物 栗の渋皮煮

湯   玄米を炒ったものゝ湯

香の物 白菜漬ときうりの塩漬け



幼い頃から見慣れた母の字で書いて、小さく絵もついておりました。





[2010/01/20 21:17] 家族 | トラックバック(-) | CM(2)

予定変更して家に 

こんにちは
ここのところ暖かい日が続いていましたが、今日はどうやら四温の最後の日のようです。
いかがお過ごしでいらっしゃいますか。

今日は宮島の百手祭の日。
誘ってくださる方があって、すっかり出かけるつもりでいたのですが、なんだか風邪をひいたらしいので、結局家にいることにしました。

そろそろ始まる頃かなあなどと思いを馳せつつ、おこたにおりますと…。

遠い親戚のおばさまから電話。
お正月に夫の里におみやげを持って行って、預けておいたのが渡ったらしいです。

昔の教え子が訪ねてきました。
折り目正しい彼は、この寒い中、エホバの証人の布教活動をしているようです。
22才になったそうです。
小さいチョコレートを3つあげました。

こんなに日に、家を訪ねてきた人と会うのは、何となく不思議な気分です。

会えないはずの人と会う、家にいないはずの私。






[2010/01/20 11:05] 日記 | トラックバック(-) | CM(0)

ポストの上にみかん 

こんにちは
温かい午後になりました。

帰り道。
小さい川の、小さい橋を渡ったところに、小さいポストがあります。

今日、そのポストの上に、三つ。
みかんの類の何かがのっけられていました。
大きいのと小さいのと中ぐらいの三つです。

黄色くて、夏みかんより大きくて、ザボンより小さい。
表面がガタガタしているところがかわっています。

ポストの上に、どんと座って、笑っているようでした。
誰がのせたのかな。
[2010/01/18 14:20] 日記 | トラックバック(-) | CM(2)

ピアノレッスン 

こんばんは
夜になって、また雪になりました。

今日は、娘のピアノレッスンでした。
少々遠いので、いつも私が車で連れて行きます。

娘が今の先生のレッスンを受け始めたのは、小学校2年生の頃。
先生は、声楽家で大学の先生。
ちょうど私の父と同じくらい、娘にとってはおじいさんほどの年齢の方です。

先生は立派な先生ですから、立派なお弟子さんもたくさんおられます。
だけどもったいないことに、娘の音楽の才能は、親の欲目で見ても、今一つ。
ピアノへの興味も今一つ。

それでもずっとレッスンに通っています。
練習はちょっとつらいけど、ピアノは「けっこう楽しい」のだそうです。

先生は、娘のことを、一度も叱ったりなさったことはありません。
いつも穏やかなレッスン風景です。

だけど、妥協もなさいません。
小さい娘に、小さいなりの音楽を求められます。
楽譜通り弾けるようになったらいいというのでなくて、そう、なんと言いますか、「表現」というところまで。
ゆっくりゆっくり練習曲を仕上げてゆく娘に、ゆっくり、そして真面目に付き合ってくださるのです。

娘が大体弾けるようになると、先生はいつも、ちょっと苦しそうに、両手でTの字をだされます。
ちょうどスポーツの試合のタイムみたいに。

出た、タイムアウト。
私たちはこっそり目をあわせて、心の中でクスッと笑います。

ただし、その右手の指先は、水平に出された左のてのひらからちょっとだけ離れています。
そして必ずこうおっしゃるのです。

ここまで出来てるんだけどね。
あと少し。
これからが大変だ。
もう一回がんばろう。

時には、あの子すごく難しい曲が弾けるんだってというお友達の噂を耳にいたします。
それに比べて、いつも同じ曲を弾いている我が娘。
レッスンに向かう車の中では、練習不足をイメージトレーニングで何とかしようと、同じ曲のCDを必死で聴くというていたらく。

聴きながら、
ここのところ、エッシェンバッハよりさくらちゃんの方がうまいよね、
なんて自画自賛。
結局二人ともご機嫌です。

ピアニストになるためでなく、
ピアノが上手に弾けるようになるためでもない、
穏やかに何かを求め続ける、不思議なピアノレッスン。

娘も、そして母親の私も、
毎週火曜日、いつも少しだけ上等な人になっている帰り道です。



[2010/01/12 22:19] 日記 | トラックバック(-) | CM(4)

成人式 

こんばんは
三連休、いかがお過ごしでしたでしょうか。
我が家ではお正月ぐうたら生活の疲れのせいか、みんなでぐったりと過ごしました。

今朝、成人式の振り袖姿の娘さんを見かけました。
なんとなく、嬉しくなりました。
晴れ着の人を見るというのはいいものですね。

私は、自分の成人式には出ませんでした。
住民票を残したままの遊学で、その上試験前だったのです。
お祝いに、ステレオのセットを買ってもらいました。
両親にとっては、学費も出して、下宿もさせて、さぞ物いりだったと思いますのに。

一緒に東京に出ていた同級生の仲間の部屋に集まって、楽しく騒いだ記憶があります。
今の世知辛い世相を生きている学生さんたちと違って、呑気な学生時代でした。

最後に担任した生徒たちが、今日成人式でした。
ほとんどの子が、もう就職して社会人です。
おめでとうって言いたいなって思いましたが、先生の方から連絡するわけにも行かず、心の中でお祝いしました。

成人おめでとう。




[2010/01/11 21:03] 日記 | トラックバック(-) | CM(2)

七草 

こんばんは
今朝はうっすらと雪でした。

昨日は人日。
みなさま、七草粥を召し上がりましたでしょうか。

おとといの6日、たしか夕食の後のことです。
娘が歌うように言いました。

セリナズナゴギョウハコベラホトケノザスズナスズシロハルノナナクサ

あした七草粥だね。
そうだね。

七草って、すごく草の味だよね。
そうそう、案外おいしくないものよね。

そういえば小さい頃はママが摘んできてたよね。

そうだったっけ。

私も頑張ってたんだな。
何だか必死だったもんなあ、さくらちゃんがちっちゃい時。
最近はついスーパーで七草のパックを買って済ませているけど。

今年は、朝起きてみると、もう七草粥の準備が出来ておりました。
もちろん、夫の手になるものです。
とても喜んで、みんなでおいしくいただきました。

今日になって、ふと、疑問がわきました。

ところで、春の七草って、どんなのだったのかしらん。

なんだかとても不安になってきました。
いまさら遅いけど、調べてみることに。

☆セリ  毒ゼリに注意 セリによく似た毒ゼリは猛毒植物です。
      その特徴は…

☆ホトケノザ  コオニタビラコのこと。
         最近は田んぼにもあまり見かけなくなりました。
         ホトケノザはシソ科で、コオニタビラコとは全く別のものです。

キミカタメ ハルノノニイテテ ワカナツム ワカコロモテニ ユキハフリツツ

七草粥と聞くと思い出すあの草の味。

夫もそれなりに必死なのかもしれません。


[2010/01/08 20:43] 日記 | トラックバック(-) | CM(0)

冬うらら 

こんにちは
うららかなお昼です。

今、キトリとお散歩に行ってきました。
お地蔵さまのところまで行きました。
誰も来そうにないところにあるお地蔵さまですが、あたりがきれいにおそうじされて、お花も替えてありました。

今年は、本当に寒さが厳しい年越しでした。
今までで一番の寒さだったと思います。
雪も積もりました。
手で掬うと、指からこぼれるほどのさらさらの雪で、吹雪くと何度でも舞い上がる雪でした。

今年はもうお正月の準備が出来ないかもしれないと思った。
みんなのおかげで立派なお正月が迎えられた。

毎年の義母のせりふです。
そう言いながら、おせち料理の準備はほとんど出来ています。
それをお重に詰めるのが、毎年の私の主な仕事です。
ふふふ。たいしたことない。
いつもの古いお重、けっこう気に入っているのですが、今年はお皿にと言われてちょっと残念。

それにしても、今年は寒かったです。

冷蔵庫より温度の低い廊下、
冷凍庫の代わりの縁の下。

いくらストーブを焚いていても、お台所はあんまり暖まらなくて、
足首のあたりが冷えきって痛くなります。

冬木立の間の真っ青な空を見たら、なぜだか今年のお正月の寒さが思い出されて、
なんとなく泣きたくなってきました。

そういうわけでね、誰れも来そうにないお地蔵さまの方へ行ったのです。

キトリが元気いっぱいで走り回ります。
お天気がいいので、いつもは行かない薮の方にちょっと冒険。
キトリは大喜びで、薮の中まで入って行っちゃいました。

ふと気づくと、泣きたいはずの私は、とってもにこにこ。
あれ?
やっぱりね。
どう考えても私は幸せなのでした。
へへへ。

お正月、あんなに寒かったのに、今日は、こんなに晴れて暖ったか。
それとも、あの極寒体験のおかげで、暖ったかい気がするのかな。

またまたふと思いついたこと。
今までに、哀しかったことや、心残りなこと、胸の中にいっぱいあるけど、
それ全部、本当は無かったことだったとしたら。
あれ?全然問題ない。

何だか幸せになりました。

相変わらず動き回ってるキトリをよそに、お地蔵さまにお祈りします。

どうぞ、平気で人のために働ける人になれますように。


[2010/01/08 12:48] 日記 | トラックバック(-) | CM(2)

新年 

こんばんは。
新しい年になりました。
外はまた雪が降っています。

昨夜、里から戻りました。
年末年始という、いつもと違う世界から帰ってきた感じです。


今日やったこと。

お正月のお花を活けました。
裏の南天を思いきって切りました(南天の悲鳴)。

花たちに水。

カレンダーを新しく。

パソコンの壁紙を、アフタヌーンティーのホームページからダウンロード。
ガラスのティーポットとカップの絵柄です。
透明で、静かなパソコンの中の世界。

いただいたお年賀状を一枚一枚。

こんな風に、少しずつ何かを変えて、日常に戻ろうとしているのでしょう。
そうしながら、戻るところなんて本当は無いのだなあと思います。
だから誰でも、新しい場所は、新しいように作る方が、気持ちは安定するのだと思います。
お花を活けかえたり、カレンダーを替えたりしてね。

年末年始の里帰りは、
降りしきる雪とか、
以前と変わらない父母の話し方とか、
来し方と行く末が、絶え間なく思われる時間でした。

そういえば、暮れの出発間際に、突然アイロンのスイッチが入らなくなりました。
今日は電気ポットが、いつまでもお湯を沸かし続けるようになりました。
磁場の狂った我が家で、弱い家電製品が倒れ始めています。

新しい年が、時空を少しゆがめながら、この場所に届いてきているのでしょう。

この家に来てから、もうずいぶんたつのに、
私は、この場所が、本当に私の家なのかどうか、まだ分からない気がしています。

新しい年が、半信半疑のまま暮らす私をのみ込んで、怒濤のように流れていきます。


あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。



[2010/01/05 22:48] 日記 | トラックバック(-) | CM(10)
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