小春日 

こんにちは。
今朝までの雨がやんで、今日は特に爽やかな一日になりました。

いいお天気ですので、今の私が、あなたに差し上げられるもの、出来ることを考えてみることにしました。
条件は、私自身が、楽しく嬉しくできることです。

まず、残念なことに、余るほど持っているものは、ほとんどありません。

絵葉書ならたくさん持っているから、今の季節の絵葉書を差し上げられます。
ずっとずっと大事にしているので、もう古びてしまったものもあります。
その絵葉書を買ったときのことや、それを、誰かに送る時のことを思って眺めていると、嬉しくなります。

肩をもんであげることができます。
ただしこれは、痛すぎると言われて、家族にはあまり評判がよくありません。

本を読んであげることも好きです。
聞いてくれる誰かと一緒にいて、声を出して本を読むことを考えただけでも幸せになります。

手紙を書くこと。
自分でも意外ですが、私は結構紋切り型の手紙を書きます。

あと、私が好きなことは、話を聞くこと。
実は、いろんな人に、何年もの間、少しずつお話を聞きに出かけています。

ほかにはね、

窓を開けること。
大笑いすること。

会いに行くこと。
待つこと。

小春日和だなあ。





[2009/11/25 13:42] 日記 | トラックバック(-) | CM(4)

裏山 

こんばんは。
今日も一日あたたかでした。

お散歩で、久しぶりに裏山に上がりました。
裏山には人がないので、行けるのは明るいうちに散歩に出たときだけです。

小鳥の声やらさざんかの花やらで賑やかな道を登っていきます。
木暗くなっている道に入ってしばらくしたところで、突然、茂みの奥から男の人が現れました。

キトリが後ろから駆け寄ります。
キトリをふり返ったその人の、鋭い笑顔。

イノシシの匂いがするんだろ。

イノシシ狩りをしてきたのかな。

その人は、キトリにはほとんど構わず、また山にはいって行きました。
後ろ姿の腰に、刃物を吊す革サック。

小鳥の声。
さざんかの花。



[2009/11/23 17:34] 日記 | トラックバック(-) | CM(0)

幸せは天下の回りもの 

こんにちは
いいお天気、小春日和です。

出窓に、黄色いバラの鉢植えが置いてあります。
先週の結婚記念日の贈りものです。
やさしい黄色です。

今朝、美容院にいきました。
担当の美容室のお兄さん、爽やかで一生懸命。
イケメンの風貌に似合わず、そのお話が、いつもちょっといいのです。

「金は天下の回りもの」って言うでしょう。
自分にばっかり取り込んで貯めこんでいたつもりが、いつの間にか無くなっちゃう。
幸せも同じだと思うんですよね。
人を幸せにしてあげないと、自分に幸せがやってこないなって。
だから、美容師って、いい仕事だって思うんですよー。

美容師、キツイっていうイメージがあるのかなあ。
最近人気無いんですよ。
お金儲けようと思って仕事選んでるんでしょうねー。
お金、そりゃちょっとは必要だけど、一億円貯めたってね。

お金とか、目に見えるものじゃなくてね、見えないところにね。
そりゃ、仕事してると、いろいろありますよ。
でもね、苦労と不幸は違うと思うんですよ。
オレ、それに気がついてラッキーだったなーって思うんですよ。
この仕事のおかげで、いろいろ気がついて。

この仕事しててよかったって本当に思うんです。
オレなんか、仕事してなかったら、どうなってたか。
美容師がオレの「使命」なんです。

いつ、美容師になろうと思ったの?
高2。
渡り廊下歩いてて、あ、美容師になろうって、そのまま進路指導室に行ったー。

とっても嬉しそう。
お話ししながら、ハサミを持った手は絶えず動いています。

10年後、自分がどんな美容師になってるかなって思うと楽しくなるんですよ。


[2009/11/21 12:45] 日記 | トラックバック(-) | CM(0)

教室より 

こんばんは
さっき、お散歩の時、きれいな夕焼けが見えていました。

今日は、高校の授業日でした。
3階にある2-1教室からは、山の紅葉がすぐ近くに見えます。

窓辺に寄って外を見ました。
下には、噴水があるのに、初めて気がつきました。
それは何の変哲もない円形の池で、中央に、ささやかに水が上がっていました。
へえ、あんなとこあったんだ。

生徒達は、紅葉のことにも、噴水にも、全く関係がない様子で教室にいます。
黒板には、さっきまでやっていたらしい数列の計算が残っていました。

窓の外の、ずっと向こう、校門の外のバス停に、座ってタバコを吸っている先生が見えました。
宅配便のトラックが、出て行きました。

さ、授業をはじめましょうか。






[2009/11/19 22:22] 日記 | トラックバック(-) | CM(4)

熱が出た! 

朝眼が覚めたとき、あ、熱があるなと思いました。
熱が出るなんて久しぶりです。
昨夜から、めずらしく風邪気味だったのです。けほけほ。

今日は土曜日だけど、夫は仕事、娘はクラブ。
のろのろと起きてみると、二人は忙しく準備しています。

私「熱があるみたい、ね、見てみて。」
忙しそうな夫「うん、微熱だね。」

私「熱があるみたい、見てみて。」
娘「うん、あるね。」

みんなそっけない。
熱が出るなんて、すごく久しぶりの大事件なのに。

夫「ね、コーヒー淹れて。」
起きてきているのだって、結構頑張っているのだということがわかっていないようです。
だるいけど、頑張ってコーヒーを淹れてあげます。

朝食はいつもの光景です。
まずは娘が夫に軽いジャブ。
「パパってスポーツ欄ばっかり読むね。」
夫の反撃「自分はテレビ欄しか見ないじゃん」

だるいけど大笑いしたら、攻撃がこっちに。

夫「ママだけだね、うちで新聞全部見るの。」
娘「おじいさんみたい。新聞全部読むし。退職して好きなことやってるし。」

え~、さくらちゃん、そんなこと思ってたの?

夫が嬉しそうににやにや笑っています。
こらこら、フォローせんかい。

なんのかんのと言いながら、夫の車に娘が乗って、二人は仲良く手を振りながら出て行きました。
今日は時間が合うから、送っていくことになったのだそう。

一人になってから家の中を見ると、
朝ご飯のあとと、掃除してない部屋と、洗濯ものの山。

だから、熱があるって言ってるのにもう。

ま、せっかく熱が出たから、ちょっと休むことにしましょ。
ふふふふふ。
グチャグチャの家の中を見せて、ちょっとビックリさせてやるもんね。


[2009/11/14 11:49] 日記 | トラックバック(-) | CM(6)

参観日 

こんにちは。
雨がざあざあ降り始めました。
今日はこれから参観日です。

さっきから、いただきものの、とてもおいしいクッキーを食べていました。
持っていって、娘に食べさせてやりたいなあって思います。

学校はお菓子禁止。

おいしいんだけどなあ。

[2009/11/10 14:04] 日記 | トラックバック(-) | CM(2)

立冬 里の祭 

こんにちは。
今日は少しだけ雨が降りました。
温かい雨でした。

立冬の日、11月7日は、毎年夫の里のお祭りです。
曜日に関係なく、お祭りは毎年この日です。
今年はちょうど土曜日でしたから、お祭りに帰ることが出来ました。

花の飾りのついた大きな傘を中ほどに、囃し子が、踊りながら太鼓をたたき、笛を吹いて、行列します。
獅子も出て、見物は、振る舞い酒をいただきます。

私たちは、家の前の通りに出て、行列を待ちました。
結婚してしばらくした頃、一度、両親がこのお祭りに来たことがありました。
あの時は、この場所に、父と母も同じように行列を待っていました。
お囃子を聞きながら、その時のことを、いろいろと思い出します。

ようやくやって来た今年のお祭り行列には、過疎化のため、花の傘はありませんでした。

行列が過ぎて、だいぶたってから、神社へお参りに行きました。
古い由緒のあるお宮です。
どこよりも大きな銀杏の木が、黄葉して、あたり一面に黄色い葉を散り敷いていました。
かなり高い台座の上に、二宮金次郎さん。

境内のあちこちに、人の姿がちらほら。
酔っぱらった人が夫に話しかけます。
大きな大きなひのき。

子どもの頃、ここで野球をよくやったよという夫。
ここがホーム。

夫が、自分が指さしたホームの位置まで走っていきました。

あの階段の角が1塁、そこが2塁。
ボール落としたらアウト。

神社の階段を下りきったところに、出店が5つ6つ。
綿菓子、くじ、人気があるのはおもちゃ屋さんです。

昔はずらっと店が並んでたという話を、行きも帰りも。
ここが教員住宅で、この家は美術の先生の家だった。
ここがマラソンの出発点。

このあたりは深い山中、雪深い土地です。
毎年このお祭りには雪が降ると言われています。

今年のお祭りは、めずらしく温かい日でした。


[2009/11/09 16:25] 日記 | トラックバック(-) | CM(4)

贈りもの この先のある日へ 

こんにちは。
いいお天気の午後です。
空の端っこに、綿の切れ端のような、すうっと薄い雲が見えています。

この秋の初めに、お布団を打ち直しに出しました。
ベビー布団一式とジュニア布団一式。
作ってくださったお布団屋さん自慢の、上等な綿のお布団です。
その綿を合わせて、大人サイズのお布団を作っていただきました。

先日、そのお布団屋さんから、思いがけない贈りものがありました。
ベビー布団と、ジュニア布団の側の生地です。

あんまり傷んでいませんでしたから。
今度はこの布でお孫さんのお布団ができますよ。

ふふふ、そんな先のことなんて。

生地はきれいにアイロンをあてて、丈夫な茶色の紙で包んでありました。

時折、その紙包みをそっと開きます。

ミッフィーちゃんたちが正面を向いて並んでいる黄色い布。
ピンクの布には、買い物籠を持った、何やら忙しそうなウサギさんたち。

我が家に、小さい小さい赤ちゃんのいた日々。
いつ来るのか、本当に来るのか分からない、ずっと先のある日。

時間が、つながっているということ。


[2009/11/04 16:15] 家事 | TB(0) | CM(4)