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旅日記 松山 本当のこと 

こんばんは
今夜は十三夜でした。
それに気がついて、夕方見た月を思い出したりしています。

もう二週間も前になりますが、松山に行きました。
松山では、電車が、次から次に来て、さほど待たずに乗れます。
道後の子規記念博物館に行きました。

終点の広場では、大勢の人が、からくり時計が動くのを待っていました。
腕時計を見ると、11時の5分前。
旅行に来て、自由に時間を過ごせる人たちだったのでしょう。
私も、通りの反対側に立ちどまりました。

ずっと前、学生時代に、母と銀座のどこかのからくり時計を、立ち止まって見たことがあります。
その時母は、時計が開くのを待っているたくさんの人たちを見て、「都会の人は時間があるのね」と言いました。
ん?都会の人は忙しいものなのではないかしらん。
その時以来、私は、都会の人が忙しいかどうか、分からずにいます。

母は今でも、私が東京の大学に行ったことを嬉しそうに話します。
成績がよかったとか、しっかりした子だったからとか、そういう風に。
でもね、私は最近になって、母が都会に憧れた女の子の一人だったということに気がつきました。
母は、入学の時と、卒業の時しか東京に来ませんでした。

そうそう、子規記念博物館。
一人でしたし、ゆっくり見て回りました。
博物館の解説によると、子規が勤めた「日本新聞」は、政党に偏らず、本当のことを言おうとした新聞だったのだそうです。

本当のこと。

本当のことを言うのは、今では難しいのではないかと思います。
当時も難しかったと思います。
だって、全体を見回して中間値を採るというのとは違いますし、隠された本音を暴くというのとも違いますし。

子規にとって、「日本新聞」の仕事は、本当のことを言うことだったのかもしれません。

従軍記者。
古い歌や句の膨大な資料整理の作業。

墓碑銘
「日本新聞社員月給四十円」



三人にちょうどよき家十三夜     ここ



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[2009/10/31 00:47] 旅日記 | トラックバック(-) | CM(2)

繰り返し 

こんばんは
今日の夕焼けは、薄紅をすうっと刷毛でひいたような、そういう夕焼けでした。

娘がピアノの練習を始めました。
練習の初めはいつもハノンです。

ハノンは指と音の練習です。
単純な繰り返しを、2オクターブ上がって、そして同じように下りてきます。

曲想も組み立てもない、機械的で変化のない繰り返し。

ハノンは、優しい曲です。






[2009/10/24 21:11] 日記 | トラックバック(-) | CM(0)

思い出の虫干し 

こんにちは。
今日もまたいいお天気です。

思いついて、娘が赤ちゃんの時のものの整理を始めました。
ごくごく小さい頃のものは、だいぶん人様に差し上げたりいたしましたので、もう、手作りのものや記念のものが残っているくらいです。

退院の時の白いドレス。
白いくつしたと、帽子も。
ドレス、せっかく作ったのに、少々きつくて、その上退院の日は雪。
上にいろいろ着せたので、少しも見えませんでした。

冬の子でしたから、毛糸のものがたくさん。
おばあちゃまに編んでもらったベスト、フード付きのカーデガン、ジャンパースカート。
みんなみんな、小さくて、ふわふわです。

初めてのゆかたはキティーちゃんの模様でした。
手をつないで、お祭りや盆踊りにいきました。
水着は黄色で耳つきの帽子とお揃いです。
ヨーロッパのおみやげのちょっと生意気なコートとベスト。

大きな四角い風呂敷包みが出てきたので、何かなと思ったら、何とおしめでした。
おむつカバーもたくさん。
最近ではもう、こんなものを使う方も無いでしょう。

私たち新米の両親と、今よりちょっと若かった、おじいちゃまとおばあちゃまの、
心意気の箱詰めです。

今日一日、秋のやさしい陽に当てて、また元に戻そうと思います。




追伸:
少し大きくなってからのものが、まだまだあります。
もし着てくださる方があれば、とても嬉しく存じます。
どうぞご連絡下さいませ。
のんびりしているうちに、私が知っている子どもたちは、みんなすっかり大きくなってしまいました。



[2009/10/23 11:58] 家事 | トラックバック(-) | CM(4)

紙人形 

こんにちは
秋晴れです。
本当に雲一つありません。

先週末、松山に行ってきました。
子規記念博物館で、子規が描いた絵の絵はがきを幾葉か買い求めました。

一人旅は、いろいろな人のことを思い出しながら歩く旅です。
道後の商店街の中にある、ちょっと懐かしい感じのお店で、
ランチをいただきながら、買ったばかりの絵はがきを書きました。

両親宛の葉書は、紙の姉さま人形の絵の葉書にしました。
娘のさくらを母に預けると、よく紙のお人形を作って、二人で楽しそうに遊んでいました。
母は、お人形が好きなのだと思います。

今朝、母からメールでお返事。


「紙人形

 おはがき有難う
 幼い頃に折り紙で良く遊びました。
 何と懐かしいこと。
 そういえば、丁度今時分、田んぼの畔に茣蓙を敷いて遊んだり、絵本を沢山読んだりもして、
 母の一休みの時を楽しみに待ってたようにも思います。
 …                                  」


紙人形。
母親を待つ幸せな時間の記憶。


[2009/10/22 14:30] 旅日記 | トラックバック(-) | CM(2)

幸せの黄色いハンカチ 

こんにちは
秋の午後、いかがお過ごしですか。

2004年、新潟中越地震を覚えていますか。
私は、すっかり忘れていました。

先日、お昼にぼんやりテレビを観ていましたら、
5年前の新潟中越地震の被害地、川口町が出ていました。

今、川口町のいたるところに、黄色いハンカチが飾られているのだそうです。
地震の時の援助に、感謝の気持ちを伝えるハンカチなのだそうです。

画面の中では、黄色いハンカチが、保育園にも、小学校にも、個人の家にも、役所にも、たくさんはためいていました。

地震は、川口町の人々にとっては、つらいことがあったり、生活が変わったり、つらい思い出のはずです。
今でも恨めしく思っていても、仕方ないはずなのに。
もう忘れたいことかもしれないのに。

それでも、感謝の気持ちを伝えようって思えること。
うまく伝わるように、分かるように、黄色いハンカチにして。

あの時何にもしなかった自分が切なくて、
それなのに温かくて、何だか励まされたような感じがして、胸がいっぱいになりました。

黄色いハンカチ。
幸せの作り方。



[2009/10/20 15:16] 日記 | トラックバック(-) | CM(0)

晩秋 

こんばんは
このたびの連休、いいお天気でしたね。
いかがお過ごしでしたでしょうか。

夫と娘が二人でウッドデッキを塗り替えてくれました。

色は、娘のアイデアで、白になりました。
アイボリーホワイトという柔らかい白です。

ちょっとだけ違う家みたいになりました。
家の中も少し明るく感じます。

塗り替えたばかりの小さなスペースに、晩秋のやわらかい陽があたっています。




[2009/10/12 18:35] 日記 | トラックバック(-) | CM(2)

漢字ゲームに勝利する 

こんにちは
お昼を過ぎて、ようやく少し温かくなってきました。
朝、寒かったよ。

すごく地味に、ミクシーをやっています。
その中に、このごろアプリというのが出来ました。
何だか分からなし、興味もないので、知らん顔していました。
そのアプリとやらのせいで、自分の日記欄が見えなくなって、不便だなと少々不満です。

数少ないミクシのお友達が、漢字脳力大学というのをやっているようでした。
「まきさんが、自己最高得点をマークしました  26点」
という具合に小さく画面に出ています。

漢字っていうのは、やっぱりゲーム感覚で覚えるようなものでもあるなあ、
などと、去年まで研究していた人の、大正時代の記述を思い出しました。

私は、国語を教えていたし、言葉を使うことが本業です。
漢字ゲームに参加して高得点を上げるのは、いかにも大人げないので、参加したりはいたしません。

ところが先日、あれこれ見ているうちに、漢字脳力大学のページが始まってしまいました。
ついでにやってみることにしました。
ごめんね、大人げなくって。

ゲームは、漢字の読みを答えるだけです。
どんどん進みました。
「曽遊」
あれ?なにこれ。聞いたこと無い。
あ、あ、あっ。
ゲームオーバー。
あなたの得点は、21点です。

読めないというより、知らない言葉です。
ショックです。

もう一回やることにしました。
またまたどんどん進みました。
「翳す」

ゲームオーバー。
あなたの得点は、20点です。

せめて、まきさんの点まではいかないと。
だって、きっと、画面には、
「ここさんが最高得点をマークしました。 21点」って出てるはずですもの。
こんな低い得点で、やめるわけにはいきません。

こうなったらがんばるしかありません。
何回もやっていると、同じ問題が繰り返し出て来ます。
前回つまずいた漢字が、もう一度出てきてクリア。
セーフ。
だんだん、出来るようになってきました。
しかし、まだ、まきさんの26点には至りません。

「苦参」

なんのこっちゃ。
ゲームオーバー。

苦戦のあげく、やっとこさ26点。
あともうちょっとー。

学会発表の準備が全然出来ていないというのに、意地になってやりつづけ、
ようやく28点になりました。
「ここさん 28点」
私の名前が燦然と3人の頂点に輝いています。

ぜいぜい、はあはあ。




[2009/10/11 14:31] 日記 | トラックバック(-) | CM(0)

嫁菜 

こんばんは
台風のせいでしょうか、
今日の夕焼けの色は、いつもと少し違った美しさでした。

嫁菜、ご存じでしょうか。
薄紫の小菊のような花です。

とても好きな花です。
時々、ところどころ、そっと咲いているのを見かけます。
摘んで帰りたいところですが、残念ながらそれほど群生しているわけではありません。
だから、いつも摘まずにいます。

今日は、夕方遅くに散歩に出ました。
そうしたら、その嫁菜が、今日はいつもの散歩道に何だかたくさん咲いています。
あちらにも、その先にも。
少し進むと、また咲いているのです。

それはとても不思議な気がする光景でした。
今日に限って、こんなにたくさん見つかるなんて。
今まで見落としていたのでしょうか。

実は、こういうこと、時々あります。
その日に限って赤まんまがたくさんに見えるとか。
つゆ草の青色で一面の朝とか。

花だけではありません。
むかごがいくらでも見つかること。
春には、つくし、わらび。

チャンネルが合うというのでしょうか。
その日に限って、その花ばかりが目につくのです。

嫁菜の花は、黄昏時の、薄暗い山道のあちらこちらに、いつになくたくさん咲いていました。

人との出会いも同じかも知れないなあと思います。

すぐそばにいても、何時間一緒にいても、少しも見えていなくて、
そして、突然、その人に出会う。

山で花に出会うように。


[2009/10/08 22:58] 日記 | トラックバック(-) | CM(0)

とってもきれい 

おはようございます。
久しぶりの大型台風、皆さまの地域ではいかがでしょうか。
お見舞い申し上げます。

こちらは次第に晴れてきました。
早朝の不穏な曇り空が無かったかのようです。

さっきのミルクティー分で、今週の牛乳がなくなりました。
毎週土曜日の朝、大瓶に1本だけ、玄関先の白い木の箱に届きます。
ここから車で30分くらいの所にある牧場の牛乳です。

洗濯物を干すときに見える畑のあぜに、とうがんが5つころがしてあります。
濃いみどりのと薄いみどりのと。
4,5年前まで、あの畦を、百歳をとうに過ぎたおばあさんが、行ったり来たりしていました。
今でも、向こうから野良着のおばあさんが歩いて来られるような気がします。

娘の、小さくなった靴を何足か、箱に入れて窓のそばに置いてあります。
一番上には、リボンのついたブーツ。
これは箱がなくて、お行儀よく揃ってちょこんと載っています。
誰かに差し上げたいなあと思いながら、言い出せずにもう何ヶ月もたちました。

昨日、下の無人市に、ポンポン咲きのダリアが出ていました。
きれいなピンク色です。

ポンポン咲きのダリア、長い間、祖母が庭に育てていました。
母の所に来るとき、いつも何本か切って、持ってきてくれていました。
家に飾ったら、おばあちゃんがうちに遊びに来てくれるような気がしています。

晴れてきたので、酔芙蓉の葉影が、リビングの床の真ん中あたりまで、くっきりと映っています。
これも木漏れ日って言うのかな。

毎日毎日、言い尽くせないほどの、
きれいなもの。




[2009/10/08 08:46] 日記 | トラックバック(-) | CM(0)

月の夜 

こんばんは
今夜は十六夜。

夕食のあとになって、キトリの夕方のお散歩に出かけることが時々あります。
暑いときが長かった、その名残です。

その頃は、いつまでも外が明るかったのに、この頃では、その時間はすっかり夜です。
まっ暗な駐車場。
キトリが走って行ってしまった小径のあたりの闇の中に、白いショウガの花。
ふっと、強い匂いが届いてきます。

今夜は明るい月の晩です。
駐車場全体が照らされています。
その向こうの小径も、奥の方までほんのり見えています。

月のない夜の記憶。
月夜がこんなにも明るいということ。





[2009/10/04 23:06] 日記 | トラックバック(-) | CM(0)
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