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午後のお茶 

こんばんは
今日もいいお天気。
一日、鯉のぼりが元気に泳いでいました。

ゴールデン・ウイークが終わると暦はもう夏。
新鮮だったり、とまどったり迷ったりの春ももうすぐ終わりだなって思います。

昨日、久しぶりにお友達のdreamさんと会って、お茶をしました。
私はこの頃、この先どうしようかなって、考え込んでしまっていて、
そういう時は、とても彼女に会いたくなります。

お金のことはね、それ以上は考えなくてもいいと思うの。
あ、そっか。

窓のずっと向こう、雑木林に山藤が絡みついて咲いているのが見えます。
紅茶とワッフルのセットに、きれいな銀のスプンがついてきました。
近況報告とか、新しい手帳の見せっこ。

もし平凡に普通に子どもが大きくなったとしたら、それって実は、子育てをずいぶん頑張ったってことだよね。
そう言ってもらうと、何だか嬉しくて涙が出てきた。

dreamさんが大げさに涙ぐむマネをしておどけます。
彼女は、今でこそ忙しくお仕事しているけれど、ずっと専業主婦でした。

家庭にいるということの、言葉にできない意味や目に見えない力。
だけどきっと、家庭にいれば分かるというわけでもない、なにかそういうもの。
私たちはたぶん、一方で、たわいのないおしゃべりを続けながら、
それが口に出しにくいほどの力だということを知っている、というそのことを、黙って交換していました。

時間がたつと、自然に答えが出ると思うよ。
第六感。
理由は分からなくても、答えは出るから大丈夫。

そういう、答えとも言えない答えを聞いて、
私は、ああ、話してよかったなって思います。

帰り際に彼女がふっと言ったこと。

私ね、今度生まれ変わったら絶対お医者さんになりたい。

え、お医者さん?

その言葉は、とても意外でした。
それなのに、私の心の中の深い部分が納得してる。

英語が堪能で、美しいdreamさん。
生まれ変わらなければ叶えられない願い。

家に帰ってから、お気に入りのスカートの上に、さっきのワッフルの赤いブルーベリーソースがついてしまっているのを見つけました。
あ~あ。

取り返しのつかないたくさんのこと。




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[2009/04/30 00:53] 日記 | トラックバック(-) | CM(0)

夕暮れ散歩 

こんばんは
一日中、強い風が吹いていました。

週末は時折、キトリのお散歩に夫と一緒に行きます。
キトリのやつ、私と二人の時は、裏山の方に行くってきかないのに、
夫と一緒だと、いつもとなんの変わったことも無いという様子で下の道に向かいます。

下の道は久しぶりでした。
アザミの赤い色がちらほらきれいです。
夫が、おどけた声で、「ハサミ持って来いよー」と言います。
無人市のお花をつい買ってしまう私を笑っているのです。
私は笑ってるだけで黙っているけど、アザミのことを言っているんだなと思います。

少し坂を歩いて、お地蔵様のところまで行きます。
私はのろのろ歩きで、キトリと夫にずいぶん遅れています。
私も拝むから待ってー。
腰痛が治りますようにって、お願いする。

お地蔵様はクスノキの根元にあります。
小さな山のハナです。
楠の木の根と石の段を下りたところにあります。
転ばないように気をつけながら、その不規則な段を下りました。

お地蔵様にお願い事をしに来るなんて、自分が昔の人みたいな気がします。
お地蔵様は、さほど信心深くない私にも、まあいいよ、と言ってくれそうな感じがしました。
昔の人も、私と同じように、こうして何となくやって来ていたかも知れません。

上に戻ると、キトリと夫がボールで遊んでいました。
誰も来ないはずの山の上ですが、ぽっかり広くなっているのです。

さっき散歩に出かける前に、この連休は、夫が仕事だから、お義母さんのところに帰れないねと話していました。

そうだ、私と娘だけで帰ろう。

とってもいい考えです。
早速、お地蔵様の御利益かな。
このすばらしい思いつき、家についたら話そうと思って、夫には内緒にしました。

帰りに藤棚の下を通りました。
藤の房がとても長くて、小さいけれどすばらしい藤棚で、あたりには誰もいませんでした。







[2009/04/26 23:52] 日記 | トラックバック(-) | CM(0)

最後のおけいこ 

こんにちは
初夏のような日が続いています。

昨日は、最後のお花のおけいこでした。
最後だけど、特別なことはしないで、普段と同じようにおけいこをすることになりました。

おけいこの場所も、いつもと同じ、ご主人の事務所の一室でした。
いつものように、一緒に習っているお二人と、ちょっとおしゃべりをしながら、花を活けました。

Tさんの、物語に出て来そうなほど美しい白髪。
ゆっくりお話になるのに、どこか毅然としていて。
時々お手作りのお総菜を持ってきてくださいました。

Sさんは、私より少し年上です。
きっと大きな農家のお嫁さんだと思います。
お話がいつも明るくて楽しくて。
昨日はみんなに一本ずつ、大きなタケノコを持ってきてくださいました。
新聞紙にくるんだタケノコに、ぬかと、持って帰るときのためのレジ袋が添えられていました。

わあ~、嬉しい。一番大きいのがいい。

私がお花のおけいこに通ったのは、たったの一年半。
お二人に甘えっぱなしの一年半でした。

論文が大変になってからは特に、とっても励ましたいただきました。

昨冬、腰痛で苦しかった日、
Tさんがそっと私の後ろに来られて、腰にじっと手をあてて下さいました。
こうしてもらったら、良くなったことがあるからって。
張り詰めていたものが溶けていくような気がしたのを覚えています。

あの日は、Sさんに車で家まで送っていただきました。
私が痛いだろうって、道路の凹凸を気にしながら、そろそろと運転して下さいました。

私はと言えば、何を差し上げるでもなく、何をして差し上げるでもなく、一年半を過ごしました。

最後に、せめて、何か贈り物がしたいと思いました。
花鋏入れを作ろうと思いつきました。
形や布地もいろいろ考えたのですが、結局実際には、ティッシュ・ケースになりました。
ああ、いかにも私らしい計画縮小です。

大好きだったこと、嬉しかったこと、感謝でいっぱいなこと。
お渡しするとき、いろいろ伝えようと思っていたけど、上手く言えるはずもなくて、
これもやっぱり計画縮小でした。

昨日は、最後だから特別にと言って、皆さんでケーキをいただきました。
今までだって、おけいこの後には、いつもお茶の時間がありましたから、
本当はやっぱりいつもと同じでした。

少しだけ涙が出ました。
やさしいSさんが、また会いましょうねと言ってくれて、私たちはお別れしました。

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[2009/04/23 17:35] 日記 | トラックバック(-) | CM(2)

少しずつ違う 

こんばんは
朝、雨が降りました。

雨のせいかな。
朝、新聞が来ていませんでした。
お休み?
そんなはずないなあと思いながら、ただそれだけで、いつもと違う日の始まりの予感です。

午後、今朝の雨のことはすっかり忘れてしまうようないいお天気になりました。

知人にご紹介をいただいていたギャラリーをようやく訪問しました。
並木通りという名前の、妙に明るい街のはずれです。

そこは、階段を登った先の2階、ぐるりとガラス張りの小さなスペース。
初めてお目にかかったご主人は、西洋人的で目鼻の大きい、印象的な風貌の方でした。

版画、デッサン、リトグラフ。
両性具有、手あるいは翼、長い首。

彼が私のために、ゴリゴリと音をさせて壁を裏返すと、今まで見ていたデッサンの裏側に、別のデッサンが現れました。

仏像を連想するんです。仏像だと思いますね。

古いのもありますよ。
1993年。

古い?
今何年だろう。

ぐるり取り巻いているガラスが、怖いほど透明で、
木の床を歩く自分の足音を聞いているのに、宙に浮かんでいるような気がします。

絵の中で、両性具有の人間かどうか分からないものが、宙に浮かんでいます。

ご主人にご挨拶して、外へ出ました。
ドアのガラスが透明すぎて、まだ意識が硝子の向こうとつながっています。

階段の途中に、現代美術館の妖怪美術展のご案内が貼られていました。
妖怪美術展、もう終わったのにな。

あれ、5月10日まで?
この展覧会、確か4月5日までのはず。
おかしいなあ。
先週娘と二人で、同じチラシを見ながら、終わっちゃったねって言い合ったばかり。

いつのまにか会期が延びています。

宙に浮かんだギャラリー。

何だか少し違う。





[2009/04/22 00:46] 日記 | トラックバック(-) | CM(0)

一升餅 

こんばんは
街ではハナミズキが赤も白も花ざかりでした。

そうそう、先ほど、夜になってから、ご近所の方がみえて、お餅をいただきました。
お孫さんの、満一歳のお祝いのお餅だそうです。
紅白餅です。

お庭には、先日から、大きな鯉のぼりが悠々。
お餅は、家族も、親戚も、ご近所さんも、みんなにおすそ分けです。

息子さんのご家族が、転勤で今年からようやく近くに。
このところ、私のご近所さんは、嬉しくてならないご様子なのでした。

お孫さんは、一升餅をかついで、うまく歩けたでしょうか。
みんなの喜びを、小さな身体いっぱいに受けて。

がんばれー、がんばれーって、
歩けても、歩けなくても。

よたよたの子、
ぜんぜん歩く気のない子、
泣いてばっかりの子。
どんな子も、みんなが笑いながら応援です。

赤ちゃんって、じっと見ていると、何だか嬉しくなりますよね。
それってきっと、自分の時も、きっとこんな風に、みんなの笑顔が自分をのぞき込んでたんだろうなって、想像するから。

そういえば、あの時の一升餅、大人になった今も、誰もが背中に担いでいるかも。

一升餅を背中にくくった幼い子のままの私たち。
のぞき込んでるみんなの笑い顔。

そして、耳をすますと、応援の声は今でもずっと続いているのです。
ほら、ね。

ちっちゃいの、
がんばれー、がんばれー、がんばれー。




[2009/04/19 20:45] 日記 | トラックバック(-) | CM(0)

今いる場所 

こんにちは
ピアノの向こうに、もみじの若葉の明るい緑色が見えています。

昨夜は夫が職場の歓送迎会とかで、娘と二人の夜を過ごしました。
一緒にクリームシチューを作って、
デザートには、おばあちゃまからいただいたフルーツタルト。
それからテレビドラマ。
いつもは野球で見られませんから、この時とばかり堪能いたします。

テレビが終わってからは、二人でおしゃべり。
目下の娘の一番の悩みは、仲良しのミチのことのようです。

二人は、学校まで3キロ近い道のりを、毎朝一緒に登校しています。
ミチは、おだやかでやさしい性格の、3人姉妹の長女です。

そのミチが、この頃すっかりマンガの「銀魂」に夢中なのだそう。
毎日、一緒に歩いている間中、ずっと「銀魂」のことをしゃべり続けているのだそうです。
他のことを話しかけても上の空、
娘は、ミチといろんなことを話しながら学校に行きたいんだけど、全然会話にならないのだそうです。

その上帰りも、同じ方向に帰る女の子達、「銀魂」の話題で大騒ぎしながら帰るのだそう。
この辺りまで帰る同学年の女の子達、メンバーは決まっています。
あ~あ、毎日毎日、ホントつまんない。
大きなため息です。

じゃあ、さくらちゃんも「銀魂」読んでみたら?

もう、見たよ。全然面白くない。戦いばっかで。
それに、ミチに聞かされて、登場人物の名前とか、歌とか、他にもいろいろ、
知りたくなくても、もう全部知ってる。

娘によると、ミチは、クラブも、他のいろいろも、みんなつまらなくなって、生活は「銀魂」一色なのだとか。
どうやらミチは、「銀魂」世界に暮らしているようです。
娘とミチ、毎朝同じ道を一緒に歩いているけれど、二人は違う世界に住んでいます。

実は私は、先週から、突然のひどい腰痛で大難儀。
痛みをこらえて家のことをしていると、本当に悲しくなってきて、なんだかわけの分からない哀しみでいっぱいでした。
今日になって、少しよくなってきました。
すると、あら不思議。
深いはずの哀しみが、カンタンに消えてしまいました。
我ながら単純です。
昨日まで、どうしてあんなに悲しかったのでしょう。

考えてみたら、一緒に暮らしている家族だって、それぞれ違う世界にいるのかもしれません。

デデ・ポッポー
ちょっと遠くで、キジバトの声がしています。

デデ・ポッポー
久しぶりに聞いたような気がします。

外は明るくて、いつのまにか藤、柿若葉。

私が今いるこの場所の、音や光。




[2009/04/18 13:20] 日記 | トラックバック(-) | CM(0)

花摘み 

こんにちは
暑いくらいの日が続いています。

お散歩のついでに、野原の花をたくさん摘みました。

きんぽうげ、紫けまん草、黄色いけまん草、れんげ、しろつめくさ、
それから、名前を知らない花。

花を摘んでいる間は、少しもさびしくない。



[2009/04/15 18:47] 日記 | トラックバック(-) | CM(1)

桜蘂降る 

おはようございます。
雨になりました。
花もすっかり散ってしまいました。

食卓のいつもの席に座りました。

桜の花が終わったので、この辺りにはまた、誰も来なくなりました。
木の下には、紅い桜蘂が、たくさん散り敷いています。

紅い紅い桜蘂は、休みなく降っています。

誰かを見送った後のような、静かで、やさしい時間です。


桜蘂降る校庭は夕闇に    ここ



[2009/04/14 09:19] 日記 | トラックバック(-) | CM(0)

はじめまして 

こんばんは
夕方の風の冷たさを気持ちよく感じています。

大学と高校に、非常勤で行くことになりました。
昨日は大学、今日は高校の初めての授業でした。

やっぱり教室はいいなあ。

新しい先生、どうかなあって思いながら様子を見てる。
どうしようかなって顔をして、それでも問いかけに答えてくれる男の子。
突然「トンカツが好き」とか言いだしちゃう子。
まだ、クラス替えがあったばっかり。

女の子が絶対聞くこと。
「先生何歳?」
「結婚してる?」

窓からハチが入ってきてすぐに出て行きました。

ずっと前から変わらない、新学期の教室の風景。


[2009/04/09 19:13] 教育 | トラックバック(-) | CM(6)

わすれな草 

こんばんは
今年も花梨がたくさん花をつけました。
かわいいです。

これから干す洗濯物を抱えて、裏口から下りると、
木のサンダルを履いた足元に
わすれな草を見つけました。
よく見ると、そこここに小さな青い花をつけています。

結婚して初めて住んだ家の庭に、たくさん咲いていました。
毎日仕事から帰ってからしばらくは、庭で過ごしていました。
まだ娘もいなかった頃の、日永の、ぼんやりした夕方の雰囲気。

この家に来てから、前庭に何回か種をまいたけれど、少しも咲きませんでした。

以前種をまいたことも、
ほかのいろいろなことも、もうすっかり忘れてしまっていました。

わすれな草。


[2009/04/08 23:14] 日記 | トラックバック(-) | CM(0)

気分上々 

こんにちは
桜の満開が続いています。

昨日は小学校と中学校の入学式の日。
桜の木の下に写真を撮りに来る親子連れが何組もありました。

今日は誰も来ません。
庭に出てお昼を食べようって思いつきました。
なんていい考え。

お盆にお茶碗やおかずのお皿などをいっぱいに乗せて、いそいそと運びます。
うふふ。
一人お花見。

ウッドデッキに座って、ごぼうのきんぴらをいただきながら、裸足の足先で雪柳をつついて散らします。
気分上々。

いよいよ、新学期です。


[2009/04/07 15:30] 日記 | トラックバック(-) | CM(0)

サファリランド 

こんばんは
街中に桜が咲いています。
急に別の街になったようです。
不思議なところに住んでいます。

秋吉台サファリランドに行きました。
バスに乗って、外国のような原野を行くのです。
私たちが乗ったバスは、普段日本では見られないほどの、すごいオンボロでした。

乗客は13人。
運転手さんの注意は、予想した「決して外に出ないでください」とか、「窓から手を出さないでください」とかではありませんでした。
「いらっしゃいませ」とかもなし。

ちょっと会釈して、
それからごく普通の話し方で、
「このバス、久しぶりに乗ったんですが、どうもブレーキが効き過ぎるんで、気をつけてください。」

草を食べているシロサイ
シカみたいな動物

バスは、ちょっと止まるたびに、大きく前にガックン。
乗客はみんな、前後の座席の背をぐっと握っています。

見てー、象が走ってるー。
あれ、ケンカしてるのかな。

前を行く白い自家用車が、ちょっと進んでまた止まりました。
おっとー、大きくガックン。

ラクダがバスのすぐそばを歩いて行きます。

水牛、トラ、ライオン、アメリカバイソン、キリン。

ガックン、ガックン、バスは行きます。

シマウマが舗装道路を横断。
ガックン。

さっきからタカかワシのような大きな鳥が、大きな線を描いて行き来しています。

見渡せば、そこは荒れ果てた原野。

13人と運転手を乗せたオンボロバスが、果てしない原野を進んでゆきます。


[2009/04/05 20:35] 日記 | トラックバック(-) | CM(0)

花語り 

こんばんは
今日はエイプリルフールでしたね。

そういえば今日は、
家の中から眺めていると、とっても明るくていいお天気なのに、
外に出てみると、雨が降っていて、ちょっと寒い一日でした。
だまされました。

リビングの窓いっぱいに、満開の桜が見えています。

借景なのですが、この時期の我が家は、本当に花の家。
レースのカーテンも全部あけて、一日中、楽しんでいます。

桜の花のことって、なぜか誰かに話したくなりますね。
どうしてでしょう。
他の花だって、そうなのですけど、桜の花は特別。

今年の、今日の、あなたの桜の花のことを、ゆっくり聞きたいなあと思います。

それとね、今日、虹を見ました。


[2009/04/01 20:32] 日記 | トラックバック(-) | CM(2)
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