あるわけない 

こんにちは
ここのところ、降ったり、照ったりっていう不思議なお天気。
時雨っていうのかな。

キトリのお散歩行ってきました。
小さな谷川沿いの土手道。
のんびりして車も少ないから、ワンちゃんのお散歩道です。

桜の木が何本かあって、その下にいかにも手作りの木の立て札があります。
マジックの、ちょっと下手な字で、

「犬のフン、必ず持って帰れ カメラ有り」

見るたびにどうしても笑っちゃう。

下の方の川面を、セキレイがちょんちょん飛びはねながら歩いています。

のどかなお散歩道です。

[2008/11/29 16:45] 日記 | トラックバック(-) | CM(2)

林檎 

こんばんは
こんな時間にまだ起きていて、ストーブを焚いています。

何日か前のことですが、友人が、少し離れた私の家まで来てくれました。
久しぶりに会って、だから少しの間でも、ゆっくり話をしたかったので、
どうぞと申しましたが、いや、すぐ帰るからと言われました。
彼は、犬が苦手なのです。
心の中で、ふふふって思いましたよ。

寒い日で、私たちは、冷たい風に吹かれながら、外で話しました。
しばらく話しました。
なぜなら、彼はその翌日、奥様とグアテマラに旅行に出かけることになっていたのです。

グアテマラ!

地球の反対側への、大旅行です。
夢のように美しい刺繍の布や織物を作る人達が住むところ。

帰って行く車を見送ってから気がつくと、足がすっかり冷たくなっていました。

いただいた白い紙袋には、赤くて大きな林檎。
地球みたい。

見ると、袋には、小さな説明の紙が入っていました。

岩手イーハトーブ林檎 (3個)
山梨酸化しない林檎 (2個) 
長野県山水 (大1個)
芸北林檎  (小1個)

グアテマラは今、春だそうです。



[2008/11/29 01:09] 日記 | トラックバック(-) | CM(2)

午後の教室 

こんにちは
ご無沙汰しております。
リビングの前の桜の樹、いつの間にかほとんど葉を落として、娘が帰ってくるのが見えるようになりました。

陽の当たるテーブルにすわってぼんやりしていたら、急に性教育の授業で話すことを思いつきました。
忘れてはいけないので、メモ代わりに。

担任をしていると、少なくとも年に一回は性教育の授業があります。
先生方は大抵、性教育が苦手。
良いお話をしてくださる講演者をお招きしたり、ビデオをみたり。
たまに、教室でクラスのみんなに話をすることがありました。
こういう穏やかな陽の入ってくる午後の教室。

いつかきっと、一生かけて大事にしたい人が現れるよ。

一生かけてなんて、そんなことできないと思う?
笑っちゃう?

今は出来ないけど、きっといつのまにか出来るようになる。
すごいね。
そんなことが出来るようになるんだね、私たち。

きっとなれるよ。
その人がいるってことが嬉しくて、きっと出来るようになる。

そうしたらね、どうしても伝えたくなると思う。
あなたは私にとって一生に一人の人ですって。

分かってもらえるかな。
どうしたらわかってもらえるかな。
分かってもらえるのに、何年もかかることがあります。
だいたい、自分でこの人だって気付くのに時間がかかる。

自分で自分の気持ちに気付きますように。
この人だって深く確信できますように。
いつかきっと現れるその人に、自分の大事な気持ちを分かってもらえますように。

好きな人いる?
一生なんて、わかんないよね。
でも、きっと、この先ずーっと変わらないって、分かるときが来るんだよ。
それはそれはすごい気持ち。

楽しみだね。
私たち、だんだん大人になって、そういう風なすごい人になっていく。

陽の当たる午後の教室。

もう、生徒は誰もいなくなったのに、こんなこと、今ごろになって。
あの頃、話してあげられたらよかったなあ。


あなたを、一生大事にします。





[2008/11/27 14:10] 教育 | トラックバック(-) | CM(2)

ツキノワグマ 

こんばんは
ストーブを出しました。
あったかいです。

娘が学校から持って帰ったプリントより。


  あなたはツキノワグマについてどのくらい知っていますか。
 
 体長 110~130㎝
 体重 80~120㎏
 耳  非常に優れている(低音は鈍感)
 鼻  人の気配も臭いで分かる
 目  あまりよくない
 得意な運動 木登り、水泳、人より速く走れる
 エサ 春は山菜、秋は果実、クリなどの木の実、ハチミツは特に好き
 繁殖 初夏
 出産 冬眠中に1~2頭子供を産む
 腕力 木登り、穴掘りのため非常に強い

 …

 ツキノワグマに出会って冷静に行動できる人は多くいません。
 出会わないことが一番大切です。
 
 …
 
  あしあとの絵 
  クマ(前足)  クマ(後足)

                                          」


ちょっとだけ会いたくなった。

 




[2008/11/16 20:13] 日記 | トラックバック(-) | CM(7)

怖い場面 

おはようございます。
今日もいいお天気。
いよいよ本格的日なたぼっこの季節ですね。

この頃NHKのBSで、「純情きらり」の再放送をやっています。
時々見ています。
昨日は、主人公の桜子が音大に受検に行って、荷物を盗まれてしまう場面でした。

家族みんなに見送られて東京にやってきた桜子ちゃん。
明日受検する音大の前にやって来ました。
みんな一回見て、このあとどうなるか知っています。

夫が、悪いヤツっぽい声で、
ほーらほら、このあと荷物とられちゃうんだよ~。

私と娘。
テレビ消してー。
消してったらー。
いやだから消してー。

こんなに一生懸命なのに桜子ちゃんがかわいそうだし、だますなんてひどいやつだし、もう、本当に見たくない場面です。

夫はテレビを消すつもりは全くないらしく、大丈夫だよ~なんて言って笑っています。
知ってるぞ。
この間、娘と二人で「ポニョ」を観に行ったとき、予告篇の「20世紀少年」?があまりにも怖くて、うつぶせてたらしいじゃない。

怖い映画は全然ダメ。
ドキドキするのも全然ダメ。

娘は「ポニョ」も結構怖いところあったって言ってました。
ちょっと泣いたそうです。

きっとパパも泣いたな。





[2008/11/12 09:09] 日記 | トラックバック(-) | CM(0)

さつまいも 

こんにちは
さっきから、からから音が聞こえてくるので、何かと思ったら、桜の葉っぱがひっきりなしに落ちている、その音なのでした。

近所の方から、さつまいもをどっさりいただきました。
レジ袋にいっぱい。
重くて、両手でやっと持って帰りました。

袋には自分で入れました。
おばさんは、お芋掘りを続けていました。
横を向いて、お芋を掘りながら私と話します。

長く一緒に住んでるお姑さんが、少し徘徊するようになったこととか、
すぐ近所の義弟の家のこと。
その義弟が、酔うと暴力をふるうんだとか。

えっ、それってDV。通報しなきゃ。

そう思った私の心の中、分かったのかな。

この頃は警察に言ったら来てくれるらしいね。
お義兄さんって言われてもね、私らもどうしょうもないよ。

話を聞いてたら、どうしようもない気がしてきた。

どうしようもないことがいっぱいある。

こんな話もね、知らにゃね。
井戸端会議っていうのも、必要なんよ。
お芋を掘る手を動かしながら。

そうだなあって素直にそう思う。

おばさんは毎日畑に出てて、時々通る人と、ちょっと話す。
そうやって、野菜をたくさん作って、今日は、さつまいもをこんなにたくさん私にくれた。

私はお礼にあげられるものが何もないです。

いろんな色の小菊が畑にたくさん咲いてて、静か。

[2008/11/11 14:14] 日記 | トラックバック(-) | CM(0)

祭 

こんばんは
昨日、暦が冬になりました。

この日は毎年、夫の里のお祭りです。
私たちは、今年もお祭りに帰れませんでした。
一人で里の家を守っている夫の母から、お祭りのお餅が届きました。
それから、お煮染めや、天ぷら、卵焼き、巻き寿司などなどのごちそうが届きました。

今年のお祭りはまた特別良かったよ。
町の子も、出たい者は囃し子になって出てもいいことになってね。
賑やかでね。
小さいのも足が痛いのにがんばって。
見とったら涙が出そうだったよ。

お祭りは、古い昔からの形そのままのお祭りです。
おみこしや、大きな花の飾りや、踊りながら行く囃し子が、長い行列になって古い街道筋を上っていきます。
私たちはみんな、家の前に出て、長い行列を見ています。
お獅子が通って、しばらくすると、上下姿の一升瓶を持った赤い顔の人達が通ります。
その人達が、わっと寄ってきて、一人一人の手に、かわらけを持たせ、御神酒がなみなみと注がれます。

義母から送られてきたお祭りのごちそうをいただきながら、
行列の、
花飾りやら、笛の音やら、囃し子の派手な赤い帯やら、太鼓やら、
そういうものが、私の中を通り過ぎてゆきます。

夫はごちそうを食べ過ぎたと言って笑っています。
テレビの野球放送が続いています。

毎年、このお祭りの頃、あの山里に初雪が降ります。




[2008/11/08 20:56] 日記 | トラックバック(-) | CM(0)

ちょっと休憩 

おはようございます。
石蕗の花が咲いています。
おかげで、ちょぴり壊れた裏木戸もいい風情だなあ、なんて思います。

キトリが、また、おこたの部屋に寝ています。
毛が落ちて困るから、入っちゃいけないよってことにしてるのに。

伸びきって、ゆうゆう。
敷物が柔らかくて、きっと気持ちがいいんでしょう。

さっきから、小さくいびきが聞こえています。

ちょっとね、休憩だよ。


[2008/11/05 08:36] 日記 | トラックバック(-) | CM(0)

ユリオプス・デージー 

こんにちは
窓からの風に、ほんの少し、ローズマリーの匂いがまじっています。
また曇ってきました。

庭の、ここからよく見えるところに、ユレオプス・デージーの黄色い花が満開です。
この花は、娘の保育園への道の途中に咲いていた花です。

思い出せば、あの頃が一番必死だったかも。
職場に復帰して、3ヶ月くらいで、似合わない役もいただいて。
今考えたら、その仕事も十分出来てなかったと思います。

行き帰りの電車の中だけが、自分の時間だと思ってて、乗るとすぐに何かを初めていました。
雑誌や本を読んだり、日記をつけたり、献立を立てたり。
献立を立てるなんて、立派な専業主婦がすることだと思っていたけど、それは違ってて、あの頃は1週間分の献立を立てないではいられないほど忙しかったのでした。

職場から駅までを走って、駅からまた保育園まで走っていました。
本当は、そんなに走らなくてもよかったのかもしれません。
もう、何から何までよくわからない慌ただしさの中で、
保育園までの小径の途中の、畑の角の所に、この黄色い花が、いっぱいに咲いていて、根元はもう木のようになっていて、あたり一面。
走り過ぎながら、ああ、今日も咲いてるなあって。

日に日に夕暮れが早くなる帰り道。
うさぎ組のテラスの前の低い手すり。
字の読めない子ども達のために下駄箱につけられたマークとか、
先生からの、お誕生日のプレゼントの折り紙のネックレスとか、
いろいろなものと一緒になって、この黄色い花が脳裏に浮かびます。

何年か前に、苗を見つけて、庭の角に植えました。
それが今、たくさんの花をつけています。
今年はもう、あのころ畑に咲いていたのと変わらないほどの大きさになりました。

この黄色い花のそばを、若い私が走りすぎて行きます。
そして私はきっと、まもなく戻ってくるのです。
幼い子と手をつないで、泣きそうで、でもとても楽しそうに笑いながら。


[2008/11/02 12:51] 思い出 | トラックバック(-) | CM(2)