スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

[--/--/-- --:--] スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-)

真昼のプール 

こんにちは。
今日はとっても風が強くて、何かが飛ばされてる音が時折。

午後、久しぶりに、泳ぎに行ってきました。
ガラスのドームの屋内プールです。
帽子をかぶってプールサイドに出ると、お日さまがきらきら水に反射して、明るくて。

水に入って、平泳ぎを始めると、すいーっ、すいーって進む自分がとっても嬉しくなりました。
私の平泳ぎは、手足を出すタイミングがどこかずれているらしくて、実はあんまり早くは進まないのです。
でも、不思議と25メートルあっという間。

帰りは得意のクロール。ゆっくり行きます。
陽の光が、不規則なタイルみたいな模様になって、プールの底でゆらゆらしています。
ぼこぼこぼこっていう泡の音以外に、何にも聞こえなくて、息もちっとも苦しくありません。

端までいったら、立ち上がってちょっとの間、今来た水面を眺めます。
向こうで、プールの中でするエアロビクスの教室が開かれてて、リズムのいい音楽がかかっています。
みんな、時々笑ったりしながら、ずっとプールの中で動いています。
反対側は、運動の教室かな?結構太った人たちが、ゆっくり運動しています。
年配の人たちのようで、水着がみんなきれい。

こんなお昼間に泳ぐこと。
仕事してるときなら、たまにはいいんだって思うに違いないけど、今は仕事してないし、自分のためにいっぱいお金も時間も使ってるから、「たまにはいい」わけではありません。
私は、これといった理由もなく、ただ泳いでいます。
こんな明るい陽の光の中で、ただ水の中を、行ったり来たりして。

初めは5往復したら帰ろうと思ったけど、もうとっくに5往復以上泳いでいます。
数えるのを途中からすっかり忘れてました。

泳いでる間は、ぼこぼこっていう音しかしなくて、ゆらゆらの光が見えるだけ。





スポンサーサイト

[2007/02/28 17:01] 日記 | TB(0) | CM(4)

夜の光 

こんばんは
今日は夕方雨がさっと通ってゆきました。

娘のお稽古が終わって、春の夜の街を運転しながら帰ってきました。
夜の中に、いろんな光が浮かんで、とてもきれいでした。

ひときわ明るかったのは、宝くじ売り場。たばこや飲み物の自動販売機。ポスト。そこはバス停になっていて、黒い御影石の椅子が置いてあるのが見えました。女の子がその石の椅子に座ってバスを待っていました。
ガラス張りの散髪屋さん。お店の中が別世界のように見えます。
スーパーマーケット。
街は明るいので、こんな夜に、ワンちゃんのお散歩をしている人がいます。
踏み切り。
道路工事中を知らせる赤い灯。
前の車から投げ捨てられたたばこの火。一瞬、暗い道路に火の粉がちりました。

家について車を降りると、思ったより少しだけ暖かでした。


[2007/02/27 23:46] 日記 | TB(0) | CM(2)

大好き 

こんばんは
日中はあたたかでしたね。

キトリは昨日シャンプーをしたばかり。
毛が柔らかくなって、ふわふわです。
昨日は、せっかくきれいになったので、普段リードを放してもらって遊ぶところでも、ちょっとだけ遊んですぐに帰ることにしました。
長く遊んでいると、けもの道を通って、山の中に入っていったりするのです。

今日はしばらく走り回りましたが、それでも山に入る前に連れて帰ることにしました。
あ、向こうに黒ラブのジョンちゃんの姿。
あっという間に、キトリは、まっしぐら。
もうジョンちゃんのお母さんにすりすりしています。
あ~あ、ひっくりかえっちゃった。
お腹を見せてゴロンです。
いっぱい草がついたけど、なでてもらってご機嫌。
キトリはすっかり満足の体でした。

大好きなものにまっしぐら。
そのほかのものは眼中に無し。
後のことなんて、考えたりしない。
大好き中心の暮らしです。


[2007/02/26 23:28] 家族 | TB(0) | CM(4)

雛飾 

こんばんは

今日おひな様を出しました。
今頃?とお思いかも知れませんが、
我が家は昔から、ひと月遅れのお雛まつりなのです。

娘のお雛飾りは、お内裏様とお雛様、三人官女とお道具の、三段飾り。
お雛様と、三人官女は、トキ色を基調にした、穏やかな色合いの十二単衣をお召しです。
父と母が選んでくれたお雛様の、その穏やかな色合いを眼にするたびに、懐かしく、温かい気持ちになります。
娘と一緒に、雛飾りを一つ一つ並べながら、口にはしないけれど、父と母のことを思います。

最上段のお雛様は、まだお若いけれど、思慮深そうな、上品なお顔だち。
静かに微笑んでおられます。
お内裏様もお若くて、純粋そうです。

どうか、どうか、この結婚が幸せな結婚でありますように。

美しく、賢そうな官女たち。豪華なお道具。
切なる願いの雛壇です。



[2007/02/25 23:39] 家族 | TB(0) | CM(2)

二人 

おはようございます。
少し冷たくて、さわやかな朝です。

この間、子供会のお母さんたちとお茶していたときね。

お店に、若いカップルが入ってきました。
今風の、少し変わった形の木綿のスカートと、手編みっぽい春のマフラー。

明るい午後の昼下がりです。
女の子が前になって、狭いお店を奥に進みます。
「ランチまだいいですか」
でも、さっきからお店にいた私たちは知ってました。
このお店評判のランチは、もう一人分しか残っていません。
「すみません、もうお一人分しかないんです。」

「一人分、何か他のもの、何でもいいので作っていただけないでしょうか。」
女の子がとっても一生懸命たずねます。
お店にいるお客さんもみんな、ちょっと手を止めました。
すると、後ろに立っていた彼が、彼女越しに「いいです、いいです。」
それから彼はすっと彼女の手を取りました。
「いいよ、行こう。」って、本当に優しい声で言いながら。

それから、彼が入り口のガラス戸をあけ、彼女は、彼に手を引かれて。
二人は、手をつないだまま、お店の前庭を抜けて通りへと出て行きました。

陽の当たる、ちいさなお店の中の、ちいさなできごと。
[2007/02/24 12:14] 未分類 | TB(0) | CM(4)

春のセーター 

こんばんは
今日は一日いいお天気でした。

昨日、母からセーターが届きました。
このごろ、少し元気無くしてるって、電話で言ってしまったせいだと思います。
つらいことがあっても、絶対弱音を吐かない方だったはずなのに、つい。

「お誕生日プレゼント、送ったから」って。
お誕生日、5月なのに。

今日は早速それを着て、大学に。
黄緑色の、柔らかい春のセーター。
お花の刺繍がついていて、母が笑ってる時の感じがします。

新しい服を着ると、自然とうきうきしてきます。
ありがとう。
簡単に元気になっちゃいました。


[2007/02/23 21:51] 家族 | TB(0) | CM(4)

変わってる 

こんばんは
今日は午後から少し曇ってきました。

夕方になってから、郵便局に行きました。
時々利用する、川沿いの小さい郵便局です。
私は、入り口の外で、ATMに並びました。

すぐそばに、古い鉄橋めいた緑の橋が架かっていて、狭いのに車がほとんど休み無く通っています。
蛇行した川の下流方向には、店が点々とむこうまで続いています。
向こう岸は低くなっていて、古い家の屋根や庭木が見えています。

急に、ここからの眺めは、ずっと変わっていないよって、そんな感じが私の中に伝わってきました。
景色の方が、言葉ではないもので、私にそれを伝えようとしているような感じでした。

でも、昔とはきっと違うはずです。
目の前のポストは赤い金属の四角いそれだし、向こうにセブンイレブンだってあります。

でもでも、昔と変わらない川と、見えている山、こんな曇った夕暮れ。
変わらないよ、変わらないよって、執拗に伝わってくるのです。

温かさに混じって、川からの冷たい空気がすうっと胸に入ってきました。
短い間に、いっそう日が暮れてきました。

変わってる。
変わってないみたいに見えるけど、少しずつ、変わってる。
何かが崩れて行くみたいに、たった今だって。
早く止めないと。
どうしたらいいんだろう。
もうどうしようもないぐらい変わってしまったけど。

そうだ、明日うちの庭に、まだ植えてなかった花を植えよう。
明るい色があふれるようにいっぱい。
それから、それから。



[2007/02/22 19:07] 日記 | TB(0) | CM(4)

待つこと 

こんばんは
いいお天気の一日でした。

今日は、子供会で仲良くなった会長さんの四人でお昼ご飯。
みんな、お母さんで、奥さんですから、お互いの話をふわっと聞いて、すうっとサポートに回る、という感じ。
今日の午後みたいに、あったかくて、明るい会食のひとときでした。

それから何だか気分がよくなって、久しぶりに雑誌を購入。
「手作りで春支度」というタイトル。
動物の形のクッキー
ギンガムのピンクッション
ウサギと小鳥の刺繍
エプロン
こんな物を作りながら、春を待つのって、とっても素敵です。

何かを待つことの楽しみ。

子供の帰りを待つこと。
お野菜が煮えるのを待つこと。
来るはずのない手紙を待つこと。

[2007/02/21 19:13] 未分類 | TB(0) | CM(4)

夕暮れ 

こんばんは

今日は午後から大学に出かけました。
夕方、いかにも春の夕暮れの中を、車を運転して家に帰りながら、
「あー、今日も一日終わったなー。よく働いたー。」という充実感。

しかーし!
実は、今日は、働いたどころか、ほとんど何にもしてない!

考えたのは、長い間仕事をしていた間に、私の中で、この日暮れの感じと、一日の終わりの充実感がすっかりつながってしまっているのだなあ、ということ。

春の夕方は思いのほか長いものですね。
[2007/02/20 20:56] 日記 | TB(0) | CM(0)

手芸店 

こんばんは
久しぶりにいいお天気でしたね。

今日は、娘のバレエ衣装に付ける造花を買いに、街で一番大きい手芸店に行きました。
蔓に付いた小さなバラを、キューピットの衣装に付けようと思っているのです。
買い物中の籐かごに、小さなバラの花、ビロードの葉っぱ、蔓になる針金、テープ。

ビルの4階が、造花やリボン、レース、金具、糸や針などの小物売り場です。
ビーズはみんな、小さなガラス瓶に入って並んでいます。
見ていると、作りたいものが、次々に浮かんできます。
みんな小さいのに、それぞれに。

ふと、薄紫のカーディガンのことを思い出しました。
やんちゃだったキトリに囓られて着られなくなったけど、とってもお気に入りでした。
もう少しして、あたたかい風が吹くようになったら、あのカーディガンにいい季節。
修理してみようかな。
そうだ、グログランテープ!

テープやリボンは、さっきまでいた、花たちの売り場のそばにありました。
壁一面のリボン。
さっきまでは気づかなかったけど、あふれかえる色のせいで、その一角だけ、何だかとても明るい気がします。
水色のリボンの列。モスグリーン。濃い赤。
特にきれいな色のテープを、そっと指でさわってみます。
私は、その明るさの中に、そうやってしばらく立っていました。

何回確かめても、やっぱり、あのカーディガンと同じ色のテープは無いようでした。
あったのは、少し濃くて細いのと、薄くて幅の広いの。
せっかく思いついたのに、ちょっとがっかり。
これではどうしようもないのだけれど、何となく、二つとも買って帰ることにしました。

1メートルずつに切ってもらった紫の濃淡のリボン。
一緒に無造作に束ねられて、本当にきれい。

何とかなるかも知れないな。




[2007/02/19 22:07] 日記 | TB(0) | CM(2)

時間つぶし 

昨日から、断続的に雨が続いています。

昨日の午後は、夫と二人、喫茶店で時間つぶし。
ガラス張りの、ケーキ屋さんに併設の、何も凝ったところのない喫茶店。
壁にそって、クッキーなど焼き菓子がかわいく並べられています。

夫はすぐに持ってきた仕事を始めました。
私は持ってきた本を読まず、棚を見に行きます。
外国のきれいなカラー写真のカタログ本をもって、夫の向かいに戻ります。
家の写真。
夕暮れの灯がともった窓。広々したガラス張りのサンルーム。赤い壁に三角の屋根。「夢の家造り、お手伝いします」というようなコピー。
そんな、外国の家らしい、いろんなタイプの家の写真を見ていて、ふと気づきました。
みな広々とした丘の上に建っています。
この国では、みんな、こういう風に丘の上に建つ一軒家に憧れているのかなあ。
私の夢の家を思い浮かべたことはなかったけど、こんなひろい丘の上には建っていないなあ。
それらの夢の家の写真を、見るともなしに見てゆくうち、知らない人の将来の夢の話を聞くような、ふうん、という冷静な気持ちが広がってきました。
続いて素敵なインテリアの写真。
誰か私でない人が住む、丘の上の家の中。

「明日子供会の総会なんだ」「ふうん」
あ、夫のところに続々と地球防衛軍。
このところ仕事で睡眠不足の夫の防衛軍は、ここで失敗をおかします。
「子供会役員って何人?10人?」「5人。」
一年間結構大変だった子供会も、もう終わり。案外楽しかったな。
弱ってるな、と思ったので、この際中型爆弾を投下。
「何で私と結婚したの」
「引き継ぎはどうするの?」
「そういうの特にないみたい。すてきな洗面台だなー、これ」

「研究、ほんとに好きでやってる?嫌そうに見える」
お、めずらしく攻撃!鉄壁の守りのほころび。
「五月の学会で発表するつもり」
「それでダメだったら、やめたら?」
あ、また攻撃。ほんとうに疲れてるんだ。
「うん」、耳の奥が少し熱くなる。
こんな風に話したの、覚えてないぐらい前だったと思う。

「みんな、丘の上に建ってる」
「あたりを見下ろしたいんだろ」

帰りの車の中、ずっとラジオが鳴っていました。
人形峠の放射能漏れ。近鉄バッファローズが勝ったときに流れる歌。ターシャ・チューダーさんの庭。彼女は種をまいてから何年も待つんです。外出するって「攻め」だと思うんですよねー。

天気予報は午後から晴れ。





[2007/02/18 19:06] 家族 | TB(0) | CM(2)

保護者懇談会 

こんにちは
休日の朝、雨が降ると、本当にまったりですね。

昨日は参観日でした。
娘に可愛くしてきてといわれ、洋服まで指定された。
ちょっと可愛すぎるような気がしたけど、考えるのも面倒だし、それを着て行った。
心なしか浮いているような気がした。
その服は、笑顔でないと似合わないような服で、他のお母さんたちは、笑顔が似合わないような服を着てきていたのでした。
その後の懇談会では、その笑顔服を着た私が、「二学期制、反対なんですけど」と、一保護者としてできるだけ静かに意見を申しあげた。
つもりだったが、他のお母さんも一斉に反対だと言い始めてしまった。
聞いてみたら全員反対なのでした。
何だかナー。

[2007/02/17 12:08] 教育 | TB(0) | CM(2)

ひとり 

おはようございます。
少し冷たくて、気持ちのいい朝です。

昨日夕方、キトリのお散歩、少し早めの時間に出かけました。
いつもの草の斜面までくると、明るくて、本当にいい気持ち。
だあれも来ないので、リードを放したら、キトリは大喜び。
あたりを走り回って、どっかへ行ってしまいました。

風が吹いてきて、木がざわざわと揺れています。
向かい側の斜面にすわって見上げたら、空が本当に真っ青で、雲が一つもありません。
だあれもいなくて、小鳥の声しかしない。

今、ひとりだなあって思いました。

それから、本当の一人になりたいなあって思いました。

面白いことに、次に考えたのは、一人で妻子を養う男の人って、こういう風に思うことがあるんだろうなあ、っていうこと。
それから、どっかの島に移住するなら、キトリも、とか、
娘は一緒に来てくれるかな、とか。
みんな時々遊びに来てほしいな、とか。
あれ、ぜーんぜん一人じゃない。

ずいぶん長い間そこにいたような気がしました。
風がざわざわと木々を揺らしています。

ようやくキトリが斜面の一番上に姿を現しました。




[2007/02/16 08:57] 未分類 | TB(0) | CM(6)

おみくじ 

おはようございます。
今朝はいいお天気になりました。

昨日、知人が高嶋易断なる「おみくじ」というものを、購入して送ってくれました。
それは、ざら紙A4四分の一の大きさの紙二枚が入ったものです。
知人はちゃんと私の誕生日のものを買ってくれていて、中身は「現在のあなたの運勢は」「貴方の性格」の二枚です。
「運勢」の方は、前半ちょっと良いことが書かれていて、あとは、「望み事」「結婚」「病気」「旅行」と続く、よくある形式。
問題は「性格」の方。
その前半は私の(?)性格についてで、これは、あったっているような違うような感じ。後半は注意点である。
「以下の諸点に注意して折角の幸運を取り逃がさぬように気を付けたが良い。それは初年時代の才能有為も中年に成るにつれ社会生活に馴れ過ぎると其の働きが次第に多方面に変化し最初の目的を放棄しなければならなくなり、滅亡を早めるから深く慎まねばならぬ。殊に色情の点に付いて失敗が多いから、良く注意し将来の幸運を迎える事を心掛く可きである」
う~ん。どうしたらいいんだ。滅亡しそうである。



[2007/02/15 08:34] 未分類 | TB(0) | CM(2)

友チョコ 

こんばんは
今朝は雨でした。
それから、今日はバレンタインデーでした。

お世話になってますチョコ、さしあげるのは案外楽しいものですよね。
今でも結構好きです。
ちょっとかわいいお中元とかお歳暮みたいな感じで。

でも、あげるようなつきあいでない人にあげるのは、とっても苦しい。
だったらやめればいいのに、その人のことしか頭に浮かばないから不思議。
ただの友チョコ。

狭い売り場をぐるぐる回る。
もちろん「告白」とかではないから、ハート型とか、ピンクの包み紙とかはとんでもない。
探してるうちに、たぶん嫌われてるかもしれないな、っていう気がしてくる。
買うのやめようかな、って思う。
第一、どうしてそんなにあげたいのか、自分でもよくわからない。
やっとこさ、かなりさりげなくて、高くないのを購入。
お世話になってますチョコよりかなり地味な感じ。

それから、さりげなくあげたい。
バレンタインデーですから、さりげなくなんて、もともと無理な相談。
だけど、他の日にプレゼントなんて出来ないし、今日しかないんですよね…どうしても。

ただの友チョコ。

「どうもありがとう」って、天にも昇る気持ち。
こちらこそ、どうもありがとう!


[2007/02/14 22:32] 未分類 | TB(0) | CM(0)

梅が枝 

こんばんは
今日もとてもあたたかでしたね。

今日いいことがありました。

飛梅かも、と思いつつ、ぼんやりとながめていたその梅の枝が、
我が家にたくさん届いたのです。
「高くて梢だけ切れないから、大きく切った」そうで、1メートル近い枝を3本も。
もう八分咲きで、枝には花がいっぱいついています。
うちで一番大きい花瓶にも入りきれませんから、お漬物用の大きなガラス瓶に活けました。

梅のこと、ずーっと考えていたら、梅がこんなにたくさん、私のそばにやってきました。

お昼前にちょっと外へ出たとき、「梅が咲きましたねー」って声をかけたからかな。
でも、今日、木の持ち主に出会うこと、そして、その方が枝を切って、その上私のところまで抱えて持ってきてくださること。
そのたくさんの奇跡が起こりました。

こんな風に、枝が欲しいとは思ってなかったけど、やっぱり私は、昨日急に開いた梅を見てから、ずっと梅のこと考えていました。

心からの願いは叶うって聞いたことがあるけど、本当なんだ。
こんな風に。

開け放った窓からの風にも梅のにおい。
明るい日差しと、家中に充ち満ちた、穏やかな梅の香。

[2007/02/13 20:55] いいこと | TB(0) | CM(0)

飛梅 

おはようございます。
朝はやっぱり冷えますね。

家の前の、少し低くなっているところの紅梅が咲きました。
もう、五分咲きです。
梅は、本当にいいにおいですね。
一昨日は一日留守にしていたので分かりませんが、その前はまだ咲いていませんでした。
一度にぱっと、五分咲きになりました。

飛梅。
太宰府に一夜にして飛んできたという梅は、こんな風だったのではないかな、と思います。
私の見ているこの紅梅は、かなり大きな木です。
私の勉強机の、丁度その先に見えて、たまに通る人の他に見る人はありません。
私のところに、飛梅が来てくれたように感じます。

道真を慕って、一夜にして太宰府に来た飛梅の花。
人品も、人並み優れていたという道真公。
彼は、失脚して、その富も権力も何もかも失ったのだけれど、
何よりも、国のために、誰よりも秀でたその力を、必要とされなくなったことが、道真の無念であったろうと想像します。
誰よりも物事がよく見え、なすべきことを知っていた人だからこそ、余計にその無念は深かったろうと、そういう境地もわからぬままに、深く想像いたします。
飛梅は、その道真を慕って、太宰府に行ったのでした。

それならどうして、そんな飛梅が、私のところに来てくれたのでしょう。
これまで私は、さほどの梅とのおつきあいはありませんから、私を慕って、ということはありません。
希望的推測としては、私の秘かな思い人が寄越してくれた――いえいえ、そんなこともありません。

そういえば、明け方、浅い夢の中で、私は誰かに「ありがとう」と言われていました。
それが嬉しくて、夢の中の私はひどく泣いていました。
もしや、あわてものの飛梅は、その明け方の淡い夢をのぞき見て、私をそのような無念の人と思いこんだのではないでしょうか。
「東風吹かば」と聞いてすぐに都から太宰府まで飛んでいくような梅ですから、きっとあわて者です。
道真を慰めた飛梅は、千年以上たった今、こうやって気まぐれに、ささやかな無念の人のところに、来てくれるのかも知れません。



[2007/02/13 09:27] 未分類 | TB(0) | CM(0)

人形 

こんばんは

今日は、時間がたくさんあったので、美術館で人形を見ました。

展示室に入った者が皆、瞬間息をのむ、美しい人形たちです。

人形たちは、あいだを開けて、一人ずつ、それぞれの台上に置かれていました。
樹脂で出来ていて、白い肌以外は、パステルカラーに彩色され、やや平面的な形をしていました。
博多人形のような風情の、しかしアジア風の服を着た、上品な女性たち。

でも、そこに展示されていたそれらは、紛れもなく、ただ人形でしかないものでした。

[2007/02/11 23:07] 未分類 | TB(0) | CM(0)

田舎で暮らす 

こんばんは
連休ですね。
何か、いつもと違うこと、なさいました?

今日は、娘のバレエの先生のお宅へ。
途中、山間地の舗装された広い農道は、すれ違う車もありませんでした。

広い敷地の入り口は、緩い傾斜。「芸術村」って書いてあります。
登り窯。
薪の積み上げられた納屋。
4、5台車がおける車庫。
その向こうにバレエの練習場。
烏骨鶏11羽。灰色のテリア一匹。

玄関は厚い木の扉。木でかんぬきをするようになってる。
木の窓枠。
電話機のそばには、いままでのステージのパンフレットなど。
一番広い部屋は、打ちっ放しの木の床に暖炉、どっかから運んできたテーブル、椅子、机、棚。部屋のあちこちに作業中のいろいろ。
カウンターにコーヒーミル。
パソコンのある小さな部屋。外国の写真。
客用ベッドルームがいくつか。
12畳くらいのバスルーム。外から中が見えちゃう!
どこを見ても映画のセットみたい。

田舎で、街灯なんてもちろんないから、日が暮れるときっと真っ暗。
すきま風が、寒いかも知れません。
お隣まで100メートルくらいはある。
でも、こんな風に暮らしたいなって思いました。

キッチンには、大きなお鍋と大きな木のテーブル。そして、カレーをつくっている、ちょっと白髪交じりの、先生の恋人。


[2007/02/10 22:56] 未分類 | TB(0) | CM(0)

本を探す 

こんにちは
昨日からの雨が、今も静かに続いています。
畑も、桜の木も、しっとりとぬれています。
明るくて、静かな雨の午後です。

一昨日、大学に本を借りに行きました。
探している本は、中央図書館にはなくて、別の建物の資料室にあるということでした。

その建物まで、広いキャンパスをてくてく歩いて行きました。

資料室は、陽が入る窓に、ブラインドをかけた明るい部屋でした。
それほど広くない、その部屋には私ひとりでした。

探していた本は、書棚の一番上の棚にあるようでした。
手が届かない、天井に近いそのあたりを見上げました。

そうまでしてその本が読みたいのかなあ、とふと思いましたが、今までの行動の続きとして、はしごを探します。
近くに、たった3段の、ちょっと頼りない脚立をみつけて、狭い書棚と書棚の間に運んでいきました。
靴を履いたままその脚立にあがります。
高さは3段でいいようでした。

「目の前にあるたくさんの本の中から、何となく読みたいな、という本を手にとって読む」のと、
「一冊の本を探し求めて、足を運び、手に入れて読む」の。
不安定な態勢でその本を探しながら、私は今まで、何についても前者だったな、とふと思いました。

まもなく見つけたのは、白い表紙の本。
黒っぽい、古い表紙の本を想像していたのに、それは、きれいな白い本でした。






[2007/02/09 13:07] 日記 | TB(0) | CM(0)

傘 

こんばんは
雨になりましたね。
傘、お持ちでしたか?

実は今日、新幹線に一人で乗っていた時、妙に泣きたいような気がして不思議だったのですが、
降りてから乗り換えた電車は、ちょうどお勤め帰りの人でけっこう混んでいて、そんな気分、すぐに消えてなくなりました。
まあ、そんなこともありますよね。

乗り換えた車内で、私はしばらくぼーっとしていたと思います。
すぐ目の前に、うすいピンク色のかさがあるのが目に入りました。
レースのような縁取り、細長いピンクの柄。
かわいいなあ、って、しばらくはその傘を見ていたのだと思います。

ふと見渡すと、仕事帰りの人でいっぱいの車内の、そこだけがほんのり明るいのでした。
それから、この車両だけが、他の車両より明るいぞと思いました。

単線のなので、駅でしばらく上り電車を待ちます。
夜の7時半過ぎでした。
誰もが疲れていて、いらいらするはずのこんな時間に、
今夜は、みんな穏やかな気持ちで待っています。
きっと、この傘のおかげです。
気がついてみると、この傘は、この電車全体の、ちょうど真ん中あたりに位置しているのでした。

ゴトっと電車が動き出しました。
それから、電車は、この傘を真ん中にして、雨の夜の中を進んで行きました。



[2007/02/08 23:51] 未分類 | TB(0) | CM(0)

春の景色 

こんばんは
毎日あったかくて、もう本当に春!

今日、大学のキャンパスの広々した道を歩いているとき、
突然、春ってどんなだったか、思い出しました。

なんとなく、これからいいことありそう、というあの春の感じです。

小学校高学年の頃住んだ家の前に、幅3メートルくらいの、流れのはやい小川があって、川の向こうが車道、こちらが歩道になっていました。
私が思い出す春は、いつも、小学生の私がこの川のそばを歩いているところです。
きっと、ぼんやりしてても安心の道だったのでしょうね。

あなたが思い出す春は、どんなのでしょう。
そばにいて、そんなお話を聞いていたいです。



[2007/02/07 21:11] 思い出 | TB(0) | CM(2)

海辺の家 

こんばんは
今日はほんとにぽかぽか陽気でしたね。
家にじっとしていられなくて、思わず外に出てしまいました。

今日は、ゆっくり気分なので、先日祖母から聞いた話をいたしましょう。

その家は、海の近くの高いところに建っていて、大きな家だったそうです。
それは、祖母の二番目の母親が、祖母たちを残して嫁いだ家です。
「すぐ下が海で」と祖母は何度も言いました。
「車に乗せてもらって、見に行った」のだそうです。
その地名から、私はいつか雑誌に、写真入りで紹介されていた家を思い浮かべました。

祖母は、実の母親を幼い頃亡くして、ばあさまに育てられました。
甘やかされて、使用人に「膝立てて食べなさる」って笑われたほど、お行儀がなってなかったそうです。
今の祖母があるのは、その二番目の母のおかげなのだとか。
「シンガーミシンを持ってきた。」「何でも出来る人だった。」

でも、その二番目の母親は、前妻の子である祖母と弟、実の子の下の弟を置いて、家を出てしまいました。
「お父さんが、仕事先で、浮気をして」などと、年寄った今でも、十分凛として美しい祖母の口が言います。
その母は、その後、その海辺の家へ嫁いだのでした。

その義母は、最初は、嫁いですぐ亡くなっってしまった姉の後に、豪勢な嫁入り道具や着物がもったいないからと言う理由で、嫁かされたそうです。でも嫌ですぐ実家に戻ってしまいました。
そして次に、祖母の父のところに後添いに入ったのだそうです。
「初めの旦那もいい人だったけどねえ。姉さんの後は嫌だったんだろう。」
祖母の話の中では、いろんなことが、すべて予定通りの出来事だったように聞こえてきます。

「初めの母の嫁入りはねえ、長持ちが、ずうっとあの線路の向こうまで続くような嫁入りだったそうなよ」
「残していった着物をちょっと自分で仕立て変えて着とったら、あんた、あれを切ったか、って呉服屋に言われたよ。永富呉服店って今もあるけどね。」
そういえば、祖母は要らないとなると、値うち物でも何でも、すぐに捨ててしまうようなところがあります。
その乾いた感じが、祖母の魅力と言えば魅力でもあります。

そのときふと、二度目の母が祖母のところへ来たときの支度は、どうだったろうか、と思いました。

「すぐ下が海でねえ。大きい家だったよ。」祖母はまた言いました。

二番目の母にとって、その家は、三度目の嫁ぎ先です。
ずいぶん昔の話です。
あの時代、姉の後に嫁ぐことも、夫が浮気をすることも、それ程珍しくなくて、我慢した女性も多かったかもしれません。
祖母のその母は、それを我慢しませんでした。
何でも出来る人。
それはきっと、時代なんて関係なくて、大事に育てられて、自分の力を信じて働いてきたということ。
そういう強さが、うらやましく思われます。

「私らは、死に別れだけど、下の弟は、生きて置いて行かれたけえ、さびしかろう、っていつも上の弟と話したよ。」
「でも、あの子はお父さんと残るって言って、自分で残ったんよ。」
そういえば、「父は、穏やかで、本当に優しい人だったよ。」と言った時だけ、思い出らしい話し方になっていました。

「もう関係ないから、見ただけで帰ってきた。」

海に近いその家は、今は、息子さんたちが、すぐそばに家を建てて住んでいて、その古い大きな家には誰も住んでいないのだとか。

ずっと前、私に娘が出来てまもない頃に、祖母が「母親がおらんようになっちゃいけんと思うばっかりで長く生きてきたよ」って、笑いながら話してくれました。
実の母親のこととばかり思って聞いていたけど、
置いて行かれた子の悲しみを、一番に感じていたのは、幼い弟ではなくて、二回目に、今度は生きて置いて行かれた一番年上の祖母だったのではないか。

海のそばに建つその家は、私の中で、祖母の義理の母が築いたお城のように、黙ってたっています。
祖母は来月で90歳になります。

[2007/02/06 11:25] 家族 | TB(0) | CM(0)

夕方のお散歩 

こんばんは
今日は本当に春の一日でした。

キトリはもう少しで2歳になるゴールデンの女の子。
夕方のお散歩は私と一緒です。

畑のそばの道を歩きながら、
あっちをくんくん、こっちへぐいぐい。
かなりマイペースです。
私はキトリにいっぱい話しかけながら歩きます。

「キトちゃん、早い早い」
「キトちゃん、そっちがいいのー」
「あ、ももちゃん来たよー」
「キトちゃん、ここ気に入ってるね。」

ちっとも聞いている風はありません。

実は、話しかけてる私も、上の空。
「今日ねえ」って言いかけて、話すこと、何にもない。

畑を抜けると、高校の裏門。
そこを入ると、坂道をはさんでドングリの雑木林、草の斜面。
もう一つ門があって、いつも閉まっています。
行き止まり。
しんとして、誰も来ません。

「キトリ、行こ」

また、上の空のまま話しかけます。
ほんとは話したいこと、いっぱいあるのに。

「キトリ、走ろうか」

時々、最後の小さな坂のところで、キトリが笑ってこっちを見てくれます。
[2007/02/05 22:55] 家族 | TB(0) | CM(0)

節分会 

昨日は、久々の吟行で、大聖院の節分会に行ってきました。
人が多くてびっくり。
修験道系のお寺なのですね。星祭りの護摩を納める人、お接待のお蕎麦に並ぶ人、○○太鼓なるパフォーマンス、豆撒きに備えて位置確保する人々…。
今思い出せば、何でそんなところに行っちゃったのか、っていう感じです。
福男福女という人々が出てきて、豆撒きが始まると、なぜか結構一生懸命取っちゃうんですよね。
「福豆」と書かれた小さい袋を三つも取ったので、もういいや、って気がして、後ろに下がって、一緒に来た人に「三つも取ったー」って言ったら、見知らぬおじいさんが、「まだ一つも取ってないから一つちょうだい」って手を出すので、とっさに今取ったのをあげてしまいました。
すると無性に惜しくなって、今あげたのは、きっとあたりだったにちがいないという気がしてくる(くじが入っている)。
もういいや、と思っているのに、近くに豆が飛んでくると、ついすばやく手を伸ばしてしまう。とれないと前へ寄っていく自分がいる。その自分はもはや制御不可能である。
結局五袋ゲット。そのうち、中にくじが入っていたあたりが3つ。
そのくじを持って、福引きひきかえ所に並ぶ。
なかなか列は進まないが、文句も言わず待つ私。
そうまでして、何が欲しいのかと思いつつ、景品をもらわないで帰ろうなんてこれっぽっちも思い浮かばない。連れの中には、一枚もあたらなかったのに、何故かそれに気づかず列にずっと並び続けていた人までいたのでした。
うーん、恐るべし大聖院、恐るべし節分会。
結局欲にまみれた節分会の句は出来ずじまい。当然であった。

[2007/02/04 23:11] 日記 | TB(0) | CM(0)

豆撒きの朝 

おはようございます。
いいお天気ですね。

食卓の上、無骨で丸くて重い器に、昨夜撒き残した豆が残っています。
ずっと前に信楽に遊びに行った時、体験工房で夫が作った器です。
昨夜の宴の跡です。

床に落ちた豆は、あっという間に犬のキトリが食べてしまいました。
食いしん坊のキトリにとっては、いきなり家中に降ってきたごちそうです。
狂喜の体で大急ぎで食べます。
みんなでその様子を見ては大笑いしました。

年の数だけと言われて、まじめに我慢していた子供の頃。
もう、年の数なんて食べられなくなって、ようやく、そんなことどうでもよかったんだって分かる。
それが分かるのに何年かかったことでしょう。

家中の窓を開けて、「鬼は外」と声に出して。
幼い頃は、鬼がかわいそうで、「ふくはうち」しか言えませんでした。

この家の外には、畑や、桜の木、向こうに見える街。
街には、大事な私の友達が住んでいます。
離れたところに、父と母が住んでいます。
遠い遠い街に、昔好きだった人が住んでいます。

鬼は外、といいながら、その人たちのことが思われます。
みんな、豆撒きしたかなあ。
さぼっているのではないかなあ。
一人暮らしだから、とか、忙しいとか、疲れたとか自分に言い訳をして。

今の私は、「鬼は外」と平気で言います。
あちこちの家の豆撒きのせいで、外は鬼であふれかえっています。
まあ、鬼だっているさ。
このくらい豆を撒いたところで、効き目は今ひとつに決まってる。
私が「鬼は外」って言ったくらいで。

今朝、この窓から見えているのは、いつもと同じ畑と、桜の木と、向こうに街。
昨日追い出された鬼たちはどこに行ってしまったんでしょう。

鬼のいる街に、みんな住んでいる。
私も、友達も、父も母も、昔好きだったあの人も。

さ、お茶にしましょうか。





[2007/02/04 10:29] お友達 | TB(0) | CM(0)

豆撒き 

こんばんは
今日は節分ですね。
豆まき、なさいましたか?

思えば、学生時代の下宿でも、必ず豆まきをしていました。
ひとりの豆撒きです。

いるともいないとも知れない鬼。
その鬼が、この小さい部屋から出て行くようにと、寒空のもと窓を開け、
ただ一人、夜の虚空に向かって、「鬼は外~、福は~うち~」という利己的なセリフを口にする。
心細いことこの上ありません。
頼りは、豆の威力を信心する自分?
いいえ、あの頃も、鬼を追うのがかわいそうで気が引けていました。
ただ、自分の中の何かを、試されるような気がしていたのを覚えています。

今、豆撒きは、娘が中心の行事になりました。
そして私は、娘のために豆まき世界を演出する母です。
もう、ひとりの時の心細さはなくなりました。
それって、想像世界の維持という、しんどい仕事を半分放棄し、放棄した分を娘に負わせているのかも。

今日は月がとてもきれいな晩ですね。
明日から春です。
[2007/02/03 21:46] 思い出 | TB(0) | CM(0)

小鳥 

こんばんは。
少し雪が降っています。
こんな日は静かですね。

時々通る道沿いに、古道具屋さんがあります。
比較的広いお店ですが、いろんな品物が歩道にも並べられています。
火鉢、せいろ、大きな瀬戸物の犬、古い着物、立派な意匠の木のついたて、奥の方には黒っぽい水屋箪笥が置かれていました。

ふと見ると、そのお店の横の外かべにそって、鳥かごが、何段か積まれていました。
飼っていた小鳥がいなくなったので、鳥かごだけがここで売られているのでしょう。

それにしても、鳥かごを買っていく人なんているんでしょうか。
だって、どう見ても、どの鳥かごにも、小鳥が、そこにまだ暮らしているように見えるのです。
もちろん小鳥の姿は見えません。
でも確かに、この籠の中には、
長い間そこで、食べたり、歌ったり、眠ったり、夢を見たりして暮らした小鳥たちがいるのです。

赤いえさばこつきの籠。
薄緑の底の薄い籠。
それぞれの鳥かごに、それぞれの小鳥がいて、
ちがう鳥かごではだめなんだろうな、と思いました。

夕方になって、ちょっと冷えてきました。
小鳥たちは、寒がりですが、雪はちょっと珍しくて嬉しいかもしれません。


[2007/02/01 18:50] 未分類 | TB(0) | CM(4)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。