されど、糖質制限の日々(3) 

おはようございます。
週末になりました。
今週末は、楽しいご予定がおありでしょうか。
私は午後、シャンソンを聞きに行こうと思っています。
シャンソン、初めてです。


糖質制限の日々です。

広島そごうの地下1階は、明るくて、楽しくて、いつもいい匂いがしています。
「ユーハイム」、「とらや」、「ちから」のおうどんとおはぎ、「御座候」の大判焼き、「ケーニヒスクローネ」。
ああ、美味しいおやつで、全体が色とりどりです。

立ち止まって、売り場をしみじみ見渡しました。
そして突然気がつきました。
このフロア全部、私が食べられないものばっかり!

不思議なことに、哀しくもなんともありません。
ただ、その状況を目にしているという感じです。

そうです。そういうことなのです。
糖質制限の寂しさ。
それは、甘いものが食べられない寂しさではないのです。
地下一階全部、私にはかかわることができないところ。

食卓に、ご飯茶碗が並ばない暮らし。
子どものころからあたりまえだと思ってきたのとは違う、別の暮らしを生きている、そんな寂しさなのだと思います。

さてさて、そろそろお散歩に行ってこようと思います。

このあたりを飛んでいる蝶々や虫たち、
きっと、
ここは美味しいものばっかりだ!
とか、
こっちは食べられないものばっかりだ、
とか言いながら飛んでいると思います。


[2017/04/22 09:37] 健康 | トラックバック(-) | CM(0)

されど、糖質制限の日々(2) 

おはようございます。
昨日は郵便の日だったそうですね。
昨日は偶然、一通だけお手紙を出しました。

郵便が大好きです。
ポストに入れたら、誰かが運んでくださるなんて、世界はなんていいところ。


糖質制限、40g/日、4カ月になりました。
自分では、まあまあ頑張っていると思います。
甘いものをいただいておりませんのに、自己評価が甘い傾向があります。

それにしても、主食も無くて、根菜も、お菓子も無し。
一体何を食べて暮らしているのか、糖質制限女子。
イメージは、カスミを食べて生きるという、仙人のような女性(美人)。

いえいえ全然違います。
そうです。糖質制限女子は、肉食獣です。
食べ物の中心は、肉魚卵、脂肪。
生々しくも、世俗的な毎日を送っているのです。

では、毎日どんなものを食しているのか。
肉食獣的毎日のメニュー、ご紹介いたしますね。

と、申しましても、特別なお料理があるわけではございません。
糖質を含むものを使わないようにするだけです。

まず、私自慢の大発明メニューをご紹介いたしましょう。
それは、手巻き寿司です。

お海苔に紫蘇の葉を乗せて、お刺身を巻くのです。
お寿司ご飯はありませんが、全く問題ありません。
緑の大葉は、ほとんど糖質を含まない優秀お野菜。
具がたくさんいただけて、かえってよいほどです。

手巻き寿司。
豪華です。
ごちそうです。
簡単です。
自分だけ、ご飯を巻かなければいいので、家族と一緒に楽しめます。
シーチキン巻きは知られていますが、アボガド巻きやチーズ巻きも美味しいです。
是非お試し下さい。
お海苔はぜひ、黒々と厚い上等のお品になさってくださいませね。
オススメです。

小麦粉の変わりはプロテインです。
お魚のムニエルも、鶏のから揚げも、小麦粉の代わりにプロテインを使います。
小麦粉よりお味にコクが出ます。
ただし、焦げやすいので注意です。

サラダの時のお勧めは梅酢ドレッシングです。
MCTオイルを使って作ります。
作り方は、MCTオイルを同量混ぜて、塩こしょうするだけです。
ねたのさんから頂戴した、美味しい梅酢を使っております。
葉野菜とアボガドによく合います。
梅酢は、穀物酢よりもうんと糖質が低いそうです。
糖質制限の友、生ハムや、シーチキンをちらしたり。
いろんなお豆も、少し糖質は高いですが、サラダによく合います。
念のため申し上げますと、マヨネーズも糖質が低いので、OKです。

評判のココナツオイルは、それほど使えていません。
使う時には、カレー粉とか、スパイスとか一緒に使います。
少々糖質がありますが、カシューナッツなどを使って、エスニック料理気取り。
南国気分です。

山と渓谷社『SPICE 実用版 スパイスブック 香辛料の完全ガイド』
ずっと以前に、写真や絵がきれいなので衝動買いした大判の本が家にありました。
今更ながら、内容の充実に驚き、喜んでページをめくっております。

こんな風で40g切っているか、自信がありません。
まあ、何につけ、私のやることは徹底いたしません。
いつもまあまあ、です。

お昼ご飯のメニューにはちょっと困ります。
パンが大好きですけど×。
パスタも、ラーメンも、おうどんも、おそばも×。
軽食、という感じがうまくいきません。
それで、何をいただいているかと申しますと、
お味噌汁と、お野菜炒めとか、です。
この頃のマイブームは、厚揚げを焼いて、おネギを載せて、お醤油、です。
美味しいです。

そんな中、小麦ふすまパンは、福音でした。
幸せの、富沢商店「小麦ふすまパンミックス」(1㎏\1360円)!

パン焼き器で焼きます。
時折、膨らまないことがあってがっかりですが、へっちゃらです。
お味はそれほどかわりません。
バターをたっぷりつけていただきます。
幸せです。
LBTサンドも美味しいです。

体質が変わったのでしょうか、この頃チーズを美味しく感じるように。
お供はもっぱら、アルプス株式会社のお安い赤ワインです。

そういえば、キリスト教のお話などで耳にする‛パンと葡萄酒’。
そのありがたさが、少しだけ分かってきたかも?

罰当たりな発言はこれくらいにして、メニューのお話に戻りますね。

もちろんですが、午前にも午後にも、おやつの時間がございます。
おやつこそ、楽しい毎日を支える重要なポイントです。

定番は、いちごです。
イチゴは果物の中でも糖質が低いのです。
ホイップした生クリームをのせていただきます。

コーヒーゼリーも定番です。
もちろん苺とクリームをのせます。

時折、プロテインクッキーを作ります。
ホイップクリームをつけて、スコーンみたいにいただきます。
作り方も、スコーンと同じ。
バターと一緒に手でこねます。

晴れた日は、小鳥の声が聞こえます。

ショウガ入り紅茶がこのごろのお気に入りです。







[2017/04/21 09:58] 健康 | トラックバック(-) | CM(0)

されど、糖質制限の日々(1) 

おはようございます。
数日前の豪雨で、寒さもの残る日々はすっかり洗われて、あたりは急に暮春の風情となりました。
今は八重桜が満開です。
お近くの春は、いかがでしょう。

糖質制限って、お聞きになったことおありでしょうか。
ダイエットのために、取り組んでおられる方も多いようです。
私は、病気の再発予防のため、糖質制限をすることになりました。

糖質制限って、どうすることかというと、
中心は、白いもの3つをいただかないことです。
白いもの3つは、白米、白砂糖、小麦粉です。
私が好きなものばっかりです。

だから私の食事には、主食がありません。
毎食おかずだけなのです。
お茶碗に白いご飯がないなんて。
これが食事だと納得できない気がします。
食事観のコペルニクス的転換です。
カルチャーショックです。

おいしいものが大好きです。
当然、お料理も大好きです。
健康に気を付けて、お野菜多めの、理想的な食生活をしてきたつもりでした。
それを変えなくてはいけないって…
何だか悔しいです。

それに加えて、糖質の総量規制をいたします。
私の場合は、一日40g以下を目指しています。

糖質は、いろんなものに含まれていますから要注意です。
お野菜にも含まれます。
お野菜をふんだんに使うのがいいと思ってきたのに、今は選びながら控えめに使います。
糖質は、みりんなどの調味料にも含まれています。
お砂糖やみりんを使わないだけでなく、はちみつも、甜菜糖も使いません。

こう申し上げますと、なんだか食べるものがないような気がしてきますでしょう。
そうでもありません。

お鍋も、焼き魚も、ステーキも、OKです。
チーズフォンデュも、アヒージョもOKです。

結局、糖質でなければよいのでございますから、実態は、豪華なお肉やお魚の饗宴の毎日。
ははは。
糖質制限は、贅沢食生活の免罪符になっているのでございます。
大好きなおいなりさんも、ケーキも、お饅頭もいただけませんけれど、大丈夫。
エンゲル係数うなぎ登りにございます。

糖質制限を始めて、4カ月。
捨てられずに持っていた、素敵lなフレアスカートが履けるようになりました。

何事も、まあまあです。



[2017/04/20 11:16] 健康 | トラックバック(-) | CM(2)

課題:好きなことだけして暮らす 

おはようございます。
やっぱり、昨日、ミモザの枝を買ってきました。
無人市ですから、100円。
今日はそれで、リースを作りたいと思います。

先日の卒業式の日は、学科の先生方との会食に始まり、嬉しいばかりの一日でした。
麗しい袴姿のゼミの学生さんたち、
私へのこまやかな心遣いが、今さらのように伝わってきて、本当に素晴らしい若者たちです。
謝恩会を途中退席した私を、最後まで見送ってくれて、本当に感激でした。

久しぶりにお目にかかった学科の先生方は、インフルエンザやら、風邪の高熱やら、ぎっくり腰など、卒業式がやっとという状況の方が数人。
文字通りの満身創痍です。お忙しいのでしょう。
どう見ても一番元気なのは私なのでした。

そんな中、ゆっくり好きなことだけして過ごしてねと、言って下さる学科の先生方。
希有なことと、しみじみありがたく存じました。

というわけで、私の目下の課題は、ゆっくり好きなことをして暮らすことです。

ん?私の好きなこと・・・。

あなたの好きなことって何ですか。
時間がたくさん出来たらなさりたいことは何ですか。

私は、先日から、結構真面目に考えているのですが、まだみつかっていません。
何だかそれも情けない。
そうこうするうちに、おやすみが終わってしまいそう。

或る方から、お金をいただかなくてもできること、を考えればいいと教えていただきました。
家事。
実は私は家事が好きです。
食いしん坊ですから、糖質制限中のお料理も、返って工夫が新鮮で楽しんでいます。
ちょっとイヤになった時は、夫が代わってくれます。
お仕事。
学生さんといると嬉しくなって、テンションが上がってしまうのが問題なくらい。
面倒なこともありますが、あれこれと助けられて、何とかなっています。
研究。
あんまり好きではないけれど、時々すごくやりたくなります。
それに、研究はもともと、直接お金にはなっていません。

結局、どれもお金がいただけなくても、関係ないような気がします。

そうです。
私はもともと、好きじゃないことは、ひとつもやっていなかったのです。

困りました。
好きなことだけやって過ごすというのは、大事な中心的治療行為です。
それが、今までと変わらない生活だとしたら、
大変!再発必至です。
私はどうしても、私が好きなことを探さなければなりません。

そうだ、反対に、好きでないことを止めればいいのです。
私があまり好きでないこと・・・。

髪洗い。
待ち合わせに時間どおりに行くこと。
メールのお返事。

生活に支障が出そうですが、命には代えられません。



[2017/03/15 10:15] 健康 | トラックバック(-) | CM(2)

直感に従う(4) 

おはようございます。
もの干し場の前のサンシュユの木が、黄色いつぼみをつけています。
この花は、私にとって、大事な春の合図の一つです。

明るい春が来ました。

病気治療に関わる不思議なお話の続きです。
これでおしまいになると思います。

*************

1月6日の面談の時、私は主治医の先生に、抗がん剤治療をもうしばらく待って下さるように伝えました。
その時先生は、抗がん剤治療をしなくても、その後の経過観察の定期検査はしてくださるとおっしゃってくださいました。

これはとてもとてもありがたいお話でした。
ビタミン・ケトン療法をして下さる心療内科の先生は、「自分はガンの専門では無いから、検査結果を診る力量は無い」と正直におっしゃって下さっていましたから。
多くの大病院では、治療方針に従わない患者には、それ以後関わらないとするところが多いと聞いています。
放り出された患者は、その後、いわゆる医師に見放されたガン難民になります。
たとえ民間施設で検査は出来ても、その検査結果を診る見識が無ければ、どうしようもないのです。
たくさんのがん患者を診てこられた先生に、経過観察をしていただくことは、何にも代えがたい安心です。
私は心の底からホッといたしました。
今も、先生に感謝の気持ちでいっぱいです。

1月13日、鳥取のお医者さまの待合室で目にして、購入した本。
『がんに負けないこころとからだのつくりかた』(浜口玲央 長谷川充子 和田洋巳)
この本は、イラストつきで、がんのしくみの説明がわかりやすく、かつ学術的でした。
がん三大療法を先頭に立って勧めてこられたがん治療の権威であった和田先生が、大学病院をご退官後、新たに治療を試みられている、その内容が、食事内容を含めて具体的に示されています。
その本は、ビタミンケトン療法とは異なる治療でしたが、やはり、がん治療を、今の医療の外から考えることの大きな可能性を伝えていました。

16日(月)に心療内科に行きました。
気持ちは、鳥取の先生の説明を受けて、ガイドラインどおりの抗がん剤治療を受けることに傾きつつありました。
迷っていると伝えました。
手術をしていただいた病院で、経過観察をしていただけることを伝えました。

先生は、もう一度、必要ないと思うよ。とおっしゃいました。
抗がん剤で治るわけではないからねえ。

先生とは、いつも短い面談です。
先生には、一般に想像する名医の重厚さといったイメージがあまりなくて、そんな重要なご意見でも、どこかさらっとした印象があります。
初めはそれが少し心配でした。

でも、何度か通ううち、そのお人柄やお力が伝わってきていました。
先生は、ただ、今までの医療の考え方の外、全く別のところにおられるのでした。
私は、治療について考える中で、エビデンスと言う言葉をたくさん聞きました。
くだんのガイドラインは、その立場の中でのエビデンスの集積です。
しかし、何が何ののエビデンスかということを考え始めると、全体は揺らぎます。

先生は、お薬の適用などに、とても慎重です。安全の保証の無い高価なお薬は出されません。
それから、一般に、自由診療の費用はとても高額ですが、
先生のところでの、混合ビタミンの点滴は、私のような者にも十分継続的に受診できるありがたい価格でしていただいています。
たくさんの論文もお書きになって居られ、心ある医療者の方々のグループが、果敢に新しい治療を試みられている、その中心に居られる様でした。
私たちが人とその仕事を見る上で、その人が何を大切だと考えているかは、重要な手がかりだと思います。

その帰り道、やっぱり抗がん剤は止めようと思いました。

1月19日、面談の前日。
私は、やっぱり迷っていました。
結局、その日にも、鳥取でのプロテオという検査結果の連絡はありませんでした。
私は、病状をはっきり受け止めるために、結果を待っていました。
手術後まもない私の場合は、C(血中にガンがある)という結果が殆ど自明のことなのでした。

明日の治療方針についての決断について、ずっと迷っていた私に、
夫が、「出来ることは全部やってくれ」と申しました。
私もそのとおりだと思いました。
抗がん剤治療もして、ビタミンケトン療法もする、ということです。
私たちは、結局、そうすることに決めました。

1月20日、面談の日の朝。
もう一度、抗がん剤治療を受けることを確認して、夫を仕事に送り出しました。
午後の面談には、一緒に来てくれることになっていましたから、
私は夫に、また病院でね、と言いました。

その後まもなく、朝の8時過ぎに電話がありました。
鳥取の病院からでした。
プロテオの検査結果についてでした。
診察開始の時間前にお電話を下さったのだと思います。
結果は、A(微量のガンもみつからない)というものでした。
先生にとっても、意外な結果でした。
間違いがあってはいけないので、確認していたため、知らせが遅くなったと言われました。

ただ、呆然といたしました。
どうやら、私の中で、がんは消えているようでした。

夫に急いでメールしました。
実家の両親に電話しました。
娘にも電話しました。
ずっと心配してくれていた友人にメールしました。

午後の面談で、検査のことを伝え、翌週もう一度面談することになりました。
検査は新しいもので、その信憑性についてが問題の様でしたが、私たちは全く分かりませんでした。
検査結果の連絡は、ぎりぎり間に合ったのだと思いました。
抗がん剤は、一旦始めることになると、なかなか止められないと聞いていましたから。

結局、抗がん剤治療をしないことに決めて、今に至ります。

あれから一ヶ月以上たちました。
気が抜けたようになったまま、あっという間に時間が過ぎました。
治ったという実感はあまりなく、再発の不安は今も残っています。

私は今も40グラム/日を目安にした糖質制限の毎日を送っています。
治療効果の目安になるケトン値は、400~900の間を行き来しています。

先生からは、
もう治ってると思うよ。今後は、不安の解消が目標だね。
と言っていただいています。
たぶん、治ったのだと思います。

ところで、初めに、悪いガンだと分かって、とてもうろたえていた時のことです。
私は、すでに学会発表を申し込んでいましたが、とても発表どころではない精神状態でしたので、発表を辞退することにしました。
しかし、ふと、病気のことばかり考えていても仕方がないと思い直し、頑張って学会発表に望むことにしました。
会場には、大学院の時の恩師が、わざわざ聴きに来て下さっていました。
久しぶりにお目にかかる先生のお姿でした。
私はまずい発表の言い訳のように、がんがみつかったことをお話ししました。
その時、先生は他の発表をふいにして、耳を傾けて下さり、私はとても慰められました。
その先生が、また偶然暮れにご連絡を下さいました。
先生はまたお電話口で熱心に励まして下さいました。
私は今、先生の励ましで、今の心療内科の先生に連絡を取る勇気が出たことを思い出しています。
めったにお目にかからない先生が、私を救う神さまのお使いになって、繰り返し現れて下さったのだと思われてなりません。

他にも、娘がもらってきてくれた大阪の神農さん(少彦名神社)のお守りを、一度落として失くしたのに、なぜか夫が拾ってくれていた事件。

まだまだここには書ききれない、たくさんの小さな偶然と、いろいろな方のお気持ちがありました。
そんなこんなが重なって、今の私の状況があります。

今、自分では、すっかり元気になっていると思っています。
相変わらず、これでよかったのか、この先どうなっていくのか、結局は全然わからないまま。
知識も何も無い素人のままで、根拠は自分の直感だけ。

こわいなあ。
でも、それしかないし。
まあ、大体人生ってそんなものかも。

私はこんな調子で、今日の晴れた日曜日を迎えています。

今までにご心配をお寄せ下さった皆さまに、本当に本当に感謝しています。
このたびの病気にかかわるいろいろは、そんなささやかなご縁が重なって今があるということが、身に染みて分かる体験でした。

ありがとうございました。
今後ともどうぞどうぞよろしくお願いいたします。


*************

長いこと、おつきあい下さって、ありがとうございました。
せっかくですので、ご参考までに、初めに挙げました
ケリー・ターナー『がんが自然に治る生き方』に記された、
「余命宣告から「劇的な寛解」に至った人たちが実践している9つのこと」
をここに記しておきますね。
先ほどご紹介した本の和田先生を初め、この本の研究に触発された医療者の方々も少なくないそうです。

1.抜本的に食事を変える
2.治療法は自分で決める
3.直感に従う
4.ハーブとサプリメントの力を借りる
5.抑圧された感情を解き放つ
6.より前向きに生きる
7.周囲の人の支えを受け入れる
8.自分の魂と深く繋がる
9.「どうしても生きたい理由」を持つ

では。
皆さまのご健康とご活躍をお祈り申し上げつつ。




[2017/03/12 11:54] 健康 | トラックバック(-) | CM(4)

直感に従う(3) 

こんばんは。
この頃はいかがお過ごしでいらっしゃいますか。

今日は、お野菜市場にミモザが出ていました。
あの黄色!
花の色に吸い寄せられる虫たちの気持ちが分かるような気がいたします。

私の治療の備忘録について、もっと具体的に書いておいたら、どなたかの参考にもなるよというご意見をいただきました。
なるほどそうかもしれません。
私も 他の方の体験談にずいぶん励まされましたから。

それで、もう少し具体的に書くことにいたしました。
よろしければ、おつきあい下さいませ。

************

暮れに、お電話して、診ていただいたのは、心療内科の先生でした。
先生は私に、「抗がん剤をしないほうがいい」とおっしゃって下さったのでした。

糖質制限と混合ビタミン点滴が、先生の治療方針でした。
鬱病や統合失調症が栄養で治ることのご経験から、がんなどの病気も栄養治療で治ることを発見されたばかりなのだそうでした。
私も糖質制限をすることになりました。
本を読んで下さいと言われました。
以下は勧められた4冊の本です。
 古川健司『ケトン食ががんを消す』(光文社新書)
 荒木裕『ガンを自宅の食事で治す法』(三笠書房)
 小林びんせい『がんになったら何を食べたらいいの?』
 野中秀訓『がんになって、止めたこと、やったこと』

あっというまに4冊読み終えました。
まずは古川先生の本で、ノートを取りながら勉強しました。
並行して、自分が食べているものを記録し、日々どのくらい糖質を取っているのか、確かめることにとりくみしました。
私が目指す日に40グラムの糖質摂取に抑えるには、野菜の糖質さえ計算しながら食事を取らなければなりません。
それでも、明らかながん治療のためのスーパー糖質制限 20g/日 よりはずいぶん楽です。
私の場合は、手術直後の見えないがんとの戦いでした。
私白いご飯が大好きですが、すっぱり諦めました。

1月4日。
宮島での皆さんの励ましのおかげで、すっかり元気になった私は、
その勢いで、本で読んだ小林びんせい先生の連絡先(東京)にお電話しました。
ご著書から、とても信頼できる気がしていたからです。
またまた今までの私にはないびっくり行動力です。

ご指示通りに、相談書を送ると、直ぐにお返事が来ました。
・抗がん剤治療を待って下さるように、主治医の先生に言うこと、
・広島から比較的近くて行きやすい病院を2軒紹介しますから、電話してみるように。

どちらの病院にするかは、電話の対応が自分に合うかどうかで決めるといいですよ。

それは、ちょっと聞くといいかげんなようで、実はとてもよいアドバイスでした。
大事なことを決める時って、そういう風な、自分の‘感じ’って、とても大切なのだと思います。

延期していただいた主治医の先生との次の面談日は20日でした。
どうしてもそれまでに、自分で納得できる治療方針を決めなければなりません。
結局、自分で決めなければならないのです。
私は早速お電話をし、13日に鳥取の病院を訪ねることになりました。

13日はよいお天気で、した。
新幹線で赤穂へ、そして智頭線に乗って、鳥取に向かいました。
大旅行です。
県境あたりから、突然、雪景色になりました。

予定を空けて診て下さることになった鳥取の病院の先生は、お若い先生でした。
先生はこれまでのことをいろいろ尋ねてくださいました。
私は主治医の先生や看護婦さんに言われたことなどいろいろお話しました。

執刀主治医の先生は、穏やかで明るい素敵な女性の先生。
手術後に、先生から言われた治療方針は、抗がん剤6クール。
その治療方針は、先生が広げて見せて下さった、Yes・Noでたどってすすんでいく占いのようなもので、たどりついたところに書かれいました。
先生のおっしゃるガイドラインです。
私の仕事や生活、家族のことなど、主治医の先生とはまだ何もお話していません。
今ここにいる私も、次に来るだれかも、このYes/No占いの少ないパターンによって分けられる、占い結果で治療が決まるのでしょうか。
私には、この占いが私にもあてはまるとおっしゃる理由がよくわかりませんでした。
ガイドラインは市販されているから購入してよく読んで下さいと言われ、帰りに紀伊國屋で購入しました。
結局、いまだに一度も開いていません。

鳥取のお若い先生は、いろいろと丁寧に説明して下さいました。
私はやはり抗がん剤治療を受けた方がいい状況であるということでした。
手術後にも、ガンは、血流やリンパに乗って体内を回っているとのこと。
それをたたくには、保険のきく範囲では、抗がん剤が効果的lだと言われました。

やっぱり結論は抗がん剤なのでした。
でもまあ、おかげでようやく納得することが出来ました。
よしとしようと思いました。
何だかやるせない気分でした。

せっかくここまで来ましたから、お土産がわりに、プロテオという新しい検査をしてみることにしました。
それは、ごく微量のガンも見つけ出す検査で、最近出来たばかりだということでした。
16日(月)に結果を知らせて下さるとのことでした。

それにしても、我ながら感心いたします。
よくもまあ、ある意味東京より遠い鳥取まで、それも雪の中をついて。

帰りは松江まわりで広島に戻ることにしていました。
雪の中を走る山陰本線。
車窓からずっと海岸線が見えていて、よい旅行だったと思いました。


20日の面談まで、あと1週間。

***********

長い間おつきあい下さったのに、やっぱりそれほど具体的になりませんでした。
やれやれです。
申し訳ありません。



入院の時に作った歌二首

繭玉のごと一人ずつカーテンの薄桃色に抱かれて眠る
自然治癒の書に9つの物語魔法と謎と9人の勝者         ここ




[2017/03/08 23:12] 健康 | トラックバック(-) | CM(0)

直感に従う(2) 

こんばんは。
昨日の続きです。
と申し上げたいところですが、前回からなんと20日が経っていました。
たった一夜が何年もという、おとぎ話のような毎日を送っております。

では、、前回の続き、
私に起こった小さいけれどたくさんの不思議についての備忘録です。
長いので、もしよろしければどうぞです。

************

おかげさまで、術後の私は、どんどん元気になりました。
2週間後、今後の治療方針についての面談にも、一人で電車に乗って病院に出かけました。
久しぶりの外出です。
よく晴れた日でした。

私の病状は、意外なことに、あまり良いものではありませんでした。

え?
それはどういうことですか?
抗がん剤なんて、身体に悪い…。

次の面談は、1月6日。
それまで、抗がん剤治療についての決定を待っていただくことになりました。

私は一日中こたつにいて、ネットサーフィンをして過ごしていました。
あいまいな記憶を頼りに、いつかFacebookで見た、「がんが治る」という記事を探したり。
考えることは、ただ堂々巡りするだけでした。

もう年の瀬が迫っていました。
偶然、そのいつか見た記事が見つかりました。
そしたら、いつもの私とは別の、何やら行動力ある私が現れて、その病院にお電話。
数日後には、また一人で電車に乗って出かけていました。

電車は、幼いころ住んでいた明るい海辺の町を通っていきました。

抗がん剤は必要ないと思うよ。

嬉しい先生の言葉でした。
でも、なぜかその言葉は、私の体をすり抜けてしまったように感じました。
結局は不安なままなのでした。

1月4日、面談の2日前。
ねたのさん(静岡)、まき衛門さん(大分)、マチコさん(長崎)が、なんと広島まで会いに来てくださいました。。
ブログがご縁で、今ではすっかり仲良しの私たち。
昨年は、珍道中「お伊勢参り福笑いの旅」、ご一緒いたしました。

みんなで宮島で会うことになりました。
乗船前に、早速ねたのさんが「うえの」のあなごめしを調達。

会えた瞬間から、わあわあおしゃべり。
海の見える桟橋近くの高台に上がって、お弁当です。
長い間いろんなことを話しました。

抗がん剤なんて、しなくていいわよ。
仕事もやめて、のんびり好きなことして暮らしたらいいじゃない。

風もなくて、温かい午後でした。
「凶」が出ることもある厳島神社のおみくじを、恐る恐るひきます。


  薬禁厭定兆(くすりまじないさだめのちょう)  (吉)
  
   病気 十が十治る    」

おみくじの文言は、私の悩みにズバリ答えてくださるものでした。
畏れを感じて、鳥肌が立ちました。

日が短い1月のはじめ、あたりは早くも夕方の気配になりました。
お忙しい中、遠方から駆けつけてくださって、
私のことばかりを一日ただ心配して、励ましてくださった皆さんは、日帰りのご予定。
無償のお気持ち。
私は、これは奇跡だと思いました。

皆さんの温かさに包まれて、私はすっかり元気を取り戻しました。
長らくとりついていた不安も、すっかりどこかに消えてしまって、なんだか爽やか絶好調です。
お調子者の私、いただいたたくさんのお土産を抱えて、意気揚々と帰宅の途に就いたのでございました。

***************

長くなりましたので、また続きは明日にいたします。

表題の「実感に従う」は、前回ご紹介申し上げたケリー・ターナー『がんが自然に治る生き方』に挙げられている、奇跡的寛解を遂げた人に共通する9つの要素のうちの一つです。
その別の一つには、「自分の魂と深くつながる」があります。
これは、信仰や祈りといった、霊的なものを感じるあり方を言っているようです。

あのおみくじの結果は、神様にでも何にでもすがりたい気持ちの私にとっては、十分治療方針についての一判断材料になるものでした。
でもしばらくして、気が付きました。
これは検査結果やいろんなお医者様の意見と同列の、何かの要素とは違う。
神様からの、それもかなりはっきりした、メッセージだと考えるべきではないか。

心配しないでいいよ。応援しているよ。大丈夫。
こんなに知らせているのに、まだ分からないのか。

2度がんになってわかったことは、がんはお医者様のおっしゃる通りの治療を黙って受ける病気ではないということです。
本当はきっと、どんな病気もおんなじですね。
もちろん、治療方針を決定しなければならないのは私だけれど、
注意深く耳をすませば、人の周りは応援のメッセージに満ち満ちているのです。
神様が、私の全体を、見守ってくださっているのです。

私は、とりあえずクヨクヨ心配するのをやめることにいたしました。
何もかもに感謝して、邁進です。

‘がんが自然に治る’という9つの要素のうちの一つ「自分の魂とつながる」は、私の中にこうして訪れました。

ここまで長いお話におつきあいくださってありがとうございます。
また明日、おめにかかります。




退院の後昼永き冬至来る
人日や治療方針決まらぬまま     ここ



[2017/02/19 23:08] 健康 | トラックバック(-) | CM(7)

直感に従う(1) 

こんにちは。
今日はいいお天気ですね。

ずいぶんとご無沙汰申し上げました。
お元気でいらっしゃいまたでしょうか。

私は、なんと昨秋、深刻な病気であると診断されて、手術を受けました。
おかげさまで、よい先生に手術をしていただき、体力もみるみる回復。
いまではすっかり元気です。

考えてみればわずか4ヶ月ですのに、今ではずいぶん昔のような気がいたします。
その間におこったたくさんの不思議なことを、書き留めておきたい気持ちになって、久しぶりにここに参りました。
長くなりそうですが、もしよろしければおつきあい下さい。



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10月。
診断は、初期のガンということでした。
ちょっとがっかりしましたが、初期だし、大丈夫だ、と思いました。
ガンは2回目です。
再発予防のためにといわれて、まじめに飲んでいた薬が、原因の一つだそうでした。

病院を出て、しばらく公園のベンチに座って、ぼんやり過ごした後、本屋さんに行きました。
天神のジュンク堂です。
福岡には、好きな本屋さんが多いですけれど、大きな本屋さんではここが好きです。

新聞広告か何かで見て、何となく気になっていた本を探して買い求めました。
ケリー・ターナー『がんが自然に治る生き方 余命宣告から「劇的な寛解」に至った人たちが実践している9つのこと』
という本です。

話し合って、広島で手術を受けることになりました。
広島の病院で、改めて診察を受けました。
11月末に手術を受けることに決まりました。
病院では、ぎっしりと詰まった予定の中に、無理に手術日を入れて下さったのでした。

お仕事もお休みすることになり、引き継ぎやらなにやらで、いつも以上にお仕事に追われました。
ああ、いつも何でも、締め切り間際にとりかかるようなことだから、こんな大変なことに、という反省しきり。

その間、懐かしいいろいろな方から、お久しぶりの連絡がありました。
こちらから連絡したわけでは全くありませんのに、不思議です。
もしや神様が、お別れをさせようとしておられるのかと、内心怖ろしくなってきたりしました。

高校や大学の同級生とか、高校勤めの時の教え子達、同僚、大学の卒業生、などなど。
電話でお話ししたり、会ったりいたしました。
たまたまでしたが、同僚でガン経験者の先生が、講習会にお誘い下さったりしました。
ガンは大変な病気なのだと、その時になって初めて知りました。

その後の検査の結果は、予想より悪いものでした。
これといった根拠も無く、なぜかまた、大丈夫だと思いました。

いろんな方の協力で、ようやく、面倒なお仕事をほぼ片付けて、無事に休みに入ることになりました。
いつもとても控えめな私のゼミの学生さんの一人が、ごく遠慮がちに、温熱療法がきくのだという話をしてくれました。

最終日には、別の経験者の先生が、チョコレートを持って、お話に来て下さいました。
明治製菓の「チョコレート効果 オレンジ&大豆パフ」です。
その方は、国内外を問わず、ネット上の医学論文を読みあさり、治療方針をご自身で決められたというお話でした。
一見かよわそうな雰囲気なのに、芯から研究者なんだなあって思いました。
ちなみに私は英語、全然ダメです。
日本語の論文もたぶんダメだろうと思いました。

この病気はきっと、病院での治療の他にも、治療がある世界なのでした。
藁にもすがる、という言葉がふと思い浮かびました。

広島に帰って、ぼんやりと電車を待っていたら、目の前の柱に、
「ガンと診断されたら、すぐにご相談下さい。高濃度ビタミン点滴・・・」
という広告。
神様のおしらせかもしれません。
その病院に行ってみることにしました。
今考えると、何もしないでじっと手術を待つ気持ちにはなれなかったのだと思います。

うわさに聞いた高濃度ビタミンの点滴です。
あれ?私ったらそのうわさ、どこで聞いたのでしょう。

その病院は、小さくな家のような病院で、周りの患者さん達が、なぜかみんな明るくて楽しそうでした。
娘にビタミン点滴のことを話したら、「モデルさんみたい!」
へええ。もしかして、キレイになるのか知らん。
うふふです。

娘に、また病気になったことをいうのが、私にとってはとても辛いことでしたが、
娘はちゃんと受け止めてくれました。
初めて涙が出ました。

手術の後のお話では、先生方が心配なさっていた転移は無かったというお話でした。
ビタミン注射の効果でしょうか。
嬉しくて、とても元気になりました。

入院中、病院の一階のドトール・カフェで、偶然友人の由紀子さんに出遭いました。
由紀子さんたら、手術を受けたばかりの私に、「おめでとうございます」って言っていらっしゃいましたよ。
きっと私が、とても嬉しそうだったせいだと思います。


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長くなりました。
続きはまた明日書こうと思います。

梅の花が咲き始めました。
今年は少し早いみたいです。

今日は、お天気がよいので、この辺りを何度もぐるぐるお散歩しています。



お城より高き病室十二月
病棟に屋上庭園冬うらら
クリスマスの飾りナースステーション夜          ここ




[2017/01/31 15:47] 健康 | トラックバック(-) | CM(2)